
1,Doctor Dunbar's Prescription/The Aynsley Dunbar Retaliation (Blue Thmb) 1LP 840円
エインズレイ・ダンバーは、知られるところではジョン・メイオール、ジェフ・ベックのバンドを経て独立、リタリエイションを率いて4枚、ブルー・ホエール名義で1枚のアルバムを残し、その後アメリカに渡りザッパのマザーズに加わりそのパワフルなドラミングでマザーズの核となっていきます。
そんなエインズレイ・ダンバーが組んだブルース・ロック・バンド、リタリエイションの1968年リリースのセカンド・アルバム。私が初めて買ったダンバー名義のアルバムがコレだったので思い入れもひとしおのアルバム、安かったのでまた買ってしまいました。
云うまでもなく67~69年のイギリスと云えばフリートウッド・マック、チッキン・シャック、サボイ・ブラウン、グランド・ホッグスを初めとしてブルース・ロック系のバンドが群雄割拠。ですが、このリタリエイションが演っていたのはブルースのフォーマットを使っていたもののより自由な解釈で、ダンバーも加わって制作されたジェフ・ベック・グループの「Truth」がヒントになっているような気もします。
このリタリエイションも次作からはブルースのみならずでよりサウンドの幅を広げていきますが、このセカンド・アルバムで聴けるのは重くパワフルなダンバーのドラムが全体を絞める正に「ブルース・ロック」。ボーカルがちょっと弱いのですが、ギター、ベース、キーボードは腕達者、その後よりヘヴィになっていくあの時代のブリティッシュ・ロック・サウンドの典型が聴けるアルバムです。ギンギンにシャッフルで押し捲るだけでなく12弦アコギを使った弾き語りとかkbdの人が余技で吹くコルネットをいれたりと緩急もあったりします。
因みにジャケット・デザインはヒプノシスです。

2,Let's make up and be friendly/Bonzo Dog Band (UA) 1LP 420円
思えば殆んどまともに聴いていないボンゾ・ドッグ・バンド。英国風のシニカルなユーモアですか、あれがまったく判らなくて。後にラットルズで爆発するビートルズ・オマージュには喜んでいましたけど(このアルバムでも1曲モロのがあります)。
ということで、一旦解散した後に再結成して72年に制作したアルバムが本盤だそうです。購入盤は米UAからのものですが、ボンゾ犬のポストカードがジャケットに貼ってあるソソル作り。
殆んど聴いていないバンドにも関わらず、実は1曲だけ自分の中ではおおいにお馴染の曲があります。それがこのアルバムのB面の最後に入っている"Slash"。70年代の日本を我が物顔で駆け抜けたあの「外道」のステージでのオープニングに使われていたのがコレだったのです。コレがボンゾ・ドッグの曲だったと知ったのは外道が解散してしばしの時を経た頃。偶然ボンゾのアンソロジーものを聴いていたときに気がついたのですが、いや、驚きました、それを知ったときは。

Bonzo Dog Band - Slush
この"香り"が始まる前触れに"Slush"が流されていました。
3,青春に捧げるメロディー/ベイ・シティ・ローラーズ(Arista) 1LP 100円
「B.C.R.通算4枚目,イアン・ミッチェルが参加した唯一のアルバム。アメリカ市場を十分に意識した作品で,カナダでレコーディングされた。4などのヒット曲の他,ラズベリーズ1やビーチ・ボーイズ7といったカヴァーも今となっては面白く聴ける。」(「CDジャーナル」データベースより)
というものらしいです。
当時は見て見ない振りをしていたバンドですが、さすがに「サタディナイト」とか「二人だけのデート」とかは無意識に口ずさんでいたりして......。今聴けば、よく出来ていること! 一気に両面きいてしまいました。
1. レッツ・プリテンド
2. すてきな君
3. ロックン・ローラー
4. 二人だけのデート
5. イエスタデイズ・ヒーロー
Side B
6. マイ・リサ
7. ドント・ウォリー・ベイビー
8. カッコー鳥
9. 愛をこめたレター
10. 青春に捧げるメロディー

