Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Soul 紙ジャケCD

2006年07月07日 | Soul, Funk
昨年の秋にSonyからグローリアス・ソウル・ジェムズ・シリーズなる名称で出たソウルの紙ジャケ3種を中古で見つけたので買っときました。いずれもアナログで持っていたのですが....。
このシリーズで出たフランキー・ギアリングが在籍していたグローリーズは既にプレミアが付いて5千円を超える値が付いていたのにはびっくり! 私?しっかり買い逃しております(嗚呼!)

1,Get My Hands on Some Kovin'/The Artistics(Okeh) 1CD 1,380円
アーティスティックスと云えば67年頃からの一連のBrundswickでの録音と永らく思っていましたが、数年前に本盤の再発LPを聴いて以来いやこのデビュー盤もなかなか凄いぞと今更ながら思っておりました。とにかくこのOkeh盤はレアで再発されるまでまるで高値の花だったもので。あのシカゴ・ソウル・サウンドに乗ってマーヴィン・スミスの強靭なリードに塩辛いコーラス、サム・クック風味もデトロイト風味も。64~65年の録音、ジャケットからイメージされるそのもののサウンドが出てきます。全10曲23分足らずというシングルCD並の収録時間ですが物足りなさは微塵もなし。"This Heart of Mine"はて何度聴いたことか。

2,same/The Ebonys(Philladelphia Inter.) 1CD 1,570円
これも原盤はそこそこレアで私もはじめて聴いたのは90年代に入って出た再発LPで。今回の紙ジャケでなんと3回目のCD化だそうで今やその人気も定着した感のある70'sフィリーの名盤。やっぱりなんといっても聴き物は7分を超える至福の時間が味わえる"It's Foever"。スィートなコーラスに強靭なバリトン・ボイス、いやもうお見事、スィート・ソウルの極み。今回はこの曲のシングル・バージョンも入っています。この曲だけでなく捨て曲なしのやっぱ名盤。
Ebonys

3,Home is Where the Heart is/Bobby Womack(Columbia) 1CD 1,570円
UAからColumbiaへ移籍した第一作目、マッスル録音。この頃のウーマックが悪いわけがなく1曲目(これが特にいい出来)からウーマックのソウル・ミュージックに一気に引きずり込まれること必至。邦題「我が魂の故郷」。カーペンターズの”愛のプレリュード”をカバーしてるのがウーマックらしいですね(正にウーマック節になってます)。
artistics

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