Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Gary McFarland - Gabor Szabo

2011年07月13日 | Jazz
例年になく早くに梅雨が明けたと同時に真夏日の毎日。
と そんななか、こんな爽やかで涼しげな音楽がこの季節にはいいかなと買ってみた2枚、いやもう買って正解、涼感漂います。今で云うラウンジ・ミュージックの先駆でしょう。

1,Soft Samba/Gary McFarland (Verve) 1LP 800円
ヴァイヴ奏者にして名アレンジャーとして知られるゲイリー・マクファーァンド、アントニオ・カルロス・ジョビンも参加してのポップ曲をボサ・アレンジで聴かせる64年のこれ、数多いマクファーランドのアルバムのなかでも一番知られたものでしょう。

1. リンゴ
2. ロシアより愛をこめて
3. シー・ラヴズ・ユー
4. ハード・デイズ・ナイト
5. グッド・ライフ
6. モア
7. アンド・アイ・ラヴ・ハー
8. “愛の女神”のテーマ
9. 抱きしめたい
10. エミリー
11. カリフォルニア・ヒア・アイ・カム
12. ラ・ヴィ・アン・ローズ

Gary McFarland - The Good Life


Gary McFarland - I want to hold your hand - 1965








2,1969/Gabor Szabo (Skye) 1LP 800円
で そのゲイリー・マクファーランドはハンガリー出身の朋友にしてギタリストのガボール・ザボと組んで「Skye」を設立します。ゲイリーの急逝により短命なレーベルでしたが、ラウンジ~ソフト・ロックの名作を多数残しファンには御馴染みのレーベルですね。

本盤はそのSkyeレーベルからのガボール・ザボの1969年作。勿論プロデュースはマクファーランド、静かに優しくオリジナルにアレンジされたポップ曲の数々。この不思議な魅力はなんなのだろう、1969年という時代も感じさせてくれるところも惹かれる一端かな。
同じくSkyeレーベルから同じ年に制作されたリナ・ホーンとの'Rocky Raccoon' で始まるアルバム「Lena & Gabor」 (SKYE SK-15)は永遠の愛聴盤です。

1. Dear Prudence
2. Sealed With A Kiss
3. Both Sides Now
4. Walk Away Renee
5. You Won't See Me
6. Michael From Mountains
7. Stormy
8. In My Life
9. I've Just Seen A Face
10. Until It's Time For You To Go
11. Somewhere I Belong

Szabo

Gabor Szabo - Dear Prudence

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2 コメント

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Gary McFarland (Garvenites)
2011-07-15 20:08:18
渡辺貞夫との親交ということで彼を最初知りましたが、ジャズは真摯で、時代を反映しなくてはならないみたいな1960年代後半の世相にあえて反したこの音作りは、今聞いてもよく出来た作品群でした。

ラウンジ・ジャズとはいっても隠し味やプレーヤーの各ソロは上質で、またアレンジの粋を楽しむ音楽でしょう。

もちろん彼はオリジナルのシリアスな作品も発表しています。SKYEといえばあと人気があるのはCal Tjaderがしました。

Gabor Szaboも哀愁を帯びたギターは魅力です。
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マクファーランド (Jahking@管理人)
2011-07-16 06:42:24
マクファーランドの作品で一番聴いたのはImpulseでのスティーブ・キューンと組んだ「10月組曲」です。目立たない作品ですがこれこそまさにGRAさんの言われるシリアスでオリジナルな作品でした。
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