Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jan & Dean

2007年06月24日 | 50's 60's Oldies
1,Popsicle/Jan & Dean (Liberty) 1LP 1,890円
66年、ジャン・ベリーが交通事故を起こし入院することになる直後に出されたアルバム。この後、その不運と時代の波とでその人気も失速していくことになるわけですが、そのポップ・スターとしての最後の輝きだったのがタイトル・ソングの"Popsicle"(全米チャート21位)。

1. Popsicle
2. The Restless Surfer
3. She’s My Summer Girl
4. Down at Malibu Beach
5. Summer Means Fun
6. Tennessee
7. Norwegian Wood (This Bird has Flown)
8. A Surfer’s Dream
9. Surf Route 101
10. Surfin’ Wild
11. Waimea Bay

収録曲はそのタイトルから伺い知れるようにサーフィンものが大半を占めます。66年といえばベトナム戦争も激化してきつつ全米にも暗い影がという時期、サーフィン、ホットロッドの時代はとうに過ぎていた訳で....。
といった時代背景はあるからか内容的には勿論悪くないものですが一抹の寂しさも。


2,Command Performance:Live in Person/Jan & Dean (Liberty) 1LP 500円
その人気絶頂期65年に出された当時唯一のライブ盤。上記盤のホンの1年前になるわけですがなんの屈託もない明るく楽しいステージが繰り広げられます。歌も下手だし、バック演奏(ハル・ブレイン指揮)も荒いしで今聴くと...ではありますがこれが本来のJ&Dの姿なんでしょう。
Background Voice: The Fantastic Baggysなんてクレジットがしっかり入っています。スローン&バリということでしょうかね。

正に当時のステージ映像がありました、こちらで。

J&D Live


3,same/Jan & Dean (Sunset) 1LP 400円
Liberty傘下に廉価盤専門レーベルがこのSunset。そのSunsetから66~67年頃に出されたと思われる編集盤。所謂ベスト・ヒットの選曲ではないところが面白く、バリー・マンのカバー"Who put the Bomp"、インストながらかっこいい"Walk on The Wet Side"、隠れたドラッグカー・ソングの名曲"I got Drive"、様々な当時の有名曲を歌いこんだ"Philadelphia,PA."等々地味ながらいい曲が揃っています。

1,Poor Little Puppet
2,Who put the Bomp
3,She's My Summer Girl
4,Walk on The Wet Side
5,Whe it's Over
6,I got Drive
7,Philadelphia,PA.
8,A Surfer's Dream
9,Move Out Little Mustang
10,It's Turkey Trot

J&D Sunset

思わず見入ってしまったJ&Dのトリビュート・フィルムはこちらで。

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2 コメント

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> Jan & Dean (通りすがり)
2007-06-24 15:38:28
> Take Brian Surfin'
> ブライアン・ウィルソン、ビーチ・ボーイズが提供
> した楽曲、プロデュースした楽曲のみを集めた
> ジャン&ディーンの変則ベスト・アルバム!
http://www.hmv.co.jp/product/detail/666199
数年前に出てたのが、また再発されています。
これなかなかいいですよ。
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Re:Take Brian Surfin' (Jahking@管理人)
2007-06-24 19:46:46
へぇー、面白い企画の編集盤ですね。
まるでベスト・ヒッツ・アルバムになっているところがブライアン&ビーチ・ボーイズとの結びつきの強さが伺い知れます。

リンクと同じHMVをみたら「ポプシクル」も日本盤仕様がVividから先月出ていたのですね、これまた知りませんでした。
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