Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Sonny Rollins 1962

2017年08月31日 | Jazz
1,Complete Village Gate Tapes Vol.1/Sonny Rollins (???) 4CD-R 1,250円
1962年7月27日~30日の4日間N.Y.のジャズクラブVillage Gateに出演したロリンズ・カルテットの演奏を録音した7時間弱の音源を計8枚のCDに収めたもの。この時の演奏はオフィシャルではRCAビクターから「Our Man In Jazz」で3曲のみ出ていました。実はこんなにその録音は残されていたということですね。要は関係者からの流出音源ですね。

この録音当時はオーネット・コールマンの相棒だったサクランボ大将ことドン・チェリーを加えたピアノレス・カルテット。堅実なリズムセクションがリズムを刻む中、長尺に自由奔放に駆け回る二人、この後のかなりフリー寄りになる66年のImpulse盤「East Broadway Run Down」への布石になるような演奏と感じます。

コンプリートと銘打っていますが、残っているマスタテープをすべてCD化したという意で、途中から始まったり途中で終わってしまうものや、客席ノイズが延々聴けたりします。何はともあれ7時間近くの収録時間、1曲20分超の長尺演奏もザラ、曲名も分からないインプロヴィゼイション曲、こちらもじっくり聴き込んでいきましょう。


rollins


Sonny Rollins: tenor sax
Don Cherry: pocket trumpet
Bob Cranshaw: bass
Billy Higgins: drums
Live at Village Gate, NYC, New York, USA July 27th-30th 1962






2,Complete Village Gate Tapes Vol.2/Sonny Rollins (???) 4CD-R 1,050円


rollins



rollins



Sonny Rollins Village Gate 7-28-62 #3



Sonny Rollins Village Gate 7-29-62 #3




Doxy: Sonny Rollins


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« "Love You So......" | トップ | デアゴのアビー »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本気のロリンズ (シュミット)
2017-09-02 21:47:53
こんばんは、シュミットです。おもしろそうなcdがでたんですね。こういう流失モノは歓迎です。
何年か前に、「tokyo 1963 / sonny rollins」というcdを買ったんですが、これはホテルでの来日会見の場(ホテル)でちょっとやってください、みたいな設定だと思うんですが、ロリンズは「moritat」なんかをえんえん20何分吹きまくったりして、本気でした。
音質最悪にもかかわらず、その本気度に圧倒されて、やはりすごい人だなと再認識しました。
しかしこのcd8枚聴きとおすのは相当覚悟がいりそうですね。いいcdをおしえてもらいました。
返信する
Re:本気のロリンズ (Jahking@管理人)
2017-09-03 07:38:25
>シュミットさん
長らくジャズを聴いてきましたが正直なところロリンズの凄さが分かったのはそう昔のことではありません。あの大らかさとか脳天気さと一面しか見ていなかったのを恥じるばかりです。
今回取り上げたCDで聴ける演奏もまさにそうですが、インプロヴァイザーとしてのロリンズは本当にすごいですね。ご紹介のCDは未聴ですが、ぜひ入手して聴いてみようと思います。こちらこそ情報有難うございます。
返信する

コメントを投稿