Dressses Too Short / Bobby Radcliff (Black Top) 1LP 1989
ワシントンD.C.出身だという白人ブルースマン、ボビー・ラドクリフ。1951年生まれと云うからかなりのベテラン。バンド加入はあまりなくセッションマン/ソロの活動がほとんどだったよう、その為かどうか私はまったく知らなかった人。本盤はセカンドソロアルバムだそう。
80年代の半ば頃からだったでしょうか、白人のブルースギタリストがソロ作をリリースする傾向が出てきたのですが、どれもこれもギターはテクに走り過ぎてボーカルは魅力なし、そんなアルバムを立て続けに聴いてウンザリした記憶があります。
本盤もそんな一枚かなぁとも思ったのですが、タイトル「Dressses Too Short」が目を引いたので買ってみた次第、そう、大好きなシル・ジョンソンのあの曲じゃないですか。いざ聴けばこれまた大好きホワイトソウルマン、エディ・ヒントンを思わせる(あそこまで臭くないですが)ソウルマン振り、間奏で出るギターは音色/フレーズともにアルバート・コリンズやバディ・ガイを思わせるエキセントリック系。
聴き進めれば、シカゴ風味もあればN.O.風味もあればと曲調はイロイロ、が、ギターはどれも先に書いた通り。あの頃にウンザリした方々とは一味違い、私は結構楽しめました。
Bobby Radcliff - Dresses Too Short
BOBBY RADCLIFF "Dresses Too Short" Long Beach CA 1/12/19
Bobby Radcliff~ Hard road To Travel
BOBBY RADCLIFF "medley" 8/29/11 san francisco
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