Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

MAR Y SOL ~ 海と太陽の祭典

2010年09月10日 | 60's,70's Rock
1,MAR Y SOL:The First International Puerto Rico Pop Festival/V.A. (ATCO) 2LP 780円
ほぼリアルタイムで買っていたはずのこのLP。まだ持っていたどうかの記憶も定かでなく、安価で遭遇につき買っておきました。

1972年4月1日~3日にプエルトリコのヴェガ・バハで開催された行われた第一回プエルトリコ国際ポップ・フェスティバルのライヴ盤。当時日本ではワーナー・パイオニアから出ていて「海と太陽の祭典」なる邦題だったと思います。

今聴くとこれがどれもが結構な熱演続きで一気に全部聴いてしまいました。70年代初め当時ならではのブルース、Nitzingerの"Texas Blues/Jelly Roll"なんかもうベタベタなんですがあの頃を知るものにとっては正にツボ! 今頃気が付きましたがカクタスの4枚目「'Ot 'N' Sweaty(汗と熱気)」に入っていたライヴ・テイクはこの時のものだったんですね。

本盤、何故か未だに未CD化の様子。さすがにこれだけのメンツとなると権利クリアが難しいのでしょうか。

このフェスティヴァルの出演者は下記の通り。
Alice Cooper
Allman Brothers Band
Banda del K-rajo
B.B. King
Billy Joel
Brownsville Station
Cactus
Dave Brubeck
David Peel
Dr. John
Elephant's Memory Band
Emerson, Lake & Palmer
Faces
Goose Creek Symphony
J. Geils Band
Jonathan Edwards
John Baldry
Herbie Mann
Mahavishnu Orchestra with John McLaughlin
Nitzinger
Osibisa
Puerto Rico 2010
Robert Jazz Band
Rubber Band
Stonehenge
詳細はオフィシシャル・サイトにて。

で、本盤に収録されたのは以下。
Side 1
J. Geils Band - Looking for a Love
The Mahavishnu Orchestra with John McLaughlin ・The Noonward Race
Dr. John ・Wang Dang Doodle

Side 2
B.B. King ・Why I Sing the Blues
Osibisa ・Do you Know
Cactus ・Bedroom Mazurka

Side 3
The Allman Brothers Band ・Ain't Wastin・Time No More
Emerson, Lake & Palmer ・Take a Pebble/Lucky Man
Nitzinger ・Texas Blues/Jelly Roll

Side 4
Jonathan Edwards ・Sometimes in the Morning
Jonathan Edwards ・Train of Glory
John Baldry ・Bring My Baby Back
Herbie Mann ・Respect Yourself

Mar y Sol Pop Festival - Movie Clip


09) Texas Blues/Jelly Roll - Nitzinger @ Mar y Sol Festival


13) Respect Yourself - Herbie Mann @ Mar y Sol Festival



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3 コメント

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出演者 (Gravenites)
2010-09-10 22:42:09
この出演者の顔ぶれの多彩さはちょっと比がないくらいですね。有名どころからマニア向けまで全部揃えましたという感じです。

ジャズからはハービー・マンやマハビシュヌが出るのはわかりますが、デイブ・ブルーベックとは驚きです。でもブルーベックってライブではレコードと違ってかなり熱い演奏をするのでその場に合っていたことでしょう。

しかし数多く催された当時の大規模フェスティバルの中でもその多彩さでは特出していました。
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Unknown (しみへん)
2010-09-11 07:55:06
映像があるようですが、映画になってたんでしょうか?そうだとすれば、演奏映像は是非見てみたいです。
 ところで最近でた
http://www.amazon.co.jp/Ultra-Sonic-Boogie-Live-1971/dp/B003O5MORU/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1284159036&sr=8-1
はもともとブートで出ていたと言う事なんですが、どうなんでしょう?
ブートに詳しくないもので・・・。
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海と太陽の祭典 (Jahking@管理人)
2010-09-11 11:50:37
>Gravenitesさん
そう、やっぱり目をむくのはディヴ・ブルーベックですよね。60年代の初め頃まではキャンパスでは大人気だったといいますが、ウケはどうだったのか、大いに興味ありますね。ジェリー・マリガンがフロントという編成で、上記にリンクを貼ったオフィシャル・サイトを良く見たら写真だけでなく音までありました。
http://www.youtube.com/watch?v=zVnoHSxyv6g

>しみへんさん
上記に貼ったYOUTUBE映像は記録用の8mmのようです。とあるサイトでこの時のELPの映像というのを見たことがありますが、どうなんでしょう、映画にまではなっていないのではと思いますが。
カクタスの「Ultra Sonic Boogie」ですが、確かに同名/同内容のCD-Rブートが出ていました。
それ以前に出回っていた「Slashing!」なるタイトルも同音源を使ったものではないかと思います。
それはかつてこちらで取り上げています。
http://blog.goo.ne.jp/jahking/e/a656583f55633de5408591fecedb1501
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