Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Trudy Pitts

2006年08月20日 | Jazz
ここ最近ではコテコテと表される所謂ソウル・ジャズのオルガン物は昔から大好きです。ということで、トゥルーディ・ピッツです。

1,These Blues of Mine/Trudy Pitts(Prestige) 1LP 1,500円
Trudy Intro
昨年でしたか、DUが総力を上げて(?)再発しプッシュしたトゥルーディ・ピッツのPrestigeからの4枚のLP。2,650円という価格に二の足を踏んでいたら予想通り新古盤が出だしました。目玉の妖艶ジャケ1枚目は流石に売れたようで出ないようですが。

で 早速購入したのがまずはこれ。その妖艶ジャケに続く2枚目。クレジットはないものの4曲でボーカルを披露しています、これが"朝日のあたる家" "エリノア・リグビー" "青い影"等なのですが歌詞でその曲とわかるもののメロディは崩しまくってブルージーそのもの。云われるようにニーナ・シモンを彷彿とさせます。
サイドメンに徹するパット・マルティーノのギター・バッキングがかっこいいこと!


2,The Excitement of Trudy Pitts/Trudy Pitts(Prestige) 1LP 1,500円
で こちらは4枚目にしてN.YのClub Baronでのライヴ録音盤。いやもうノリノリの典型的なオルガン・ジャズ。ぶっとくて真っ黒、恐ろしいほどのグルーヴ感、イメージするPrestigeの泥臭いソウル・ジャズそのものでこの手のソウル・ジャズ系のライブ盤数あれど、なかでも出色のものだと思います。
ギターのWilbert Longmire、この人初めて聞いた人ですが1曲目で目くるめく凄いソロが聴けます。トゥルーディを見い出し後に旦那となったというBill Carneyのドラムスもグイグイひっぱり本盤の成功の一因。
こんな凄い盤がまだまだ埋もれている訳ですね、やっぱ凄いぞ、Prestige。

Trudy Excite

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