1,Live at the Whisky A Go Go/Herbie Mann (Atrantic) 1LP 864円
ロイ・エアーズ、スティーヴ・マーカス、ソニー・シャーロック、ミロスラフ・ヴィトウス、ブルーノ・カーという68年当時のレギュラーグループでのライヴ盤。状態が良い盤が安価だったのでついまた手が出ました。
A面はスティーヴ・マーカスが自己のアルバム「Count's Rock Band」で演っていた"Ooh Baby"、B面はバーケイズのカバーでマン先生が66年にシングルで出した"Philly Dog"、と、両面で2曲という長尺演奏を収めています。
"Ooh Baby"はラリー・コリエルを含むスティーヴ・マーカス盤の崩壊寸前の爆発的演奏とは違うリラックスした演奏(マーカスはひとり気を吐きますが空回り気味)、これがマン先生の資質なのでしょう。B面の"Philly Dog"もまったく同じテンションの演奏、ネス湖の怪獣と称されたこともあるソニー・シャーロックのゴロゴリのギターソロも味わえます。
Herbie Mann - Ooh Baby
2,Reggae/Herbie Mann (Atrantic) 1LP 350円
1974年にリリースされたマン先生「レゲエに挑戦の巻」。ロンドンに乗り込んで現地のミュージシャンと録音したもの。参加したのはミック・テイラー、アルバート・リー、パット・レビロットにトミー・マックックのバンド。本盤も先見の明というか気を見て敏というかマン先生持ち前のカメレオン的体質から生まれたものですね。ほんわりゆったりの軽めのレゲエリズムに乗ってのジャムは気持ちの良いものの気持ち良すぎてBGMにぴったりとも云える一枚ですね。18分にも渡るものの緩急がまるでない"My Girl"なんてその典型。
Side A
1. Ob-La-Di, Ob-La-Da
2. Rivers Of Babylon
3. Swingin' Shepherd Blues
Side B
1. My Girl
herbie mann_ob-la-di,ob-la-da.wmv
Herbie Mann & Tommy McCook - Rivers Of Babylon
Herbie Mann - My Girl
ロイ・エアーズ、スティーヴ・マーカス、ソニー・シャーロック、ミロスラフ・ヴィトウス、ブルーノ・カーという68年当時のレギュラーグループでのライヴ盤。状態が良い盤が安価だったのでついまた手が出ました。
A面はスティーヴ・マーカスが自己のアルバム「Count's Rock Band」で演っていた"Ooh Baby"、B面はバーケイズのカバーでマン先生が66年にシングルで出した"Philly Dog"、と、両面で2曲という長尺演奏を収めています。
"Ooh Baby"はラリー・コリエルを含むスティーヴ・マーカス盤の崩壊寸前の爆発的演奏とは違うリラックスした演奏(マーカスはひとり気を吐きますが空回り気味)、これがマン先生の資質なのでしょう。B面の"Philly Dog"もまったく同じテンションの演奏、ネス湖の怪獣と称されたこともあるソニー・シャーロックのゴロゴリのギターソロも味わえます。
Herbie Mann - Ooh Baby
2,Reggae/Herbie Mann (Atrantic) 1LP 350円
1974年にリリースされたマン先生「レゲエに挑戦の巻」。ロンドンに乗り込んで現地のミュージシャンと録音したもの。参加したのはミック・テイラー、アルバート・リー、パット・レビロットにトミー・マックックのバンド。本盤も先見の明というか気を見て敏というかマン先生持ち前のカメレオン的体質から生まれたものですね。ほんわりゆったりの軽めのレゲエリズムに乗ってのジャムは気持ちの良いものの気持ち良すぎてBGMにぴったりとも云える一枚ですね。18分にも渡るものの緩急がまるでない"My Girl"なんてその典型。
Side A
1. Ob-La-Di, Ob-La-Da
2. Rivers Of Babylon
3. Swingin' Shepherd Blues
Side B
1. My Girl
herbie mann_ob-la-di,ob-la-da.wmv
Herbie Mann & Tommy McCook - Rivers Of Babylon
Herbie Mann - My Girl
最初のは「メンフィス・アンダーグラウンド」爆発寸前のものでほぼ同じメンバーが参加していますが、やはりここでも足を引っ張ているのがドラムズの元ボクサーのブルーノ・カー。しかしそれなりに、このそれぞれがまったく違うバックグラウンドを持ったメンバーたちによるノリがマン先生の指揮のもとに、うまく化学変化して、オリジナル・グルーブが醸し出されております。このアルバムを聞くたびに思うのは観客はじっと聴いているのか、あるいはフロアーで踊っているのかということです。
このほぼ同じメンバー・ラインアップでメンフィス~やら、交響楽団との共演、モード演奏、ボサノバなどを平気な顔してやりまくるのですから、やはり只者ではありません。
二枚目の変身ぶりもここまでくるとあまり驚きませんが、それなりにレゲエのリズムをマン先生なりに咀嚼して、なぜかイギリスの2人のギタリストをフューチャーしてやってしまいました。あの怒涛のディスコ突入の前夜の作品ですね。まあダンスということでは共通していますが。
その幅の広さにはカメレオンと呼ぶには畏れ多いマン先生ではありますが、彼が素知らぬ顔してこなしてしまうその極端な例が、このレゲエと日本の神楽の差でしょうかね。
フルートを使ったノリの追求に一生をかけたマン先生は私のアイドルでもあります。(本気)
なるほど、マン先生は「フルートを使ったノリの追求に一生をかけた」のですね。こう考えると先生の歩みもすんなり理解できますね。
Graさんに心待ちにしておりましたなんてお言葉を頂戴したら来年もマン先生道を歩んでいく気になってしまうじゃないですか(笑)
>しみへんさん
ヴィトウスといったらマン先生がプロデュースしたファーストソロ作「Infinite Search~限りなき探求」に尽きます。ジョーヘン、マフラフリン、ハンコック、デジョネット、特に"Freedom Jazz Dance"はその各人のアドリブまで覚えてしまうほど聴き込みましたし今も時々取り出しては聴いている40年来の愛聴盤です。
が、80年代くらいからヴィトウスを聴きだした方には不評なのかもしれませんね、これは。