Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Pacheco & Alexander (1971)

2020年10月02日 | 60's,70's Rock
1,same/Pacheco & Alexander (Columbia) 1LP 100円
懐かしいLPが打ち捨てられていたので救済。トム・パチェコとシャロン・アレキサンダーのデュオによる1971年の唯一作。入手盤は勿論、CBSソニーの「It's a Beauful Rock Dayシリーズ」でリリースされた一枚です。私が最初に入手したのもコレでした。

ジョン・ホールのプロデュース、ジョンとはカンガルー時代の仲間N.D.スマート、N.D.と共にグレート・スペックル・バードのメンバーだったジム・コールグロウブ。加えてビル・キースにハーヴェイ・ブルックスそしてフル・ティルト・ブギー・バンドの4人とバックを固めるのは東海岸の腕っこき。ジョン・ホールのColumbiaからのソロ作に準じたメンバーとなっていますね。

トム・パチェコを初めて聴いたのは76年にRCAからリリースした2枚目のソロアルバム「The Outsider」、そこで聴けた優しいながらも渋さを持った個性的な歌声に参ったものでした。その後に聴いたそれより5年前の本盤、意外にもスッキリとした優しい歌声であらら...と思ったのを記憶します。ほぼすべての曲でリードをとるのはパチェコ、凛とした時にグレース・スリックを思わるシャロンのボーカル、ソロは1曲のみでこれは何とも残念、もっとシャロンさんを聴きたかった、ですね。

Side A
A1 White River Junction
A2 Anna Lee
A3 Milwaukee
A4 Morning
A5 The Night The Ice-Age Came To Mobile
A6 Gather Your Children
Side B
B1 Lost On A Stormy Day
B2 White Buffalo
B3 Please Take A Stand
B4 Roll With The Flow
B5 Since I Was Born
B6 Turn Out Every Light


P&A



Pacheco & Alexander - White Buffalo



Please Take a Stand Pacheco and Alexander




Pacheco & Alexander - Gather Your Children




Pacheco & Alexander. Since I was born.

コメント (8)    この記事についてブログを書く
« The Stooges : Aug. 8th 1970 | トップ | エキサイティング・ピアノ・... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Re:初めまして (Jahking@管理人)
2023-05-06 07:57:01
240さん、ようこそです。
2年半ほど前の記事ですね、最近のアナログ高騰からしてこれが100円で買えたって我ながら驚いたり。

一貫した素晴らしいブログを長らくやっていらしゃるのですね、かつて何度かお寄りしたことがあるような気がします。あらためてお寄りしてみるととっ散らかった私の雑食ブログとは大違いという印象です。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
返信する
初めまして (240)
2023-05-06 06:00:51
初めまして。
自分のブログにパチェコ&アレキサンダーのこのアルバムをアップしたので、他のブログで本作に言及されているものがないか、チェックしていたところ、こちらに辿り着きました。
仰る通り、シャロンのソロは1曲のみでちょっと残念。トムがソロ活動をスタートさせたことを鑑みると、シャロンが音楽活動を続けることに抵抗があったんでしょうかね。

チェックしている音楽も私の趣味に近しいものを感じます。引き続き宜しくお願いします。
返信する
Re:Jacket Picture (Jahking@管理人)
2020-10-04 08:42:10
ケンタッキーの田舎道をドライブする....憧れますね、が、現実は夢のまた夢。

このジャケットの風景にも昔から憧れておりました。
Borderline [Sweet Dreams and Quiet Memories]
https://www.youtube.com/watch?v=KvtV6LEgb2E&feature=emb_logo
返信する
jacket picture (Gravenites)
2020-10-04 00:19:06
このアルバムのジャケット絵を見て、ケンタッキー州の田舎を思い出しました。まさにこの絵とピッタリの景色が広がります。ゆるやかな丘が断続的に続き、本当にのんびりする田舎風景が続きます。同州の都市部は警察とデモ隊のぶつかり合いがありますが、農村部に出ると無関係な世界に入ります。そのような道を運転する時は今回のような音楽が一番です。
返信する
Re: (Jahking@管理人)
2020-10-03 21:43:50
あっ、へなちょこさんでしたか! 大いに納得です。
返信する
Unknown (へなちょこ)
2020-10-03 19:51:13
無記名失礼しました。へなちょこでした。
返信する
Re:Unknown (Jahking@管理人)
2020-10-03 18:42:26
Unknownさん
素晴らしいコメントありがとうございます。同意といほかございません、です。

「Bad Girl Songs」をシールドのカット盤を5,000円で買ったのを思い出してしまいました。
返信する
Unknown (Unknown)
2020-10-03 17:32:18
国内盤リリースより前、US盤を今ではとても出せないプライスで購入しました。このシリーズのジョン・ホールやトニー・コジネク、ハングリー・チャックなどが安値でころがってるのに出くわすと、ちょっと複雑な気持ちになりますが、プライスで表示されるその時々の価値は、風向きによって変わるもの。私にとってはその後の自分の価値基準を決めてくれた作品の一枚になりました。ここで聞ける味わいあるバッキングと、トムの声にシャロンが絡む様は、色褪せることがありません。出したプライスに見合う以上に聞き続けたと、一応納得はしております。シャロンの歌が、こことEuphoriaの2枚にしか残されていないのが残念です。
返信する

コメントを投稿