1,インディペンデンス・デイ~アット・ベニーデッカー・シアター/ザ・キングトーンズ (SMS) 1LP 945円
横須賀基地内でのライヴ録音を収めた1980年作品、久しく見かけなかったモノですが極く最近ボートラを入れたCDがSolidから出たのでそれを狙った誰かが手放したものかな。"グッド・ナイト・ベイビー"(英語版)のソノシートのオマケ付き、でした。
68年ポリドールからの大ヒット"グッド・ナイト・ベイビー"から東芝を経てSMSに移籍した1枚目、大瀧さんが肩入れをして("ラストダンスはヘイジュード"!)若いポップスファンからも注目を集めていた時期ですね。
アメリカ独立記念日に米海軍横須賀基地のベニーデッカーシアターで米兵相手のステージでのライヴ録音、若き日に修業を積んだ場所ということで彼らにとっては勝手知ったる最高のシチュエイションであったことが想像されますし、録音は荒いながらも客席の熱狂も彼らの熱演も臨場感バッチリに収録されています。コーラス・グループとしてのキングトーンズの本来の姿が一番表れているのが本盤なのではないかと、すべてを聴いているわけでが無い私ですが、そう思わず云いたくなってしまいますね。
正直に明かせば、私、このハイテナーのクセのあるリードが苦手でちょっと引いてしまうところがあるのですが、本盤はDoo-Wop、オールディーズ曲ばかりということ、ライヴということでしょうか、あまり気にならず。
Doo-Wop好きの私としては一度は本盤を聴きたいとほのかには思っていたのですが、これまた正直な感想を云えば、コーラスは確かに上手いのですが、ちょうどこの頃レコード・デビューしたはずのあのシャネルズのほうがDoo-Wopグループとしては断然魅力的ですね(ゴメンナサイ!)。
ライナーを書いているのが、70年代後半から80年代にかけてに出ていた知る人ぞ知るDoo-Wop専門のファンジン「トレジャー・チェスト・オブ・マスティ・ダスティーズ」の編集長権藤陽一郎さん(達郎氏のサンストにもゲストで出ていましたね~今でもエアチェック・テープ持ってます!)、さすがに詳細な曲解説です。
1. オープニング:ディープ・リバー~インディペンデンス・デー
2. ドゥー・ワップ! トゥナイト
3. イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト
4. アット・ザ・ホップ
5. アイム・ソーリー・ユア・ゴーン
6. シックスティーン・キャンドルズ
7. 涙のチャペル
8. シルエッツ
9. オンリー・ユー
10. チャーリー・ブラウン
11. アース・エンゼル
12. ライオンは寝ている
13. 渚のボードウォーク
14. アイル・ビー・ホーム
15. 愛しのラナ
16. ゲット・ア・ジョブ
17. シンシアリー
18. グッドナイト・スィートハート
19. ブルー・ムーン
20. ポイズン・アイビー
21. アンチェインド・メロディー
22. グッド・ナイト・ベイビー
kingtones doo-wop tonight
グッド・ナイト・ベイビー.flv
横須賀基地内でのライヴ録音を収めた1980年作品、久しく見かけなかったモノですが極く最近ボートラを入れたCDがSolidから出たのでそれを狙った誰かが手放したものかな。"グッド・ナイト・ベイビー"(英語版)のソノシートのオマケ付き、でした。
68年ポリドールからの大ヒット"グッド・ナイト・ベイビー"から東芝を経てSMSに移籍した1枚目、大瀧さんが肩入れをして("ラストダンスはヘイジュード"!)若いポップスファンからも注目を集めていた時期ですね。
アメリカ独立記念日に米海軍横須賀基地のベニーデッカーシアターで米兵相手のステージでのライヴ録音、若き日に修業を積んだ場所ということで彼らにとっては勝手知ったる最高のシチュエイションであったことが想像されますし、録音は荒いながらも客席の熱狂も彼らの熱演も臨場感バッチリに収録されています。コーラス・グループとしてのキングトーンズの本来の姿が一番表れているのが本盤なのではないかと、すべてを聴いているわけでが無い私ですが、そう思わず云いたくなってしまいますね。
