Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Frijid Pink 1970

2014年07月21日 | 60's,70's Rock
1,same/Frijid Pink (Deram) 1LP 100円
元々は900百円の値が付いていたのですが、このテープ補修ジャケではさすがに売れなかった様で100円で購入。
昔からParrotからのLPも持っているし、かつて取り上げたこんな箱物CDもあったりするのですが、今回遭遇盤は70年5月にキングから出た懐かしい日本盤だったから(このお買いもの備忘録ブログをずーっとお読みいただいている方はあるいはお気づきかもしれませんが最近のお買いものはホント回顧ノスタルジーに浸っていて我ながら....歳かいな、と(笑))。この日本盤、ライナーは八木誠さんでした。

1. God Gave Me You
2. Crying Shame
3. I'm On My Way
4. Drivin' Blues
5. Tell Me Why
6. End Of The Line
7. House Of The Rising Sun
8. I Want To Be Your Lover
9. Boozin' Blues

この時代はヘヴィなブルースロックバンドの趣ですが、非常にスッキリしたロックバンドとしてこの時代の多くのバンド同様このフリジド・ピンクも復活して最近も「Made in Detroit」なるアルバムを出しています。70年代の現役活動当時もメンバーの出入りの多かったバンドで且つ40年以上経った後のこの新作もオリジナル・メンバーはドラムスのRick Steversのみということで何をか云わんやなのですが、ざっと聴いた限りでタイトルナンバーやブルース曲はまぁこじつけて聴けばまぁなんとなくソレらしさは。

madeindetroit

どーでもいーことですがこの時代のデトロイトのバンドはアニマルズ(エリック・バードン)が好みだったのかも? とか思ったりして。このフリジド・ピンクは"朝日のあたる家"、フロストは" 朝日のない街"、GFRは"孤独の叫び"他にもミッチ・ライダー、レイショナルズ等々。エリック・バードンが心酔していたジョン・リーフッカーもデトロイト出身だし(ってこれは関係ないか)

Frijid Pink


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13 コメント

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ノスタルジア (t-izu)
2014-07-21 17:13:19
 小生の場合、移り気、気まぐれ、著しく探究心に欠けた音楽ライフを送っていますので、管理人氏のノスタルジーのご相伴に与りつつ新たな発見をさせていただいております。
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明日への活力 (Jahking@管理人)
2014-07-21 19:05:17
>t-izuさん
お世辞でもそういっていただくと明日への活力が漲ります、有難うございます。 
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Unknown (おやぢ)
2014-07-21 20:58:20
フリジド・ピンク、懐かしいですね!
当時は、ピンク・フロイド並のビッグ・ネームと勘違いしておりました、なんちゃって(笑)。
手元には、「ハートブレイク・ホテル」「悲しみをこえて」「自由の旅」「バイバイ・ブルース」の4曲入りコンパクト盤が残っておりますが、"世界のゴールデン・ヴォーカル・シリーズ"の一環としてリリースされていたというのは面白いですね。
それにしても、フリジド・ピンクが復活していたとはビックリです。
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フリジド・ピンク (Jahking@管理人)
2014-07-21 21:46:03
"朝日のあたる家"はヒットしましたよね、よーくラジオで掛かっていたのを記憶しまう。次のヒットが"ハートブレイク・ホテル"(たしか、2枚目のアルバムのデザインを流用したものでしたね)だったのかな、こちらもまぁまぁのヒットだったような。

私、何故かこのバンドとエレクトリック・プリーンズがアタマの中でダブルのです、プルーンズの中古シングルを買ったのがこの"朝日"がヒットしていた頃だったという単純な理由かもしれません。このプルーンズも復活してアルバムも出していますね。
しかし、フリジド・ピンクがゴールデン・ヴォーカル・シリーズの一枚で出たって、どういうことなのでしょう。
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Frijid Pink (Gravenites)
2014-07-21 23:58:20
大型破産、2ケタの失業率、犯罪発生率全米No.1、水道を止められた住民のデモなど、いいことまったくなしのデトロイトですが、そこから40分離れた所に住む住民としては、60~70年代にこれらのバンドが続出したのは、当時いたわけでないのに誇りに思っております。

私はこのフリジド・ピンクがいつもかぶるのはフロストです。

このショッキング・ピンク・ジャケットのアルバム、好きでしたね。ジャケットだけでも価値があります。大ヒットした「朝日のあたる家」だけでなく「ドライビング・ブルーズ」も典型的なブルーズ・ロック・バンドの作品としてはいいですよ。なぜか井上宗孝とシャープ・ファイブの「追憶」のB面と同じタイトルですが(笑)。
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Unknown (uni)
2014-07-22 06:23:43
懐かしいですね。
この頃はハード(笑)にコピーするのが流行りだったんですかね?
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Detroit/Michigan Rocks (Jahking@管理人)
2014-07-22 10:46:27
>Graさん
デトロイトの財政破綻のニュースが駆け巡った時にGraさんのことを思ったのは私だけではないはず。あの頃のデトロイト産の音楽は掛け値なしに凄かったですから、それを誇るお気持ちはよーくわかります。

フリジト・ピンクと音楽性と云う意味で一番かぶるのは私もフロストです、"Driving Blues"とそっくりなアプローチのブルースロック"Donny's Blues"なんてのもありましたね。フロストは当時日本でもレコードが出ていたのに今じゃその知名度はピンクの100分の一くらい(笑)では? 一発のヒット曲の大きさを感じますね。
シャープ・ファイヴのその曲も聴いてみたいものです(笑)


>uniさん
アニマルズの曲がハードにアレンジするのに向いていたのかもしれませんね。
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Frijid Pink & Frost (Gravenites)
2014-07-22 21:49:48
この二つのバンドがやけに似ている理由は曲もそうでしょうけど、造語であるバンド名がFrijidの原形がFrididで厳冬とか極寒の意味で、Frostは霜ということでイメージ的ににているからです。音的にはフロスト(霜)の方がそれほど寒くないせいか、やや軽いノリです。
リード・ギターのディック・ワグナーはアリス・クーパーにもいた人ですが、私の知り合いのバンドの悪徳マネージャーでもありました。

「ドライビング・ブルース」のシャープ・ファイブの方はノベリティ・ソングとでも言いましょうか、ドラムズの井上宗孝をのぞくメンバーが一人づつ歌い、その後に自分の楽器のリードを弾くという隠れた名曲です。
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Dick Wagner (Jahking@管理人)
2014-07-22 22:51:55
>Graさん
なるほど、音だけでなくそこまで....ですね。
ディック・ワグナーが悪徳マネージャーですか! ビックリですね。フロストは知らなくてもギタリストとしてのこの人は知られているような気がします。アリス・クーパーの相棒としてセッション・ギタリストとして。
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ディック・ワグナー (Gravenites)
2014-08-01 23:30:07
昨日(7-31-14)、コンサートで話した男から聞いたのですが、ディック・ワグナーは7-30-14に呼吸不全で亡くなったそうです。

実はそのコンサート、ジョニー・ウィンターとエドガー・ウィンターを中心としたブルーズ&ロックのパッケージ・ショーだったのですが、そのトリを取るはずだったジョニー・ウィンターが亡くなったのでエドガー・ウィンターを中心としたジャム・セッションとなりました。キム・シモンズ(サボイ・ブラウン)、ジム・マッカーティ(カクタス)、バニラ・ファッジ(ティム・ボガートを除くオリジナルメンバー3人)、マイク・リビエラ(レアー・アース)でダラけることのないジャムでよかったです。
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