Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Sonny Boy Williamson in Paris 1963

2015年10月20日 | Blues,R&B,Gospel
1,same/Sonny Boy Williamson (Vogue) 1LP 514円
原盤はフランスVogueですが入手盤は70年代半ばに今は亡き東宝レコードから出た国内盤です。
1965年に亡くなったソニー・ボーイⅡのしたたかにワイルドなブルースはヨーロッパで大人気、そのきっかけになったのが1962年から始まった「アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバル」の63年の第2次、翌年64年の第3次同フェスティバルへの参加でした。

本盤はその63年のフェスティバルで渡欧中にパリはBlue Barなるクラブで63年の12月1日にライヴ録音されたもの。3曲にメンフィス・スリムのピアノが付きますが、その他はソニー・ボーイ一人によるハープ吹き語り。ほぼ全曲スローでキメるのですが緩慢なところは微塵もないソニー・ボーイの世界、人をはぐらかすような絶妙なハープに実にいやらしい唄い方のボーカル、うーん、これがソニー・ボーイ。大好きです。

Side A
1. The Skies Are Crying. *
2. Your Funeral And My Trial.
3. Explain Yourself To Me.
4. Nine Below Zero. *
Side B
1. Fattening Frogs For Snakes. *
2. My One Room Cabin.
3. Getting Out Of Town.

Sonny Boy Williamson - Vocal/Harp
Memphis Slim - Piano *



Sonny Boy Williamson & Memphis Slim - In Paris 1963



Sonny Boy Williamson - Keep it to Yourself



Sonny Boy Williamson Im A Lonely Man

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2 コメント

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Unknown (t-izu)
2015-10-21 15:21:44
あぁー、確かにこんなアルバムが出てましたね。他にビッグ・ビルやメンフィス・スリムのパリ録音も有ったような。とは言え時はブルーズ・ブームの真っ只中。ヴィクター、東芝、トリオにソニーと怒涛の如く発売されるタイトルを追いかけるのに精一杯でとてもここまで手が廻りませんでした。
正直、今回聴かせてもらわなければ、今レコ屋で見つけてもスルーしちゃったんじゃないかと思います(笑)。
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Re: (Jahking@管理人)
2015-10-21 20:58:11
ホント、その通りで、当時はヨーロッパ録音のブルースまでは手が廻らなかったですね。記憶にあるのは東宝からのパリ録音のVogueレーベルもの、日本コロンビアがEverest経由で出していたアムステルダム録音のStoryvilleレーベルものあたりですかね。

当時は日本ビクターからChess、トリオからDelmark、Arhoolie、東芝からLiverty傘下のImperial等々、ソニーからはColumbia系、で、しばらくするとP-VineとVivid Soundが現れて...とこんな状況ですからおっしゃる通りこれで精いっぱいでした。

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