Tiny Bradshaw & Jump Big Band

1,The Great Composer/Tiny Bradshaw (King) 1LP 105円
50年代に大人気だったジャンピンR&Bスィンガーにしてコンポーザーだったタイニー・ブラッドショウのKing盤の復刻LPです。1959年にトリビュート盤として発売されたもののようです。
タイニー・ブラッドショウの名前は知らなくてもロックファンなら"The Train Kept a Rollin'"はどなたでもご存知でしょう。ジョニー・バーネット・トリオからヤードバーズ、エアロスミスの演ったあの曲です。そう、その曲の作者がこのタイニー・ブラッドショウなのです。（ですが、ソレを期待して聴くとコケるかも？　なんたって1951年のヒット曲ですから）

TINY BRADSHAW THE TRAIN KEPT A-ROLLIN 1951





2,Big Band Jump/V.A. (P-Vine) 1LP 105円
1982年にP-Vineがデルマーク経由でユナイテッド/ステイツ/リーガル等の原盤を使って制作した「50年代のブラック・ミュージック・シリーズ」の一枚。
このシリーズはお世話になった方も多いかと。Doo-Wopからシカゴのダウンホーム・ブルースあたりはよく聴いたものです。

本盤はそのジャンプ/ジャズのビッグ・バンドもの。
アーニー・フィールズ・オーケストラの7曲に50年頃のキャブ・キャロウェイを4曲、エリントン・バンドにいたクラリネット奏者ジミー・ハミルトンの2曲という構成。全体的にジャズ色の濃いものですが、正にジャンプ・ミュージックとの狭間の音楽。キャブの4曲は知られる30年代のものとは一味違うブルース・シャウトが聴けます。