same title / The Seekers (Thre World Record Club) 1964
2018年に下記で取り上げた1963年のデビューアルバムに次ぐ2枚目のアルバムを見付けました。オーストラリアから渡英するかしないかの時期の録音かと思います。https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/d5914fa771405b3dcdb53b2cf4e5d1e3
そのデビュー盤のレビューで「まだ紅一点ジュディス・ダーラムがリードを取る曲は限られていてるという意外なツクリで、曲はトラディショナル/スピリチュアルを中心にした非常に素朴なもの。例えばPP&Mとかよりもより素朴な印象。女性ボーカルにギター、バンジョー、ベースという編成からもピート・シガーも在籍していたウィーバーズを思い起こします。
後のジュディスのボーカルを中心としたフォークンポップン・ナンバーを想定して聴くとツライかもしれませんが、私のようにある程度シーカーズに興味を抱くものには聴けて良かった一枚ではありました。」
と書いていたのですが、この2枚目ももほぼ当てはまります、ただ取り上げている曲が"ダニー・ボーイ" "ウァルチング・マチルダ" "レモン・ツリー" "500マイル" "コットン・フィールズ" "ガッタ・トラベル・オン" 等々とよく知られたものが多いのでより聴きやすくなっている印象です。まだまだ、習作期ではあるものの丁寧な演奏にコーラス、ジュディスのエンジェルヴォイスにやっぱり魅せられます。
The Wreck of the Old 97 (Stereo) (2009 Remaster)
Waltzing Matilda (Stereo) (2009 Remaster)
The Seekers Plaisir D`Amour.wmv
With My Swag All on My Shoulder (Stereo) (2009 Remaster)
The Seekers - Cotton Fields
The Wreck of the Oldなんて「走れコータロー」が始まるのかと?(笑)しかしこの頃のジャケットは良いです。
The Wreck of the Oldなんて「走れコータロー」が始まるのかと?(笑)しかしこの頃のジャケットは良いです。
お控えなすってポーズのジュディスが堪りませぬ!ね。
レーベル名からも頒布会専用レーベルかと思いきや仰る通りそうでは無いものもリリースしている英国はサリー州はリッチモンドの会社のようです。
で、本盤ですが、彼らの本国オーストラリアのW & Gレーベルからファーストアルバムが出ていて、このセカンドもこのレーベルからも出ています、ジャケット写真は同じセッションで撮られたもののようです、そういうことからもこのセカンドはまだオーストラリアで制作されたもののようです。英国ではこのWorld Record Clubからリリースされました。
翌年65年のアルバム「A World Of Our Own」から英Columbiaの専属になったようですね、ここから一気に我々がよく知るポップンフォークのシーカーズ聴けます。