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1,Animal Tracks/The Animals (EMI/Columbia) 1CD 980円
5~6年前でしたっけ、東芝が出した英国で1965年に発売されたセカンド・アルバムの紙ジャケCDです。同時に出たファーストは出たときに買ったのですが、これは買いそびれていて今頃購入。帯なしなれどこんなお値段なら手が出ます。
実は私、アニマルズのEMI/Columbia時代の録音をはじめてまとまって聴いたのは68~69年頃に東芝が独自に編集して出した「オリジナル・ジ・アニマルズ」(数年前にこれも紙ジャケCD化されましたね)、その後は東芝がもっと以前に出したベスト盤とか米国編集盤とかで親しんできました。英国オリジナル盤仕様の1stと2ndアルバムを聴けたのは80年代も半ば頃だったでしょうか、勿論再発のLPでです。よってこの英国仕様のアルバムは、それぞれの曲自体はよく知っていてもアルバム単位ではいまひとつ身についていないというかイメージしにくいものだったりします。
アルバム単位で聴きだしたのは英国盤だと「Animalisms」日本盤だと「孤独の叫び」米国盤だと「Amimalism」以降ということになります。
とまたまた戯言を並べ立ててしまいましたが、本盤は1965年発売の英国でのセカンド・アルバム11曲に8曲のシングル曲をプラスしたCD。
1. メス・アラウンド
2. ハウ・ユーヴ・チェンジド
3. ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハ-・ソー
4. アイ・ビリーヴ・トゥ・マイ・ソウル
5. ウォリード・ライフ・ブルース
6. ロバータ
7. アイ・エイント・ゴット・ユー
8. ブライト・ライツ・ビッグ・シティ
9. レット・ザ・グッド・タイムズ・ロール
10. フォー・ミス・コーカー
11. ロードランナー
12. 悲しき願い
13. クラブ・ア・ゴー・ゴー
14. 悲しき叫び
15. 朝日のない街
16. アイ・キャント・ビリーヴ・イット
17. イッツ・マイ・ライフ
18. アイム・ゴナ・チェンジ・ザ・ワールド
19. ドント・ウォント・マッチ
上記11曲目までがオリジナル・アルバム収録曲ですが、信じられないほど渋い選曲。シングルカットされたのは"悲しき叫び"のB面で出たアルバム唯一のオリジナル曲エリック作の"For Miss Caulker"のみ。他10曲はレイ・チャールズが3曲、ジミー・リード、チャック・ベリーにボ・ディドリー等々すべてカバー曲。
当時のステージ映像を見ればティーンの女の子にもワーワー・キャーキャーのアイドル人気、そんな女の子達がコレ聴いてどうだったのでしょう。チャートは6位、そこそこ売れたわけですが。知られる通り英国版のファースト・アルバムも"Story of Bo Diddley"ではじまるシングルヒット曲を除いた渋い作りでした、ミッキー・モストの戦略だったわけですが英断ですね。
こんな渋いアルバムの作りじゃセールス的にはヤバイぞと思ったのは米国MGMも日本の東芝も同じで、1st,2nd共に組みなおしております。因みに当時出た日本盤2nd「アニマルズNo.2」は英国版11曲に"悲しき願い" "ブルーな気持" "悲しき叫び"を追加した仕様。ジャケットは英国版1stのデザインを使っていました。
ベスト・トラックはアラン・プライスのピアノが素晴らしすぎる"For Miss Caulker"と"Have You've Changed"。好きなのはレイ・チャールズのカバー3曲にボーさんカバーの"Roadrunner"。
この余裕すら感じさせる演奏に圧倒的な歌唱。よく引き合いに出されるミック・ジャガーとストーンズとは、優劣の問題ではなく同じ黒人音楽志向であってもそのアプローチ/音楽性は少なくとも音盤上はかなり異なるものだったとあらためて思います。ミッキー・モストとアンドリュー・ルーグ・オールダムの違いも大きかったのでしょうが。
ボートラの8曲の中で面白いのは"It's My Life"とそのシングルのB面"I'm Gonna Change The World"。アラン・プライスが抜け後任のディヴ・ロウベリーがバンドにフィットした新生アニマルズの誕生が聴けます。
最後にこの紙ジャケCDのライナー、綿密に調べてあってとても参考になることは間違い無いのですが、ことあるごとにアラン・プライス擁護のクダリが出てきて鼻につきます。ライナー氏がアランを好きなのはヨーク判りますがね。
The Animals - It's My Life
