Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jay Ferguson - Jo Jo Gunne

2018年10月16日 | 60's,70's Rock
あまりに「時代の音」だったからでしょう、リアルタイムでは結構ハマってよく聴いていたものですが、早々に手放していた2枚です。
そんな懐かしいジェイ・ファーガソン関係を2枚をウン十年振りに仕入れました。


1,Thunder Island/Jay Ferguson (Asylum) 1LP 108円
スピリットのオリジナルメンバー、その後ジョ・ジョ・ガンの結成を経てソロへ。本盤はタイトル曲が全米9位まで上った1977年の2作目のソロアルバム。
プロデュースがビル・シムジク、レーベルはAsylum、客演ギターにジョー・ウォルシュ。どこかイーグルスの香りも。フロリダ録音の爽やかにポップなウエストコースト・サウンド。
しかし、まぁこのタイトル曲"サンダー・アイランド"実に良く出来た曲でイントロから鷲掴みにされますね。出来過ぎで逆に飽きるかな、とも。全体を覆う軽いレゲエのリズムも心地良し。

Side A
A1 Thunder Island
A2 Soulin'
A3 Happy Birthday Baby
A4 Losing Control
A5 Cozumel
Side B
B1 Night Shift
B2 Babylon
B3 Love Is Cold
B4 Happy Too!
B5 Magic Moment


Jay Ferguson ~ Thunder Island




Jay Ferguson - Losing Control




Jay Ferguson - Babylon









2,So...Where's THe Show/Jo Jo Gunne (Asylum) 1LP 108円
ジェイ・ファーガソンがスピリットを抜けて結成したジョ・ジョ・ガン(チャック・ベリーの曲からとられた名ですね)、その1974年の4枚目にして最終作。
ギターが表に出てハードロック風味が強くなった感の一作、が、良質なポップセンスは変わらず。ジェイ・ファーガソン、この人、良い曲書きますね。
エンボス加工されたジャケット、実は結構凝ったツクリです。

Side A
A1 Where Is The Show
A2 I'm Your Shoe
A3 Single Man
A4 She Said Allright
Side B
B1 S & M Blvd.
B2 Falling Angel
B3 Big, Busted Bombshell From Bermuda
B4 Into My Life
B5 Around The World

JO Jo Gunne


Jo Jo Gunne - Where Is The Show?



Jo Jo Gunne - I'm Your Shoe


Jo Jo Gunne - Around The World



オマケです。
Chuck Berry - Jo Jo Gunne.

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5 コメント

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Unknown (uni)
2018-10-16 20:17:53
ジョジョガンとソロアルバムの音圧の違い
不公平です(笑)
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Re:ジェイ・ファーガソン (jahking)
2018-10-16 21:03:26
74年と77年の差でしょうね、この時代飛躍的に録音技術が進歩していますから。
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Jay Ferguson (t-izu)
2018-10-17 08:49:41
’77年というと『ホテル・カリフォルニア』の翌年、プロデュースが同じくビル・シムジクでアサイラムとくれば当時最先端の西海岸サウンドだったんでしょうね。
私はと言えば、パンク、ニュー・ウェーヴへどんどん興味を惹かれていた頃で、当時の米国ヒット・チャートや西海岸の音にはとんと興味を失くしていました。
それから40余年経ち時代のくびきが外れてみると、結構楽しめるアルバムがあるなぁ、と今更ながら反省しております。
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Unknown (へなちょこ)
2018-10-17 14:45:08
ジェイ・ファーガソンのメロディラインは独特で、私も、それまで愛聴していた西海岸の音に興味をなくしていたにもかかわらず、気になって追いかけていました。個人的には、たしかリヴォン・ヘルムだったかの前座で生を見られたことが印象深いです。
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Re:Jay Ferguson (Jahking@管理人)
2018-10-17 19:53:45
>t-izuさん
イーグルスの「ロング・ラン」、ジャクソン・ブラウンの「プリテンダー」、フィートの「ウェイティング・フォー・コロンブス」あたりが分岐点だったと記憶します。ここからUターンして戦前から50年代60年代の音楽に遡り、一方でパンク/ニューウェーヴへ。クラッシュ、ジャム、バズコックス、そしてフリクションにゴジラレコード、すぐ近くでよくわからないけどヒリヒリするような新しい感覚の音楽が蠢いている、そんな感覚を覚えた数年間、あんな感覚を覚えたのは後にも先にもあの頃だけです。

>へなちょこさん
スピリット時代から稀有なメロディメイカーでしたよね、後年は映画音楽の世界で成功したと聞きます。来日したとは聞きましたがリボン・ヘルムの前座とは、意外です。
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