
1,Washington Square/The Village Stompers (Epic) 1LP 100円
入手盤は64年1月に日本コロンビアがリリースしたペラジャケ盤。邦題は「ワシントン広場の夜はふけて:フォーク・ディキシー・ヒット・キット」。
タイトル曲はバンジョーがリードをとってこれにディキシー風のトランペット、クラリネット、トロンボーンが絡むインスト曲、サブタイトルにあるようにまさに「フォーク・ディキシー」の趣。にぎやかな演奏ながら哀愁のメロディー、ビートルズ登場以前にはこんな曲が大ヒットしていたのですね。
ちょっと検索してみるとダニー飯田とパラダイスキングが日本語歌詞をつけてカバーしていたとのこと、知らず知らずにそんなのを聴いていたのか後年オールディーズ番組で聴いていたのか定かではないですが、この哀しげなメロディーは充分に頭に刷り込まれています。イギリスのケニー・ボールが演った"モスクワの夜はふけて~Midnight in Moscow"という似たようなタイトル/曲がありますが、しっかりこのアルバムでもカバーされています。

Washington Square - The Village Stompers ワシントン広場の夜は更けて
******************
このアルバムのライナーを書いているのは中村とうようさん。このレコードを入手した数日後に訃報に接しました。追悼の文を書こうにも私の中でのとうようさんの存在はあまりにも大きく何も書く事ができず今に至っておりました。ただただ安らかにお眠りください、本当にありがとうございました、とだけ記させていただきます。
入手盤は64年1月に日本コロンビアがリリースしたペラジャケ盤。邦題は「ワシントン広場の夜はふけて:フォーク・ディキシー・ヒット・キット」。
タイトル曲はバンジョーがリードをとってこれにディキシー風のトランペット、クラリネット、トロンボーンが絡むインスト曲、サブタイトルにあるようにまさに「フォーク・ディキシー」の趣。にぎやかな演奏ながら哀愁のメロディー、ビートルズ登場以前にはこんな曲が大ヒットしていたのですね。
ちょっと検索してみるとダニー飯田とパラダイスキングが日本語歌詞をつけてカバーしていたとのこと、知らず知らずにそんなのを聴いていたのか後年オールディーズ番組で聴いていたのか定かではないですが、この哀しげなメロディーは充分に頭に刷り込まれています。イギリスのケニー・ボールが演った"モスクワの夜はふけて~Midnight in Moscow"という似たようなタイトル/曲がありますが、しっかりこのアルバムでもカバーされています。

Washington Square - The Village Stompers ワシントン広場の夜は更けて
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このアルバムのライナーを書いているのは中村とうようさん。このレコードを入手した数日後に訃報に接しました。追悼の文を書こうにも私の中でのとうようさんの存在はあまりにも大きく何も書く事ができず今に至っておりました。ただただ安らかにお眠りください、本当にありがとうございました、とだけ記させていただきます。
「夜更けシリーズ」はワシントン広場、モスクワ(名前に関しては米露の首都)、そしてウィーンですか。でもB面のウィーン~の方の原題は"Turkish Delight"ですよ。つまり「トルコの喜び」なら特殊浴場の今はなき名称で、そのまま訳したら当時日本では爆笑を買っていたでしょう。
哀愁という言葉が流行りました。
64年の初頭、ちょうどこの曲が流行りのピークを迎えていた頃、"プリーズ・プリーズ・ミー"がチャート下位にその姿を現しています。世代交代のはじまりですね。
http://www.maxinter21.com/hitchart_95002.html#p196414
当時の吉祥寺のレコード屋というとダイヤ街にあったお店を思い出します、今の東急百貨店の場所にあった「名店会館」に駅から行く途中のお店ですが、ひょっとしてその店ですか?
>uniさん
哀愁というとやっぱり北欧エレキですが、この手はどうも日本人の琴線に触れるみたいですね。
そのレコード店の名前はちょっと失念しましたが、細長い狭い店内だったのは覚えています。吉祥寺はあの頃から活気がありました。
いや、懐かしいです。