Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Last Kiss

2014年11月05日 | 50's 60's Oldies
1,Last Kiss/J.Frank Wilson & the Cavaliers (Josie) 1CD 1,028円
パール・ジャムのエディ・ヴェダーはフリーマーケットで二束三文で売られていたシングルでこの"Last Kiss"を知ってカバーしたというエピソードが非常に印象的。
65年の時点で日本盤シングルも出ていたこのJ.フランク・ウィルソンとキャバリエーズの"ラスト・キッス"、が、この曲を知ったのは恥ずかしながらそのパール・ジャムのカバーを聴いて。時は1999年だったか。いやもう琴線触れまくりでパールのもウィルソンのも一時期狂ったように聴いていました、この曲。

父親の車を借りてデート中に起きた事故で彼女を死なせてしまった男を歌ったのがこの"ラスト・キッス"。元々は白人ソウル・マンのウェイン・コクランが61年に吹き込んだもので、これはさして評判にならず、64年に再録音されたのがこのJ.フランク・ウィルソンとキャバリエーズのヴァージョン、ただLe Camレーベルに吹き込まれたものとTamaraレーベルに吹き込まれたものと2ヴァージョン存在して、全米2位にまで上っる大ヒットとなったのは前者のJosieレーベルが全国配給を行ったもの。で そのヒットを受けてJosieレーベルから発売されたのが本アルバム。

よもやこのアルバムが今になってオリジナル・ジャケットでそれも1,000円という廉価で発売されるとは! 発売前から予約しちゃいました(笑)

それまでに出ていたCDはこちらで取り上げた2枚、結局のところ、今回入手のオリジナル・アルバムと翌65年のシングルオンリー曲"Dreams of a Fool"があれば先ずはいいかかな、という印象。総じていえばブリティッシュインベイジョンの影響を受ける以前の甘く切ない素朴な南部ローカル臭をも含んだアメリカン・ポップス。悪くないです。


J. Frank Willison and the Cavaliers Last kiss Good Quality
 


"DREAMS OF A FOOL"...J. FRANK WILSON



J Frank Wilson - Kiss And Run (Bobby Skel) - With The Cavaliers







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4 コメント

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Unknown (t-izu)
2014-11-08 16:17:23
3分間のポップ・ソングを視覚化したジャケットが良いですねぇ。いささかチープではあるもののノスタルジックで甘酸っぱい感じが堪りません。
Tymesの『Woderful Time』とかBarbara Lewisの『Baby, I'm Yours』等々も似たような意味で好きなジャケですが、この辺は黒人音楽ファンには評判悪いんでしたっけ。
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男と女の屋外ジャケ (Jahking@管理人)
2014-11-08 17:35:48
大好きなジャンル(?)に入るジャケットです。

黒人ものだと下記なんかが思い浮かびましたが、いずれも100点満点。これなんかも黒人音楽ファンには評判良くないのかなぁ?

https://www.flickr.com/photos/khiltscher/3231615863/

http://www.popsike.com/The-King-Pins-Rare-Black-King-Label-Lp-It-Wont-Be-This-Way-Always-1963/230729052437.html
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Unknown (t-izu)
2014-11-08 20:59:51
黒人音楽のジャケなのに白人が使われている、というのが悪評の元とすれば、この2枚はオーケーじゃないでしょうか。
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悪評の元 (jahking)
2014-11-09 03:31:19
なるほど、そういう事ですか。乙女ジャケは大好きなので黒くても白くても余り気にならないのは鈍感過ぎるのかも、ですね。
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