
8月に入って夏本番(とか云いながら台風の影響でこのところ不安定な天気が続きますが)、最近買った涼し気なジャズを2枚。
1,Like Cool:the Contemporary Trombone of Eddie Bert (Somerset) 1LP 850円
主に50年代に活躍していたトロンボーン奏者エディ・バート、Savoyでのリーダー作のほかモンクやミンガスのサイドメンで入った盤が知られるかな。そんなエディ・バートの1955年のリーダー作です。
地味目なバートのトロンボーンはともかく、サイドメンで目を引いたのがここではテナーを吹いていますが普通はアルトを吹いているディヴ・シルドクラウト。知ってる人は知っているマイルスの「Walkin'」「Blue Haze」所収の1954年録音"I'll Remember April" "Love Me or Leave Me" "Solar"の3曲で聴けたチャーリー・パーカーをヤンチャにしたような若さ溢れるプレイ、これは忘れられません。ということでこのシルドクラウト狙いで購入した次第、ここではテナーを吹くもののプレイはやっぱりパーカーマナー、でも周りに合わせたようで惜しいかなここではチト大人しい。
本盤を出しているSomersetってレーベルは再発専門の廉価レーベルだったって記憶があって調べてみると、やはりオリジナルはあってTrans-Worldから1955年にリリースされた「Let's Dig Bert (Eddie That Is)」が元、それが同レーベルから「Like Cool」のタイトルに変更されて再発、更にそれを1958年になって再発したのが今回入手したSomerset盤でした。しかし、こんなのが3ケタで買えるってホント嬉しい限り。渋谷DUでのお買い物。
Side A
1.I'm Through With Love
2.Blue Beetle...Original
3.In A Meditating Mood
4.Father Time
Side B
1.Cool School Days
2.Pennies From Heaven
3.Home Cookin'
4.Speedster
Eddie Bert: Trombone
Dave Schildkraut: Tenor Saxophone
Hank Jones: Piano
Barry Galbraith: Guitar
Clyde Lombardi: Bass
Osie Johnson: Drums

2,Chris Craft/Chris Conner (Atlantic) 1LP 964円
云わずと知れたクリス・コナーの1958年の代表作。コンボをバックにしスィンギー&メロウに。
黒銀レーベルにコーティング・ジャケ、状態は良好。入手先はHMVアルタ。
Side A
A1 Moonlight In Vermont
A2 Blow, Gabriel, Blow
A3 Here Lies Love
A4 Be A Clown
A5 Good For Nothing (But Love)
A6 On The First Warm Day
Side B
B1 Chinatown My Chinatown
B2 One Love Affair
B3 The Night We Called It A Day
B4 Johnny One Note
B5 Lover Man
B6 Be My All


Chris Connor with Stan Free Quartet - Moonlight in Vermont
Chris Connor with Stan Free Quintet - One Love Affair
Chris Connor with Stan Free Quintet - The Night We Called It a Day
1,Like Cool:the Contemporary Trombone of Eddie Bert (Somerset) 1LP 850円
主に50年代に活躍していたトロンボーン奏者エディ・バート、Savoyでのリーダー作のほかモンクやミンガスのサイドメンで入った盤が知られるかな。そんなエディ・バートの1955年のリーダー作です。
地味目なバートのトロンボーンはともかく、サイドメンで目を引いたのがここではテナーを吹いていますが普通はアルトを吹いているディヴ・シルドクラウト。知ってる人は知っているマイルスの「Walkin'」「Blue Haze」所収の1954年録音"I'll Remember April" "Love Me or Leave Me" "Solar"の3曲で聴けたチャーリー・パーカーをヤンチャにしたような若さ溢れるプレイ、これは忘れられません。ということでこのシルドクラウト狙いで購入した次第、ここではテナーを吹くもののプレイはやっぱりパーカーマナー、でも周りに合わせたようで惜しいかなここではチト大人しい。
本盤を出しているSomersetってレーベルは再発専門の廉価レーベルだったって記憶があって調べてみると、やはりオリジナルはあってTrans-Worldから1955年にリリースされた「Let's Dig Bert (Eddie That Is)」が元、それが同レーベルから「Like Cool」のタイトルに変更されて再発、更にそれを1958年になって再発したのが今回入手したSomerset盤でした。しかし、こんなのが3ケタで買えるってホント嬉しい限り。渋谷DUでのお買い物。
Side A
1.I'm Through With Love
2.Blue Beetle...Original
3.In A Meditating Mood
4.Father Time
Side B
1.Cool School Days
2.Pennies From Heaven
3.Home Cookin'
4.Speedster
Eddie Bert: Trombone
Dave Schildkraut: Tenor Saxophone
Hank Jones: Piano
Barry Galbraith: Guitar
Clyde Lombardi: Bass
Osie Johnson: Drums

2,Chris Craft/Chris Conner (Atlantic) 1LP 964円
云わずと知れたクリス・コナーの1958年の代表作。コンボをバックにしスィンギー&メロウに。
黒銀レーベルにコーティング・ジャケ、状態は良好。入手先はHMVアルタ。
Side A
A1 Moonlight In Vermont
A2 Blow, Gabriel, Blow
A3 Here Lies Love
A4 Be A Clown
A5 Good For Nothing (But Love)
A6 On The First Warm Day
Side B
B1 Chinatown My Chinatown
B2 One Love Affair
B3 The Night We Called It A Day
B4 Johnny One Note
B5 Lover Man
B6 Be My All


Chris Connor with Stan Free Quartet - Moonlight in Vermont
Chris Connor with Stan Free Quintet - One Love Affair
Chris Connor with Stan Free Quintet - The Night We Called It a Day
実はこの2枚に前後してオーネット・コールマンのBN盤「ゴールデン・サークル」のCDも入手していまして、これは「涼」を通り越して「極寒」ではありますが思えば一緒に取り上げても良かったかもしれませんね。