Soul Vocal Groups 3種

ということでソウル・ボーカル・グループ物を3枚仕入れました。

1,The Battle of the Champions : The Temptations Vs The Four Tops(Motown) 1,350円
83年、"In Celebration of Motown's 25th Anniversary and the Emmy-Award winning NBC Terleviion Special,'MOTOWN 25 YESTERDAY,TODAY,FOREVER'"ということで出されたプロモ・オンリー盤です。A面のテンプスは"Back to Basics"からの5曲、B面のフォートップスは"Back Where I Belong"からの4曲が収録されています。
しかし、この頃のテンプスは凄いです。目くるめくハーモニーに強力リード・ボーカル。一方フォートップは一時期離れていたモータウンへのカムバック作なのですが、テンプスの好調さに較べると分が悪いです。確かこの後またまたモータウンを離れることになったと思います。


2,same/The Dells(Cadet) 400円
あまりにシンプルなジャケとタイトルの73年盤。プロデュースにドン・デイヴィスを迎えた大傑作。1曲目から7分を越える濃厚スロー物、こっからして自信が伺えますがB面ラストのスティーブ・マンチャのカバー"Don't make me a storyteller"までもう一気に聴かせます。こんな音楽に身を委ねていると時を忘れます。至福の喜び。

3,The First Time We Met/The Independents(Wand) 600円
男性2人に女性1人のシカゴの3人組、その3人が公園で手をつないで散歩という構図のジャケット。そしてレーベルがSepter（ジョー・サイモンがいましたね）系のWand。そんなことでポップ系のグループだと勝手に判断して敬遠していたこのアルバム。
聴いてびっくり！　こんなディープな歌とハーモニーが出てくるとは。1曲を除いてすべてスロー、おまけに曲が素晴らしい（自作多し）、相当な実力者のあつまりでした。これまた至福の喜び。