The Best of The Roy "C" Collection (Three Gems) 1LP
Roy "C" Hammondことロイ C、ちょっとユニークなディープソウルシンガーとして70年代からMercuryからのLPと自身のレーベルAlagaからのシングル盤とで親しんでいたお方。そのMercuryからリリースされた1973年のアルバム「Sex and Soul」と、続く2枚のLPは最初の2枚が日本盤が出たこと(桜井ユタカ氏の尽力でしょう)もあって結構な話題になりましたね。その後自身のレーベルからシングル、アルバムを出し続け、日本ではP-VineからAlaga録音を集めたCD「セックス・アンド・シンングルス」や関連録音を集めた「ロイC ・ファミリー」も出て大いに楽しんだものでした。
で 本盤、全然知らなかったLPですが、久し振りにロイCの名前を見て衝動的に抱えてしまったもの。Discogsによると自身のレーベルThree Gemsから1985年に出たものと。CDも出ているばかりでなくSpotyfi等サブスクでも聴ける模様。何のクレジットも無いため詳しくは不明ですが初期の一番ヒット"Shotgun Wedding"からAlaga録音、その後の録音を集めたものでそのキャリアを簡単にに俯瞰したもののようです。
あの独特なリズムに哀愁感さえあるメロディ、ユニークな歌声、本当に久し振りに聴きましたが、ホント個性的で惹かれる人です。
こんなユニークな曲もこの人の真骨頂
このLPにも入っている"Got to Get Enough"が大好きで一番よく聴いた曲。
Got to Get Enough
Shotgun Wedding
After Loving You
She's Gone
I'm Going to Love Someone Else's Woman
「Shotgun Wedding」が「花嫁の父親が婚前に娘を妊娠させた花婿に憤慨して銃(shotgun)を突きつけて結婚させたこと」と言うのも、この曲ではじめて知りました。
マークⅣもそうですが、他にはないユニークなソウル感覚です。
https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/02cb7c7a2d5922fa00214f050c267538
もう19年も前でした、取り上げたのは。
当時はまとめて聴けるものはこの盤しかなかったはずですが、果たして今はどーなのでしょう。
https://www.discogs.com/artist/235191-The-Genies