Piano Piano Piano Part-3

1,Escalator Over The Hill/Carla Bley (JCOA) 3LP 840円
Paul Hainesなる人の戯曲を68年から71年の3年間をかけて録音、まとめ上げられた3枚組の大作。当時のカーラ・ブレイの旦那マイク・マントラーをはじめガトー・バルビエリ、ドン・チェリー、ラズエル・ラッド、ジョン・マフラグリン等々JCO周辺のジャズメンからジャック・ブルース、リンダ・ロンシュタット、ポール・ジョーンズまでが参加。フリー・ジャズの咆哮からギンギンのコンテンポラリー・ロック、難解オペラ風までなんとも一筋縄ではいかないアルバム。
私は単純にJack's Traveling Band（J.マフラグリン、J.ブルース、C.ブレイ、ポール・モチアン）の目くるめく演奏に酔ったり、ガトーの咆哮等を楽しんでいます。





2,Copenhagen and Haarlem/Paul Bley (Arista Freedom) 2LP 200円
カーラ・ブレイの元の旦那、ポール・ブレイのアリスタが75年に出した2枚組ですが、中身は65年にFontanaからでた「Touching」と66年にPolydorから出た「Blood」をカップリングしたもの。
いずれもピアノ・トリオもの。バリー・アルトシュルの微妙なスィング感のドラムスと冷徹なピアノのからみが聴きもの。意外に聴きやすいものでした。　




3,Live/Return to Forever (CBS Sony) 4LP 500円
77年全米ツアー最終地のN.Y.はパレイディアム・シアターでの2日間の公演をまとめた4枚組。今ではどこでもこの程度の価格で売ってる人気薄盤。
価格に釣られて買ってはみたものの、自分にとってのこのバンドは"Captain Marvel"の入っている2枚目で終わっているのを再確認したに留まるものでした。