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1,津軽じょんがら/寺内タケシとブルー・ジーンズ (King) 1LP 540円
はて、寺内御大のレコードってどのくらい出ているのでしょう? 編集盤も多く途方もない数なのでしょう。70年代までの触手が動くようなものに遭遇するとポツポツと買ってはいますが全貌のほどは皆目闇の中。
で 本盤は1974年のクレジットのある「津軽特集」盤。60年代からお馴染み津軽じょんがら節の拡大展開とでもいいましょうか。6曲が津軽民謡、御大のオリジナルが4曲、メンバーの作が2曲。
66年の正調寺内じょんがら節は圧倒的なアレンジとグルーヴ感に突出したギターテクで後世にも語り継がれるものとなったわけで、年端もいかないエレキ憧れ小僧には脳天直撃だったのを思い出します。
が 本盤、津軽民謡に寄りすぎてしまってか、折角のバンドの持つダイナミックなグルーヴ感が消されていてはて、俺は今何を聴いているんだ?となんども思っちゃったりして。ブルージーンズとしてはチト残念な出来になってしまっているかなぁと。御大のギターのみとか津軽民謡に興味があれば違った聴き方もできるのかもしれませんが。
01.津軽じょんがら節 (新節)
02.津軽謙良節
03.津軽瞽女
04.津軽山彦唄
05.津軽花笠
06.津軽馬子唄
07.津軽あいや節
08.津軽タント節
09.津軽エレキ節 (「津軽甚句」より)
10.恐山
11.津軽山海節
12.津軽じょんがら節 (旧節)
寺内タケシ (g)
石井イワオ (g)
石井 薫 (g)
新庄 ハジメ (b)
桐生和史 (kbd)
山本進一 (ds)
CDはこんなジャケットで出ています、はて、どっちがオリジナル・ジャケなのかしらん。
![jyongara](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a8/3b3bc6e297c169b0a274220e077c72a0.jpg)
はて、寺内御大のレコードってどのくらい出ているのでしょう? 編集盤も多く途方もない数なのでしょう。70年代までの触手が動くようなものに遭遇するとポツポツと買ってはいますが全貌のほどは皆目闇の中。
で 本盤は1974年のクレジットのある「津軽特集」盤。60年代からお馴染み津軽じょんがら節の拡大展開とでもいいましょうか。6曲が津軽民謡、御大のオリジナルが4曲、メンバーの作が2曲。
66年の正調寺内じょんがら節は圧倒的なアレンジとグルーヴ感に突出したギターテクで後世にも語り継がれるものとなったわけで、年端もいかないエレキ憧れ小僧には脳天直撃だったのを思い出します。
が 本盤、津軽民謡に寄りすぎてしまってか、折角のバンドの持つダイナミックなグルーヴ感が消されていてはて、俺は今何を聴いているんだ?となんども思っちゃったりして。ブルージーンズとしてはチト残念な出来になってしまっているかなぁと。御大のギターのみとか津軽民謡に興味があれば違った聴き方もできるのかもしれませんが。
01.津軽じょんがら節 (新節)
02.津軽謙良節
03.津軽瞽女
04.津軽山彦唄
05.津軽花笠
06.津軽馬子唄
07.津軽あいや節
08.津軽タント節
09.津軽エレキ節 (「津軽甚句」より)
10.恐山
11.津軽山海節
12.津軽じょんがら節 (旧節)
寺内タケシ (g)
石井イワオ (g)
石井 薫 (g)
新庄 ハジメ (b)
桐生和史 (kbd)
山本進一 (ds)
CDはこんなジャケットで出ています、はて、どっちがオリジナル・ジャケなのかしらん。
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この時期私らの親父世代までが寺内って凄いと言わしめましたね。眼の付け所がプラチナです。
本盤が作られたのが74年、今だから云えることですけど、これは冷静に考えれば驚きです、この時代にある意味プログレッシブなこんな音楽演っていた人なんて他にいませんよね、先達もいなけりゃフォロワーもいない、孤高の存在。70~80年代にかけての寺内さんのレコードってどんな人が聴いていて(私はまったく聴いていませんでした)、どれだけ売れたのか知る由のないのですが、相当量のリリースがあったってことからすれば支持もあったということで。
あらためて考えさせられました。
1985年頃、渋谷のクロコダイルで竹田和夫オール・スターズのライブに御大が飛び入り出演。竹田和夫さんも、「先生!」という感じでひれ伏すような感じ。
ドラムのアイ高野さんにも御大は下ネタでからかっていましたが、竹田和夫さんのバンド(エリック・クラプトン命)ということで、御大は「ハイドアウェー」をいとも簡単に弾きこなしていました。
彼がどこかで言ってましたが、何でも弾けるし、2万曲をレコーディングしたそうです。ジョージ川口さんなんかと同じような大風呂敷を広げるのが好きな人ですが、まあ実力があるから何でも言えるんでしょうね。
1966年のビートルズ来日時はブルージーンズのコンサートにビートルズを前座で使うことを考えていたらしいです(笑)。
大変興味深いクロコダイルでのエピソード、有難うございます。
良くも悪くも御大/先生オーラがあって本人もまるで臆面も無くそれを受け入れての大風呂敷、誤解も中傷もなんのその。とは云え一方ではお客様は神様です的な真摯にエンターテイナーに徹する姿勢もあってとどうにも憎めないというか頭の下がる人でありますね。
ビートルズを前座に使う......、他の人では一笑に付される冗談にもならないアホ話ですが、寺さんはマジで考えていたのでしょうね、これぞ御大の真骨頂(笑)