Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Sky (1970) - The Fireballs (1968)

2019年05月18日 | 60's,70's Rock
1,Don't Hold Back/Sky (RCA Victor) 1LP 550円
このジャケットはよーく覚えています、71年当時日本ビクターが出していましたね。シングルも出ていたのだそうですが少しは売れたのかしらん? 

デトロイト出身の3人組、どこでどーしたのか当時ストーンズを手掛けていたジミー・ミラーの目に留まってロンドンのオリンピック・スタジオで録音された一作。プロデュースはジミー・ミラーにスプーキー・トゥースのゲイリー・ライト、それにエンジニアで知られるアンドリュー・ジョンズ。で 録音を手伝ったのでしょうドリス・トロイ、ボビー・キーズ、ジム・プライス、アラン・ホワイト、クリス・ウッド、ゲイリー・ライト等々の名がSpecial Thanksに。

こんなスタッフに囲まれてのデトロイト3人組、はてどんな音が? 1曲目からしてモロにストーンズ! ギターのリフから女性コーラスまでもうまるで。聴き進めればまぁそうでもないかなとは思いつつもイギリスのサウンドだよなぁ、と。このスタッフ制作ですから納得の音ではあるのですが、バンドをわざわざデトロイトから呼び寄せなくとも.....とか素朴に思ったりして。

で もう一つ驚いたのは(と云っても知らぬは我ばかりなんですけど)、このスカイでベースを弾いているダグ・フィージャーなるお方、後にあの"マイ・シャローナ"のザ・ナックを率いることになる人なんだそう。

デトロイトのトリオと云うことだけでジャケットの雰囲気からもてっきりハードなギターサウンドが出てくるのだろうなと思い込んでウン十年、なんとまぁと結末でした(笑)


Sky - Don't Hold Back (1970 vinyl rip) 🇺🇸 Power Pop [Pre-Knack]










2,Bottle of Wine/The Fireballs (Atco) 1LP 550円
50年代後半から活動していたニューメキシコ出身のボーカル&インストゥルメンタル・グループ。ボーカルのジミー・ギルマーをフューチャーしての63年の大ヒット"Sugar Shack"とこの67年の大ヒット"Bottle of Wine"で知られますね。インスト曲として知られるの"Torquay" "Bulldog"も彼らのヒット曲。

で 本盤はその67年に全米9位まで上った"Bottle of Wine"(トム・パクストンの作ですって!)をフューチャーした68年リリースのアルバム。
時代を反映したややガレージ風のロックンロールがかっこいいアルバム。


Fireballs


Fireballs


The Fireballs - Bottle of Wine (Official Audio)


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2 コメント

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Unknown (uni)
2019-05-19 08:08:47
スカイ Voが女性なんですかね?
スカスカで聞きやすいですね。
それにアトコ ブルースを集めていた時に出会った懐かしいレーベル
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Re: Sky (Jahking@管理人)
2019-05-19 08:28:38
いや、歌っているのが後に"マイ・シャローナ"を歌うダグ・フィージャーさんだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=M2mLnW3O_Dk
この写真をみると確かに真ん中の人は同一人物に見えますね。

Atcoレコード、私には何といってもヴァニラ・ファッジ、アイアン・バタフライ、クリーム/ブラインド・フェイス、バッファロー・スプリングフィールド、カクタス、ベン・E・キングを輩出したレーベルとして思い起こされます。
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