5~6年前でしたっけ、東芝が出した英国で1965年に発売されたセカンド・アルバムの紙ジャケCDです。同時に出たファーストは出たときに買ったのですが、これは買いそびれていて今頃購入。帯なしなれどこんなお値段なら手が出ます。
実は私、アニマルズのEMI/Columbia時代の録音をはじめてまとまって聴いたのは68~69年頃に東芝が独自に編集して出した「オリジナル・ジ・アニマルズ」(数年前にこれも紙ジャケCD化されましたね)、その後は東芝がもっと以前に出したベスト盤とか米国編集盤とかで親しんできました。英国オリジナル盤仕様の1stと2ndアルバムを聴けたのは80年代も半ば頃だったでしょうか、勿論再発のLPでです。よってこの英国仕様のアルバムは、それぞれの曲自体はよく知っていてもアルバム単位ではいまひとつ身についていないというかイメージしにくいものだったりします。
アルバム単位で聴きだしたのは英国盤だと「Animalisms」日本盤だと「孤独の叫び」米国盤だと「Amimalism」以降ということになります。
とまたまた戯言を並べ立ててしまいましたが、本盤は1965年発売の英国でのセカンド・アルバム11曲に8曲のシングル曲をプラスしたCD。
1. メス・アラウンド
2. ハウ・ユーヴ・チェンジド
3. ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハ-・ソー
4. アイ・ビリーヴ・トゥ・マイ・ソウル
5. ウォリード・ライフ・ブルース
6. ロバータ
7. アイ・エイント・ゴット・ユー
8. ブライト・ライツ・ビッグ・シティ
9. レット・ザ・グッド・タイムズ・ロール
10. フォー・ミス・コーカー
11. ロードランナー
12. 悲しき願い
13. クラブ・ア・ゴー・ゴー
14. 悲しき叫び
15. 朝日のない街
16. アイ・キャント・ビリーヴ・イット
17. イッツ・マイ・ライフ
18. アイム・ゴナ・チェンジ・ザ・ワールド
19. ドント・ウォント・マッチ
上記11曲目までがオリジナル・アルバム収録曲ですが、信じられないほど渋い選曲。シングルカットされたのは"悲しき叫び"のB面で出たアルバム唯一のオリジナル曲エリック作の"For Miss Caulker"のみ。他10曲はレイ・チャールズが3曲、ジミー・リード、チャック・ベリーにボ・ディドリー等々すべてカバー曲。
当時のステージ映像を見ればティーンの女の子にもワーワー・キャーキャーのアイドル人気、そんな女の子達がコレ聴いてどうだったのでしょう。チャートは6位、そこそこ売れたわけですが。知られる通り英国版のファースト・アルバムも"Story of Bo Diddley"ではじまるシングルヒット曲を除いた渋い作りでした、ミッキー・モストの戦略だったわけですが英断ですね。
こんな渋いアルバムの作りじゃセールス的にはヤバイぞと思ったのは米国MGMも日本の東芝も同じで、1st,2nd共に組みなおしております。因みに当時出た日本盤2nd「アニマルズNo.2」は英国版11曲に"悲しき願い" "ブルーな気持" "悲しき叫び"を追加した仕様。ジャケットは英国版1stのデザインを使っていました。
ベスト・トラックはアラン・プライスのピアノが素晴らしすぎる"For Miss Caulker"と"Have You've Changed"。好きなのはレイ・チャールズのカバー3曲にボーさんカバーの"Roadrunner"。
この余裕すら感じさせる演奏に圧倒的な歌唱。よく引き合いに出されるミック・ジャガーとストーンズとは、優劣の問題ではなく同じ黒人音楽志向であってもそのアプローチ/音楽性は少なくとも音盤上はかなり異なるものだったとあらためて思います。ミッキー・モストとアンドリュー・ルーグ・オールダムの違いも大きかったのでしょうが。
ボートラの8曲の中で面白いのは"It's My Life"とそのシングルのB面"I'm Gonna Change The World"。アラン・プライスが抜け後任のディヴ・ロウベリーがバンドにフィットした新生アニマルズの誕生が聴けます。
最後にこの紙ジャケCDのライナー、綿密に調べてあってとても参考になることは間違い無いのですが、ことあるごとにアラン・プライス擁護のクダリが出てきて鼻につきます。ライナー氏がアランを好きなのはヨーク判りますがね。
The Animals - It's My Life
がこの値段でこの曲の多さお得ですね(笑)
当時曲の良さん¥もさることながら
踊りやすいってのも魅力でしたね。
ハレルヤでノックのところでみんな真似したり..
初期スパイダースが同じ匂いを持ってたような気がします。