1,High/Dave Burrell (Douglas) 1LP 880円
60年代はUAで主にジャズのプロデューサーとして活動していたアラン・ダグラスが1967年に創立したのがDouglas Records。アラン・ダグラスの名はジャズファンにはFM Recordsでエリック・ドルフィーのセッションで知られますね、FMでの「Conversations」、Douglasでの「Iron Man」。のちにはジミ・ヘンドリクスの残された音源使ったアルバム制作もやっていました、「 Crash Landing」とか「Midnight Lightning」。
というアラン・ダグラスのレーベルDouglasから1969年にリリースしたピアニスト、デイヴ・バレルの初リーダー・アルバム。Douglasレーベルのオリジナル盤がこんな価格で見つかるとは! で、ホクホク。
デイヴ・バレルというとこの翌年に録音されたBYGアクチュエルシリーズの「Echo」でのアーチー・シェップ、グラチャン・モンカー、アーサー・ジョーンズ、サニー・マレイ等とのドシャメシャ・コレクティヴ・インプロヴィゼイションが印象に残っているピアニスト。アーチー・シェップ、マリオン・ブラウン、ノア・ハワード、サニー・マレイ、後にはデヴィッド・マレイとの共演盤もあったと記憶します。
で、このほぼトリオ(1曲のみファラオ・サンダースがタンバリン(!)で参加)での演奏。A面一杯を使ったヴァーンスタイン作の"ウエストサイド・ストーリー"が目玉でしょう、時にメロディアスに時にフリーに緊張感を持って且つ力のこもった演奏を聴かせてくれてこれは聴きもの。B面は細かいパッセージを振りまくバレルの五月雨ピアノにボビー・キャップのドラムスとノリス"シローネ"ジョーンズのベースが絡みつくこれまた素晴らしく力のこもった演奏。シローネのベース・ソロも聴かせます。して、最後の3分ほどの曲、まるでラグタイム曲のごとくの親しみやすいあらまビックリの小曲でした、
Side A
1,West Side Story
Arranged By – Dave Burrell
Tambourine – Pahroh Sanders
Written-By – Leonard Bernstein
Side B
1,East Side Colors
2,Margy Pargy
Bass – Norris Jones
Drums – Bobby Kapp (tracks: A, B1), Sunny Murray (tracks: B2)
Piano, Arranged By – Dave Burrell
Recorded in New York City on 1968
2,After Love/Dave Burrell (America) 1LP 1,110円
ジャケットにしっかり真正面から写っているのはチェロとバイオリンを主要武器としたアラン・シルヴァ、デイヴ・バレルはもう一枚の演奏中の写真にロスコー・ミッチェルの後ろに小さく映るのみ。更にジャケット裏面にある写真はロスコー・ミッチェル。いったい誰のアルバムなんだ? と素朴に思うジャケットの作り。
いざA面を聴けば、さもありなんと思うほどにロスコー・ミッチェルは吹きまくるし、更に、全体をリードしているのはアラン・シルヴァでは思えてくる演奏、ミックスの小ささも相俟ってデイヴ・バレルの存在感は薄いのです。B面は思索的なバレルのピアノでスタートし無伴奏でのロスコー・ミッチェルのサックス、アラン・シルヴァのチェロのソロを経てリズム隊も入ってリズミックな演奏へ移行、徐々に白熱してきてアフリカンリズムも鮮明に。
Side A
1, After Love Part 1 “Questions and Answers” (D. Burrell) . . . 21:42
Side B
1, My March (D. Burrell) . . . 22:03
Dave Burrell, leader, piano
Alan Silva, amplified cello, violin
Ron Miller, mandolin, bass (track 1)
Don Moye, drums
Bertrand Gauthier, drums (track 1)
Roscoe Mitchell, reeds
Michel Gladieux, bass (track 3)
Paris, France, 1970
After Love (Part 1 "Questions And Answers")
My March (Instrumental)
60年代はUAで主にジャズのプロデューサーとして活動していたアラン・ダグラスが1967年に創立したのがDouglas Records。アラン・ダグラスの名はジャズファンにはFM Recordsでエリック・ドルフィーのセッションで知られますね、FMでの「Conversations」、Douglasでの「Iron Man」。のちにはジミ・ヘンドリクスの残された音源使ったアルバム制作もやっていました、「 Crash Landing」とか「Midnight Lightning」。
というアラン・ダグラスのレーベルDouglasから1969年にリリースしたピアニスト、デイヴ・バレルの初リーダー・アルバム。Douglasレーベルのオリジナル盤がこんな価格で見つかるとは! で、ホクホク。
デイヴ・バレルというとこの翌年に録音されたBYGアクチュエルシリーズの「Echo」でのアーチー・シェップ、グラチャン・モンカー、アーサー・ジョーンズ、サニー・マレイ等とのドシャメシャ・コレクティヴ・インプロヴィゼイションが印象に残っているピアニスト。アーチー・シェップ、マリオン・ブラウン、ノア・ハワード、サニー・マレイ、後にはデヴィッド・マレイとの共演盤もあったと記憶します。
で、このほぼトリオ(1曲のみファラオ・サンダースがタンバリン(!)で参加)での演奏。A面一杯を使ったヴァーンスタイン作の"ウエストサイド・ストーリー"が目玉でしょう、時にメロディアスに時にフリーに緊張感を持って且つ力のこもった演奏を聴かせてくれてこれは聴きもの。B面は細かいパッセージを振りまくバレルの五月雨ピアノにボビー・キャップのドラムスとノリス"シローネ"ジョーンズのベースが絡みつくこれまた素晴らしく力のこもった演奏。シローネのベース・ソロも聴かせます。して、最後の3分ほどの曲、まるでラグタイム曲のごとくの親しみやすいあらまビックリの小曲でした、
Side A
1,West Side Story
Arranged By – Dave Burrell
Tambourine – Pahroh Sanders
Written-By – Leonard Bernstein
Side B
1,East Side Colors
2,Margy Pargy
Bass – Norris Jones
Drums – Bobby Kapp (tracks: A, B1), Sunny Murray (tracks: B2)
Piano, Arranged By – Dave Burrell
Recorded in New York City on 1968
2,After Love/Dave Burrell (America) 1LP 1,110円
ジャケットにしっかり真正面から写っているのはチェロとバイオリンを主要武器としたアラン・シルヴァ、デイヴ・バレルはもう一枚の演奏中の写真にロスコー・ミッチェルの後ろに小さく映るのみ。更にジャケット裏面にある写真はロスコー・ミッチェル。いったい誰のアルバムなんだ? と素朴に思うジャケットの作り。
いざA面を聴けば、さもありなんと思うほどにロスコー・ミッチェルは吹きまくるし、更に、全体をリードしているのはアラン・シルヴァでは思えてくる演奏、ミックスの小ささも相俟ってデイヴ・バレルの存在感は薄いのです。B面は思索的なバレルのピアノでスタートし無伴奏でのロスコー・ミッチェルのサックス、アラン・シルヴァのチェロのソロを経てリズム隊も入ってリズミックな演奏へ移行、徐々に白熱してきてアフリカンリズムも鮮明に。
Side A
1, After Love Part 1 “Questions and Answers” (D. Burrell) . . . 21:42
Side B
1, My March (D. Burrell) . . . 22:03
Dave Burrell, leader, piano
Alan Silva, amplified cello, violin
Ron Miller, mandolin, bass (track 1)
Don Moye, drums
Bertrand Gauthier, drums (track 1)
Roscoe Mitchell, reeds
Michel Gladieux, bass (track 3)
Paris, France, 1970
After Love (Part 1 "Questions And Answers")
My March (Instrumental)