エインズレイ・ダンバーは、知られるところではジョン・メイオール、ジェフ・ベックのバンドを経て独立、リタリエイションを率いて4枚、ブルー・ホエール名義で1枚のアルバムを残し、その後アメリカに渡りザッパのマザーズに加わりそのパワフルなドラミングでマザーズの核となっていきます。
そんなエインズレイ・ダンバーが組んだブルース・ロック・バンド、リタリエイションの1968年リリースのセカンド・アルバム。私が初めて買ったダンバー名義のアルバムがコレだったので思い入れもひとしおのアルバム、安かったのでまた買ってしまいました。
云うまでもなく67~69年のイギリスと云えばフリートウッド・マック、チッキン・シャック、サボイ・ブラウン、グランド・ホッグスを初めとしてブルース・ロック系のバンドが群雄割拠。ですが、このリタリエイションが演っていたのはブルースのフォーマットを使っていたもののより自由な解釈で、ダンバーも加わって制作されたジェフ・ベック・グループの「Truth」がヒントになっているような気もします。
このリタリエイションも次作からはブルースのみならずでよりサウンドの幅を広げていきますが、このセカンド・アルバムで聴けるのは重くパワフルなダンバーのドラムが全体を絞める正に「ブルース・ロック」。ボーカルがちょっと弱いのですが、ギター、ベース、キーボードは腕達者、その後よりヘヴィになっていくあの時代のブリティッシュ・ロック・サウンドの典型が聴けるアルバムです。ギンギンにシャッフルで押し捲るだけでなく12弦アコギを使った弾き語りとかkbdの人が余技で吹くコルネットをいれたりと緩急もあったりします。
因みにジャケット・デザインはヒプノシスです。

2,Let's make up and be friendly/Bonzo Dog Band (UA) 1LP 420円
思えば殆んどまともに聴いていないボンゾ・ドッグ・バンド。英国風のシニカルなユーモアですか、あれがまったく判らなくて。後にラットルズで爆発するビートルズ・オマージュには喜んでいましたけど(このアルバムでも1曲モロのがあります)。
ということで、一旦解散した後に再結成して72年に制作したアルバムが本盤だそうです。購入盤は米UAからのものですが、ボンゾ犬のポストカードがジャケットに貼ってあるソソル作り。
殆んど聴いていないバンドにも関わらず、実は1曲だけ自分の中ではおおいにお馴染の曲があります。それがこのアルバムのB面の最後に入っている"Slash"。70年代の日本を我が物顔で駆け抜けたあの「外道」のステージでのオープニングに使われていたのがコレだったのです。コレがボンゾ・ドッグの曲だったと知ったのは外道が解散してしばしの時を経た頃。偶然ボンゾのアンソロジーものを聴いていたときに気がついたのですが、いや、驚きました、それを知ったときは。

Bonzo Dog Band - Slush
この"香り"が始まる前触れに"Slush"が流されていました。
3,青春に捧げるメロディー/ベイ・シティ・ローラーズ(Arista) 1LP 100円
「B.C.R.通算4枚目,イアン・ミッチェルが参加した唯一のアルバム。アメリカ市場を十分に意識した作品で,カナダでレコーディングされた。4などのヒット曲の他,ラズベリーズ1やビーチ・ボーイズ7といったカヴァーも今となっては面白く聴ける。」(「CDジャーナル」データベースより)
というものらしいです。
当時は見て見ない振りをしていたバンドですが、さすがに「サタディナイト」とか「二人だけのデート」とかは無意識に口ずさんでいたりして......。今聴けば、よく出来ていること! 一気に両面きいてしまいました。
1. レッツ・プリテンド
2. すてきな君
3. ロックン・ローラー
4. 二人だけのデート
5. イエスタデイズ・ヒーロー
Side B
6. マイ・リサ
7. ドント・ウォリー・ベイビー
8. カッコー鳥
9. 愛をこめたレター
10. 青春に捧げるメロディー

そう言えば笑い袋っておもちゃもありました(笑)
http://jp.youtube.com/watch?v=eTQKSF9Lg3Q
「笑い袋」.....確かに正に同じですね。
>通りすがりさん
当時はニック・ロウがなんでまた....と思っていました。ですが、結構マジだったんですね。何曲かあった関連曲、どれもいい曲でした。
私はコレで楽しんでました。
http://music.yahoo.com/release/23859