Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Seekers 1964

2023年05月25日 | Country,Bluegrass,Folk Song

same title / The Seekers (Thre World Record Club) 1964

2018年に下記で取り上げた1963年のデビューアルバムに次ぐ2枚目のアルバムを見付けました。オーストラリアから渡英するかしないかの時期の録音かと思います。https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/d5914fa771405b3dcdb53b2cf4e5d1e3

そのデビュー盤のレビューで「まだ紅一点ジュディス・ダーラムがリードを取る曲は限られていてるという意外なツクリで、曲はトラディショナル/スピリチュアルを中心にした非常に素朴なもの。例えばPP&Mとかよりもより素朴な印象。女性ボーカルにギター、バンジョー、ベースという編成からもピート・シガーも在籍していたウィーバーズを思い起こします。
後のジュディスのボーカルを中心としたフォークンポップン・ナンバーを想定して聴くとツライかもしれませんが、私のようにある程度シーカーズに興味を抱くものには聴けて良かった一枚ではありました。」

と書いていたのですが、この2枚目ももほぼ当てはまります、ただ取り上げている曲が"ダニー・ボーイ" "ウァルチング・マチルダ" "レモン・ツリー" "500マイル" "コットン・フィールズ" "ガッタ・トラベル・オン" 等々とよく知られたものが多いのでより聴きやすくなっている印象です。まだまだ、習作期ではあるものの丁寧な演奏にコーラス、ジュディスのエンジェルヴォイスにやっぱり魅せられます。

 




The Wreck of the Old 97 (Stereo) (2009 Remaster)
 
 
Waltzing Matilda (Stereo) (2009 Remaster)
 
 
The Seekers Plaisir D`Amour.wmv
 
 
With My Swag All on My Shoulder (Stereo) (2009 Remaster)
 
The Seekers - Cotton Fields
 

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5 コメント

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Unknown (uni)
2023-05-26 08:34:04
本当ですね。日本で流行った頃の音とは大違い
The Wreck of the Oldなんて「走れコータロー」が始まるのかと?(笑)しかしこの頃のジャケットは良いです。
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Unknown (uni)
2023-05-26 08:34:05
本当ですね。日本で流行った頃の音とは大違い
The Wreck of the Oldなんて「走れコータロー」が始まるのかと?(笑)しかしこの頃のジャケットは良いです。
返信する
Re:The Seekers (Jahking@管理人)
2023-05-26 08:56:12
そうですね、もう素朴な素朴なフォークソング。
お控えなすってポーズのジュディスが堪りませぬ!ね。
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World Record Club (Gravenites)
2023-05-27 00:37:01
これはレコード・クラブとなっており、既発売のものを会員配布用にプレスしたものと思いきや、このレーベルでしか出ていないものあり、今回のも他のメインのレーベルからのものはないようです。私の持っている英国ジャズのこのレーベルからも同様でした。
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Re:World Record Club (Jahking@管理人)
2023-05-27 08:52:27
補足情報有難うございます。
レーベル名からも頒布会専用レーベルかと思いきや仰る通りそうでは無いものもリリースしている英国はサリー州はリッチモンドの会社のようです。
で、本盤ですが、彼らの本国オーストラリアのW & Gレーベルからファーストアルバムが出ていて、このセカンドもこのレーベルからも出ています、ジャケット写真は同じセッションで撮られたもののようです、そういうことからもこのセカンドはまだオーストラリアで制作されたもののようです。英国ではこのWorld Record Clubからリリースされました。
翌年65年のアルバム「A World Of Our Own」から英Columbiaの専属になったようですね、ここから一気に我々がよく知るポップンフォークのシーカーズ聴けます。
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