Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

日本盤シングル エレキ・インスト編 part-2

2017年01月19日 | Surfin' & Hot Rod,Eleki Inst.
1,ギター・マン b/w リンボー・ロック/デュアン・エディー (ビクター) 45's 324円
あの"太陽のかなたに"と同じリー・へイゼルウッド作にしてデュアン・エディの代表曲"ギター・マン"。
本国では62年にヒットしましたが、本盤は65年に出たもの。エレキブームに呼応してだされたものなのでしょう。
この曲を聴くとディック・デイルの"King of Surf Guitar"を思い起こします。女性コーラスにギターが絡むところなどギタースタイルは対極ですが曲構成は同じですね。デュアン・エディが先に演ったスタイルなのかな。



Duane Eddy - ( Dance With The ) Guitar Man








2,真赤な太陽 b/w ピッツァ・パーラー/T.ボーンズ (Liberty) 45's 100円
前作"ビートでOK"に続くコマーシャル・ソングでもあったというコーラスアレンンジを加えた当時としては新しいスタイルのギター・インスト曲。
「真赤な太陽」というと普通は美空ひばりとブルーコメッツのあの曲を思い浮かべるのですが、これは先立つこと1年、1966年のヒット曲。このT-ボーンズの曲も日本ではそこそこ流行ったと聞きますが、たった1年後の同名異曲、問題にはならなかったのかしらん?

と それはともかく、マーケッツ、ルーターズ、T-ボーンズはジョー・サラセーノのA&Rの成果ですね(朝妻一郎氏はライナーですでにそのことに触れています、さすがですね)。
このT-ボーンズ、あの"ダイアモンド・ヘッド"を作ったダニー・ハミルトンがメンバーにいて(といっても実際はゴーストバンドだったようですが)、後にはあの"恋のかけひき"をDunhillで大ヒットさせたハミルトン・ジョーフランク&レイノルズに発展します。


makkanataiyou


真赤な太陽/T・ボーンズ (The T Bones - Sippin''n Chippin')








3,京都の恋 b/w この道を歩こう/ベンチャーズ (Liberty) 45's 100円
1969年12月に発売された「ゴールデン・ポップス」からのシングルカット、2曲ともベンチャーズのオリジナル曲。エレキシタールも懐かしい今更名にも云うことのない超がつく有名曲ですね。
しかし、「万博記念盤」ってなんだろう? 単に1970年という万博の年に発売されたからでしょうか、ライナーにはそのことには一切触れられていません。


kyoto doll


渚ゆう子ヴァージョンも聴けます。
The VeNtuReS ~ KYOTO DOLL ~ (Two Versions!! 1st: Instrumental; 2nd: Japanese Vocal!!)

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6 コメント

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Unknown (uni)
2017-01-19 09:32:14
デュアン・エディー は珍しいですね。
若いなぁ
エレキインストはキーボーダーが入ってから興味が
薄くなりました。
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Re:Unknown (jahking)
2017-01-19 12:29:00
確かにそうですね、エレキです、何と云っても。
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Tボーンズのピッツア・パーラー (Gravenites)
2017-01-20 07:35:17
1966年というとピザがまだ日本では一般的でなかった頃ですが、いわゆるピザ・レストラン(イタ飯)をテーマにした曲ですよね。今ではピザと呼ぶんでしょうけど、当時はピザという日本語がなかったので英語の発音そのままでピッツアと訳し、おそらく日本人はそのタイトルのイメージにはまだピンと来なかったことでしょう。しかしおもしろいタイトルをつけたものですね。

"Sipping & Chipping”が「真赤な太陽」になるのも大胆な和訳です。何か理由があるんでしょうけど。

ベンチャーズの「京都の恋」もオリジナル・タイトルの翻訳だと「京人形」で、まさか渚ゆうこさんのことではないでしょう。B面は「狭苦しい道にて」と彼等の日本の現実の「印象」をもろに付けたタイトルが素晴らしいです。
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Re:Tボーンズのピッツア・パーラー (Jahking@管理人)
2017-01-20 08:25:37
youtubeに音源がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=TJh5A-6z_Zw
今聴けば、うーんどこがイタリアン? ハーモニカの響きにオルガンの響き? ってところですが、アメリカでは古くから定着していた料理なのかピッツァ=イタリアの連想は無いのかな? 日本ではシェイキーズの進出が70年代に入ってからと聞いたことがあります。ほんと、面白いタイトルですね、流石の朝妻一郎氏も知らなかったのかライナーでは一言も触れられていません。

Kyoto Dollが京都の恋、仰る通りで原題も良ければ邦題も良いという代表タイトルですね。B面は私はA面との連想で京都の階段状の小道を思い浮かべていました、が、確かに日本の現実を捉えていたのかもしれませんね。
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Unknown (miles601)
2017-01-20 09:47:34
京都の恋は1970年の万博の年に発売されたので万博記念盤です(^-^)アメリカでもシングルカットされていますがタイトルはKYOTO DOLLではなくEXPO'70でした。
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Re: (Jahking@管理人)
2017-01-20 11:13:57
なんと、KYOTO DOLLではなくEXPO'70でしたか!
ご教授有難うございます。
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