オレンジ・カウンティ・ブラザース ほか和物でも

今日、本当に久しぶりにはっぴぃの「風街ろまん」とはちみつぱいの「センチメンタル通り」を全曲聴いてしまいました。ということで最近買った和物を4枚ほど。

1,ファーイースト・スワンパーズ／オレンジ・カウンティ・ブラザース(Vivid) 1,100円
今ではテックス・メックス、ケイジャン等のアメリカ辺境音楽専門のバンドってそれなりにあるようですが、70年代にはこのオレンジ・カウンティ・ブラザースが唯一無二の存在でした。ライヴこそ見たことは無いのですがファースト、セカンド・アルバムはしっかり当時買っておりまして好物バンドでした、当時から。で、本盤はその70年代の未発表ライヴ音源を集めたという嬉しい発掘物。一曲目からCCRの"Rodi"をスローにしたカバー、オリジナル曲もモロのテックス・メックス。いや凄い、凄い、テクニックとかじゃなくてその心意気が。リーダーの飯田雄一さんは横浜でバンド名と同名のライヴ・ハウスをやっておられるとの由。


2,からのベッドのブルース：ニューロックの夜明け　ビクターシングル集(P-Vine) 2,310円

70年代のビクター発売のシングル・オンリー曲を集めたCD、先ずはタイトルにもなった布谷文夫の2曲が凄い、こんなシングルよく発売しましたね、無謀無知といったら云いすぎ？今でも充分有効なすごい歌と演奏。頭脳警察の2曲はリアルタイムで買った思い出深いシングル、もう一曲の「いとこの結婚式」はLPとはヴァージョン違いではじめて聴くもの、ですが単にカズーらしきものをオーバーダブしただけのものでどうってことなかったです。そのほかは浅川マキのデビュー盤、ブレーク以前のもんたよしのり、ダディ竹千代と東京おとぼけCatsの「電気くらげ」あたりが嬉しい収録。
このCD既に廃盤（発売は99年）だそうでチトお高い中古盤でした。


3,The Best 斉藤哲夫（Sony Enter.)1,100円

70年代中期CBSソニー時代の音源18曲を集めたベスト盤。あのハイトーン・ヴォーカル、懐かしいです。”さんま焼けたか””夜空のロックン・ローラー””吉祥寺”いやはや、あの頃がフィードバックしてきます。
この手のベスト盤にありがちな曲名以外のクレジットは何も無いという体裁。収録アルバム、バックミュージシャンのクレジットは絶対入れて欲しい。愛情ないなぁ。



4,ファースト／かぶと虫(RCA) 300円

76年に出たフォーク系の男性デュオ。ふきのとうとかルパンⅢとか三輪車とかとんぼちゃんとかと同じニューミュージックと云われる音楽の直前のフォーク系。しかし、こんな人達知らなかったです。この頃のフォーク、ロックは結構目を張っていたいたのですが。一曲目がモロにニール・ヤングの"Hello Cowgirl in the Sand"のパクリ、思わず笑っちゃいました。