Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Surman - Shepp

2005年08月20日 | Jazz
といっても、共演しているわけではありません、たまたま同時に買ったサックス・マンの二人、ジョン・サーマンとアーチー・シェップ。

1,Westering Home/John Surman(Island) 1,680円
今やヨーロッパを代表するマルチ・サックス奏者となったサーマンさん。日本デビュー当時はその容貌から金太郎さんなんていわれていましたっけ。バール・フィリップス、スチュ・ウイリアムスとの"The Trio"は忘れられません。で本作は72年の得意のブリブリのバリトンからソプラノ、ピアノ、パーカッション等々自らすべての楽器を演奏しオーバー・ダブをしたソロ作。買ったのはIslandのHelp盤。
オフィシャル・サイトは http://www.johnsurman.com/index.html

2,A Sea of Faces/Archie Shepp(Black Saint) 800円
60年代から70年代半ばくらいまでのシェップはすべて聴きたいと思わせるテナー・奏者。本作はデイブ・バレル、チャールズ・グリーンリー、ビーバー・ハリス等当時のレギュラー・グループを率いての75年イタリア録音。有名な盤でありながら何故か一度も手にしなかった1枚。新品バーゲンで重量盤がこの価格だったのでほいほい買ってしまいました。26分を越えるA面からして相変わらずの濃密な世界。シェップのサックスってよーく聴いてみると意外とオーソドックスというか伝統に根ざしているところがあるのです。そんなところがよく判るのが本作かな、と。
コメント    この記事についてブログを書く
« Teen Age Idle, Tommy Sands ... | トップ | 得意の100円盤をまたもや... »

コメントを投稿