Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Hepcats Jump Music Again

2019年07月26日 | Blues,R&B,Gospel
1,Hepcats Jump Again/MitsuyoshiAzuma and The Swinging Boppers (Dead Ball/Vivid Sound) 1CD 550円
今も活動を続けている日本が誇るジャンプ・ブルース・バンド、吾妻光良とスインギン・バッパーズ1988年のセカンド・アルバム。元々はLPでのリリースだったと記憶しますが、入手盤は1991年に出たCDです。
90年代に入ってビクターに移籍しますが、丁度その頃だったと思いますが一度だけ高円寺でライヴを観たことがあります、とにかく破格に楽しいステージで大いにも盛り上がったのと吾妻氏のT-ボーンやゲイトマウス・ブラウンを彷彿とさせるパキパキ/キレキレのギターにノックアウトされたのを記憶しています。

で このセカンド・アルバム、いやまぁ楽しいことこの上なく"極楽パパ" "昔つきあっていた女" "あの娘のうちは千葉のむこう" "ゴミの日来るまで"の日本語曲はユーモアがあって悲哀があって最高。


Swingin Boppers



極楽パパ- 吾妻光良 & The Swinging Boppers



吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ T・Town Blues&ほんじゃね




吾妻光良 & The Swinging Boppers ゴミの日来るまで




吾妻光良&The Swinging Boppers "最後まで楽しもう"



吾妻光良 & The Swinging Boppers [NO MUSIC, NO LIFE. メイキング]










2,Playful Baby/Wynonie Harris (Route66) 1LP 450円
スエーデンのブルース・リイッシュー専門レーベルMr R&R Recordsの傍系レーベルで主にジャンプ・ブルースをリリースしていたRout66からのライノニー・ハリス。
吾妻光良とスインギン・バッパーズの上掲盤ですが、刷り色から中のライナーまで英語にしたりしてこのRoute66レーベルのジャケットを元にして作ったと聞いた記憶が。

ワイノニー・ハリスというと"Good Rockin' Tonight"ですね。70年代にKingが出していた「Good Rockin' Blues」をよく聴いていたものでした。で 本盤は1945~1954年の音源を集めたもの。

A1 I Gotta Lyin' Woman
A2 Playful Baby
A3 Rebecca's Blues
A4 Take Me Out Of The Rain
A5 Everybody's Boogie
A6 Papa Tree Top
A7 Lollipop Mama
A8 Ghost Of A Chance
Side B
B1 Married Women - Stay Married
B2 Do It Again, Please
B3 Triflin' Woman
B4 Night Train
B5 Bring It Back
B6 Nearer My Love To Thee
B7 Git With The Grits
B8 Good Mambo Tonight


Wynonie Harris


Wynonie Harris


Wynonie Harris



Wynonie Harris Lollipop Mama




Wynonie Harris Married Women Stay Married




WYNONIE HARRIS - Good Mambo Tonight


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5 コメント

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Unknown (uni)
2019-07-26 13:32:08
BBなどブルース全盛期を彷彿とさせてますね。
凄いバンドです。
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吾妻 光良とSWBB (woopy)
2019-07-26 15:06:05
一度ライブを見てみたいバンドなんですが残念ながら
未見です。以前フリーライブを年に一回やっていたような記憶が、まだやってるんですかね。こおゆうバンドは大げさですが日本の音楽界にとっても価値がありますよね。
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Re:吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ (Jahking@管理人)
2019-07-26 19:18:59
70年代のウエストロードが活動を始めた頃のブルースブームの次の世代というイメージですね、ブレイクダウン、ブルーヘブン、ローラーコースターとか。これらのバンドとも吾妻さんは交流がありましたよね。やはり高円寺でブルーヘブンとか妹尾隆一郎さんとかと一緒に演っていたのを観たことがあります。
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WYNONIE HARRIS (t-izu)
2019-07-28 17:16:36
この人を初めて聴いたのは、今からうん十年前(こればかりで恐縮です)高校進学直前の春休みに新宿DUで入手した『JUMP BLUES』という英Polydor盤でした。ここまで鮮明に記憶しているのは、実はハリス氏のA面ではなくB面に配されたEddie Vinsonにぶっ飛んだからで、そのしゃくり上げ、時に声がひっくり返ったりするヴォーカル・スタイルにすっかりやられました。このヴィンスンの破天荒ぶりに比べるとA面のハリスは当時いささか大人しめに感じられ今一つだな、とうのが当時の未熟な感想でした。
今思えば、それぞれ一級のシャウターであるものの、ヴィンスンの方には当然ながら中西部ジャズの素養が、ハリスの方はよりR&Bよりの資質を持ったシンガーだったことが理解されます。
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Re:Wynonie Harris (Jahking@管理人)
2019-07-28 17:55:01
>t-izuさん
中学3年生でハリスとヴィンソン体験ですか!それは凄いですね!
ハリスとヴィンソン、奇しくも私も同じ体験をしています。上にも書いたKing/Gusto盤の「Good Rockin' Blues」とエデイ・クリーンヘッド・ヴィンソンの「Cherry Red Blues」を一緒に買いまして。感想はまったくt-izuさんと同じでしゃくりあげのヴィンソンに軍配でした。
パワフルで強烈なノドを駆使した直情型のボーカル・スタイルのハリス、今聴けばよく歌うホーン陣にサックス・ブロウ(ワーデル・グレイまで参加している!)、N.Y.スタイルのジャンプR&B、こっちも最高ですね。
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