1,Starlight in Black/Miles Davis (Mega Disc) 1CD 2,310円
1964年7月に10日間に渡って開催された”ワールド・ジャズ・フェスティバル”の主役として来日をしたマイルス・クインテット。本盤はその初日7月12日日比谷野外音楽堂でのライヴを収めたもの。因みにオフィシャルの「In Tokyo」はその翌々日14日、新宿厚生年金での録音。更にその翌日の京都公演も発掘されています。
PA落としでしょうか、リズム・セクションはチト弱いものの音質は良好。で 聴き物は何の前触れもなくいきなり始まる1曲目の"枯葉"。サム・リヴァースの怪物振りが良く出ています。この曲が日本初お目見えだった訳ですね、これを客席で聴いた観客は唖然としたのでは。
今ではこの日比谷と京都の音源を2枚組にしたコピーCDも出ているようですが、今回入手盤はプレスものゴールドCDでした。
2,E.S.P/Miles Davis (Columbia) 1CD 1,350円
今更ですが紙ジャケCDが安かったので。
サム・リバースを連れて64年7月に来日した時点で既にウエイン・ショーターの加入は決まっていたとかで、同年9月にはウエインが加入しヨーロッパ・ツアーを敢行しています(初日25日のベルリン公演はご存知の通りオフィシャルで出ています)。でそのツアー10公演を終えた後、翌65年に1月に録音されたショーター参加の初スタジオ録音が本盤。
なんでこんな経緯を書いたかというとショーターが加入して半年でこのクインテットが大きく変貌しているから。勿論ライヴとスタジオの違いはあるわけですが、マイルス・クインテット、明らかに次のステップへ上っております。
この後マイルスは体調を崩し年末まで休養、休養明けの65年12月に録音されたのが例の「プラクッド・ニッケル」でのハチャメチャ・ライヴ盤。で 本盤「E.S.P」から20ヶ月振りとなる66年10月スタジオ録音盤がニッコリ・にんまりの「マイルス・スマイルス」。で次が67年8月の「ソーサラー」。とまぁ、同じメンバーでの演奏ながら僅か3年でここまで変貌していくって経緯を追ってみるとやっぱ凄いというか尋常じゃないなと。実はこの後もっと尋常じゃなくなるわけですけどね。
なんてことを久し振りに聴いた本盤で今更ながら再確認した次第。
1964年7月に10日間に渡って開催された”ワールド・ジャズ・フェスティバル”の主役として来日をしたマイルス・クインテット。本盤はその初日7月12日日比谷野外音楽堂でのライヴを収めたもの。因みにオフィシャルの「In Tokyo」はその翌々日14日、新宿厚生年金での録音。更にその翌日の京都公演も発掘されています。
PA落としでしょうか、リズム・セクションはチト弱いものの音質は良好。で 聴き物は何の前触れもなくいきなり始まる1曲目の"枯葉"。サム・リヴァースの怪物振りが良く出ています。この曲が日本初お目見えだった訳ですね、これを客席で聴いた観客は唖然としたのでは。
今ではこの日比谷と京都の音源を2枚組にしたコピーCDも出ているようですが、今回入手盤はプレスものゴールドCDでした。
2,E.S.P/Miles Davis (Columbia) 1CD 1,350円
今更ですが紙ジャケCDが安かったので。
サム・リバースを連れて64年7月に来日した時点で既にウエイン・ショーターの加入は決まっていたとかで、同年9月にはウエインが加入しヨーロッパ・ツアーを敢行しています(初日25日のベルリン公演はご存知の通りオフィシャルで出ています)。でそのツアー10公演を終えた後、翌65年に1月に録音されたショーター参加の初スタジオ録音が本盤。
なんでこんな経緯を書いたかというとショーターが加入して半年でこのクインテットが大きく変貌しているから。勿論ライヴとスタジオの違いはあるわけですが、マイルス・クインテット、明らかに次のステップへ上っております。