正直に明かせば、私、このハイテナーのクセのあるリードが苦手でちょっと引いてしまうところがあるのですが、本盤はDoo-Wop、オールディーズ曲ばかりということ、ライヴということでしょうか、あまり気にならず。
Doo-Wop好きの私としては一度は本盤を聴きたいとほのかには思っていたのですが、これまた正直な感想を云えば、コーラスは確かに上手いのですが、ちょうどこの頃レコード・デビューしたはずのあのシャネルズのほうがDoo-Wopグループとしては断然魅力的ですね(ゴメンナサイ!)。
ライナーを書いているのが、70年代後半から80年代にかけてに出ていた知る人ぞ知るDoo-Wop専門のファンジン「トレジャー・チェスト・オブ・マスティ・ダスティーズ」の編集長権藤陽一郎さん(達郎氏のサンストにもゲストで出ていましたね~今でもエアチェック・テープ持ってます!)、さすがに詳細な曲解説です。
1. オープニング:ディープ・リバー~インディペンデンス・デー
2. ドゥー・ワップ! トゥナイト
3. イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト
4. アット・ザ・ホップ
5. アイム・ソーリー・ユア・ゴーン
6. シックスティーン・キャンドルズ
7. 涙のチャペル
8. シルエッツ
9. オンリー・ユー
10. チャーリー・ブラウン
11. アース・エンゼル
12. ライオンは寝ている
13. 渚のボードウォーク
14. アイル・ビー・ホーム
15. 愛しのラナ
16. ゲット・ア・ジョブ
17. シンシアリー
18. グッドナイト・スィートハート
19. ブルー・ムーン
20. ポイズン・アイビー
21. アンチェインド・メロディー
22. グッド・ナイト・ベイビー
kingtones doo-wop tonight
グッド・ナイト・ベイビー.flv
30年ぐらい前、FM大阪の上芝とおる氏の「ポップス・ア・ゴー・ゴー」で鈴木雅之氏ゲストで「フィラデルフィア・ボーカル・グループ」の特集がありましたが、trammpsの「Zing! Went The Strings Of My Heart」をかける時に上柴氏が「シャネルズのイメージに一番近い」と言われていたのが印象的でした。たしかにこの曲もDoo-Wopテイストをもち込んだ曲でした。(この曲、アルバムはイントロ長すぎなので、シングル欲しいのですが見つかりません。ひょっとしたらベストあたりにシングルヴァージョンがあるのかもしれませんが)
でもキングトーンズも「君だけが」とか大好きです。
キングトーンズはプラターズ、シャネルズはDoo-Wopテイストを入れた70年代ソウル、いやもう、まったくその通りだと私も思います。この頃のキングトーンズはちょっと背伸びしちゃったプラターズですかね。
"Zing! Went the Strings of My Heart"は戦前のポピュラー・ソングなんですよね。私が知ったのもトランプスでだったのですが大いに気に入り、ジュディ・ガーランドをはじめとしてシナトラとかジューン・クリスティからコースターズにサテントーンズ、デメンションズ、ヒューリーズ等々のDoo-Wopまで一時期探しまくっていたことがあります。トランプスのヴァージョンはコースターズが下敷きですね、これをフィリーでやったところがミソでした。
https://www.youtube.com/watch?v=EW62xr7cDb0
私の持ってるこのベスト盤にはシングル・ヴァージョン(3:21)が入っていますね。
http://www.amazon.com/This-Is-Where-Happy-People/dp/B0000033BS
このベスト盤、早速入手したいと思います。ありがとうございました。
確か90年代に出たCDなので今でも手に入るのかどうか、やや不安もありますが。