寺内タケシとブルー・ジーンズ1966 - 1975

最近仕入れた寺内御大のLPをいろいろと。ブルー・ジーンズ編。

1,ビート！ビート！ビート！Vol.4/寺内タケシとブルー・ジーンズ (King) 1LP 350円
66年１月発売、ビート！・アルバムの第４集。3年ほど前にも取り上げていますが、それは70年代に入って出た再発盤でした、今回ようやくオリジナルのペラジャケ盤を安価で購入。
過去記事はこちらをご参照。

Side A
1.ビートNo.1 (ミザルー)
2.ワイプ・アウト
3.太陽のかけら
4.星への旅路
5.ロッカバイ・ラグ
6.アウト・オブ・リミッツ
Side B
1.悲しき旅路
2.キャラバン
3.夜霧のしのび逢い
4.夜路
5.月下のチャペル
6.ハートで歌おう

ちょっと面白かったのでどうでもいい戯言を一発。
１曲目に入っている"ビートNo.1 (ミザルー)"、"ミザルー"と云えば何といってもディック・デイルの代表曲、が、ここではカリフォルニアはオレンジカウンティ出身のサーフバンド、ライヴリー・ワンズの演奏したこの曲が日本でシングルカットされた際に付けられた邦題"ビートNo.1"が採用されています。ライヴリー・ワンズもブルー・ジーンズも同じキングから出されていたからという気もしますが、65年当時の日本ではディック・デイルの"ミザルー"は知られていなかったようですね。









2,夜明けに向かって歩く:寺内タケシ・リサイタル (キング) 2LP 550円
75年12月発売　同年９月のコンサート実況録音盤。
もちろんバックはブルー・ジーンズですが本盤にはどこにもブルー・ジーンズの表記は無し。寺内御大の総合プロデュース・コンサートということなのでしょう。ギター4本にツインドラムス編成のブルー・ジーンズ、ルーパス・グランド・オーケストラ、クレモナ・ストリングス、尺八に琴、これを背に御大弾きまくります。

Side A
1.テリーのテーマ
2.フライング・ギター
3.エル・クンバルチェロ
4.ラ・クンパルシータ
5.オリエント
6.カラハリ砂漠の印象
7.アンチェインド・メロデイ
Side B
1.日本民謡メドレー(ノーエ節～佐渡おけさ～ひえつき節)
2.ブルースター
3.運命
4.津軽じょんがら節
Side C
1.羅生門
2.日本百花僚乱
3.楢山飾考
Side D
1.輝く星座～レット・ザ・サンシャイン・イン
2.明日に架ける橋
3.ある愛の詩
4.ウナセラディ東京～愛のフィナーレ
5.シバの女王
6.ゴッドファーザー「愛のテーマ」

1975/09/23 神奈川県立県民ホール実況録音












3,歌のないエレキ歌謡曲 想い出まくら/寺内タケシとブルーー・ジーンズ (キング) 2LP 350円
記録では上掲盤と同じ75年12月発売、同じ月に2枚組のLPを同時に発売するとは何とまぁ強気な商法、それだけ人気があったってことの裏返しとも云えるのですが。一昨年まんまこのフォーマットでCD化されています、今でも一部のファンには根強く有効なのですね。

Side A
1.心のこり
2.ロマンス
3.想い出まくら
4.時の過ぎゆくままに
5.やすらぎ
Side B
1.港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(お山のヨーコ・イバラギ・フクシマ)
2.人恋しくて
3.千曲川
4.お前に惚れた
5.中の島ブルース
Side C
1.「いちご白書」をもう一度
2. みれん心
3. 夕立のあとで
4. 深夜劇場
5. 北へ帰ろう
Side D
1.傾いた道しるべ
2.天使のくちびる
3.神さまお願い
4.白い靴下は似合わない
5.よこがお