この後マイルスは体調を崩し年末まで休養、休養明けの65年12月に録音されたのが例の「プラクッド・ニッケル」でのハチャメチャ・ライヴ盤。で 本盤「E.S.P」から20ヶ月振りとなる66年10月スタジオ録音盤がニッコリ・にんまりの「マイルス・スマイルス」。で次が67年8月の「ソーサラー」。とまぁ、同じメンバーでの演奏ながら僅か3年でここまで変貌していくって経緯を追ってみるとやっぱ凄いというか尋常じゃないなと。実はこの後もっと尋常じゃなくなるわけですけどね。
なんてことを久し振りに聴いた本盤で今更ながら再確認した次第。
(2)...高1の時("In The Sky"の次)マイルス2枚目として購入したものの、当時は好きになれなかった憶えが。今聴くとやはり素晴らしい!特にトニーのタイコはスリリングですね。グループとしてもモダンジャズ史上最強かもねやっぱし。と私も再認識。
日比谷は恐らくPA卓落とし、ペットとテナーは良好の音質ではあるもののリズムセクションは厚生年金とは雲泥の引っ込み具合(中山さんはオフィシャル以上って書いてますが...)、京都は卓落としか放送録音で迫力の無い音質(AMラジオの音質っぽい)、Boot化されたマスターはジェネレーションが低いのかヒス・ノイズがかなり。
ということで、結論・・・発売前提の正規録音は厚年しかなかった。厚年でしか録らなかった。
と思うのですが。どんなもんでしょ。
1枚目が「In The Sky」で2枚目が「ESP」でよくマイルスにそっぽを向きませんでしたね。3枚目はPrestige盤ですよね?
私は何だろうと思いを馳せると....順番はわかりませんが、恐らくベスト3は「キリマンジャロ」(ほぼリアルタイム購入!)「ブルー・ヘイズ」「大全集(Prestige時代の2枚組ベスト)」。たぶん次がロック・ビートを取り入れたというコピーに乗せられた「In The Sky」、次が「リラクシン」かな。
キリマンとスカイはダメでしたねぇ、さすがに。「大全集」は一発で気に入りメチャメチャ聴きました。これがマイルス筆おろし。
「OM」です。凄いでしょ! ジャケに惹かれて買ったものの.....(笑) 次はノーマルに「ソウル・トレーン」。
そもそものジャズ筆おろしは順不同でシェリー・マンの「ボス・サウンド」、レッド・ガーランド「グルーヴィー」、ブレイキーの「サンジェルマンVol.2」。これでズッポシ、以下マイルスなりトレーンでした。
byrdさんは如何に?
マイルスは中学生の時CBSソニーの「モダンジャズ大全」みたいなClumbiaレーベルのお抱えアーティスト別5枚組?ベスト盤で"Milestone"から"Bitches Brew"までひととおり主だった演奏は聴いてました。その企画盤、マイルスだけさすがに2LP、他のブルーベックとかモンクとかは各1LP。
なので"In The Sky"は"stuff"目当てで全く問題なかったです。でも"EPS"はジャケ買いして当時は「失敗した」と思ってました。
3枚目、4枚目も"Kind of Blue"、"Sketch Of Spain"とCBSが続きPrestige盤はその後たぶん"Walkin'"からですね。
コルトレーンはそのマイルスのCBS大全からの影響(マイルスバンドのトレーン)で、ともかくあの"シーツ・オブ・サウンド"が聴きたくて"My Favorit Things""Giant Steps"と買い込みました。いきなり"OM"とはいきませんが、高校の時リアルタイム(といってもリリースが、という意味で)で買った"惑星空間"はめちゃハマリましたです。コルトレーンは何でもOKでしたね。とにかく高校3年間はマイルスよりコルトレーンでした。コルトレーン教の信者そのまんまでした。あぁ、追憶の日々ですね...(笑)