
1,栄光のスィング・ダブル・デラックス/テッド・ヒース・オーケストラ (London) 2LP 100円
英国のイージー・リスニング・オーケストラ、テッド・ヒース楽団による30年代~40年代にかけてのスィングの有名曲をムード・ミュージック風にアレンジした楽曲集。
某リサイクル・ショップでの衝動買い。

2,Toropicana/Hugo Blanco (Polydor) 1LP 100円
あれっ、このジャケ写の日本盤持ってたぞ! と思わず手に取ったこれ、ベネズエラのPolydor盤でした。
その持っていた日本盤は「バラのタンゴ/アルフレッド・ハウゼ楽団」

今回購入盤はこれ

3,Hold Me/Bert Kaempfert (Decca) 1LP 100円
ドイツ・イージーリスニング界の大物ベルト・ケンプフェルトの米Decca盤。ビートルズのトニー・シェリダンとのハンブルグ録音のプロデューサーがこの人でした。

4,Anatomy of Love/Vikki Carr (Liberty) 1LP 100円
ヴィッキー・カーのアルバムをここに入れるのも微妙ではあるのですが。
ポピュラーとジャズの狭間で微妙な立ち位置の人ですが、本盤は多分にポップス寄り。中々にキュートな面も。

5,Stock,Hausen & Walkman present Organ Transplants Vol.1 (Hot Air) 1LP 100円
これまた、こんなところに登場させてバカじゃねぇの! とか罵声も聞こえそうですが。サンプリング・コラージュ・ユニット、ストックハウゼン&ウォークマンの96年盤です。

6,Till/The Vogues (Reprise) 1LP 100円
レターメンとかトーケンズとかハプニングスなんかと比べるとややジャージーな面も持ったソフト・コーラス・グループの68年盤。タイトル曲はエンジェルスのカバー。

英国のイージー・リスニング・オーケストラ、テッド・ヒース楽団による30年代~40年代にかけてのスィングの有名曲をムード・ミュージック風にアレンジした楽曲集。
某リサイクル・ショップでの衝動買い。

2,Toropicana/Hugo Blanco (Polydor) 1LP 100円
あれっ、このジャケ写の日本盤持ってたぞ! と思わず手に取ったこれ、ベネズエラのPolydor盤でした。
その持っていた日本盤は「バラのタンゴ/アルフレッド・ハウゼ楽団」

今回購入盤はこれ

3,Hold Me/Bert Kaempfert (Decca) 1LP 100円
ドイツ・イージーリスニング界の大物ベルト・ケンプフェルトの米Decca盤。ビートルズのトニー・シェリダンとのハンブルグ録音のプロデューサーがこの人でした。

4,Anatomy of Love/Vikki Carr (Liberty) 1LP 100円
ヴィッキー・カーのアルバムをここに入れるのも微妙ではあるのですが。
ポピュラーとジャズの狭間で微妙な立ち位置の人ですが、本盤は多分にポップス寄り。中々にキュートな面も。

5,Stock,Hausen & Walkman present Organ Transplants Vol.1 (Hot Air) 1LP 100円
これまた、こんなところに登場させてバカじゃねぇの! とか罵声も聞こえそうですが。サンプリング・コラージュ・ユニット、ストックハウゼン&ウォークマンの96年盤です。

6,Till/The Vogues (Reprise) 1LP 100円
レターメンとかトーケンズとかハプニングスなんかと比べるとややジャージーな面も持ったソフト・コーラス・グループの68年盤。タイトル曲はエンジェルスのカバー。

テッド・ヒースは実は真面目にコレクトしている対象でありまして、リーダーは1969年に亡くなってもイージー・リスニングでもジャズ・メンによるものなので編曲とか短くともたまに聞かれる楽器のソロは傾聴に値します。今回のアルバムは日本のキング・レコードによる編集されたスィング・ジャズをテーマにしたアルバムものと思われます。テッド・ヒースも様々な素材を取上げて彼らなりに料理した作品を数多く出していますが、スィング・ジャズについては彼等のもともとの出発であるのせいか、一番自分達らしさが出ているのではないでしょうか。
テッド・ヒース楽団の対象素材としてはそれ以外にビートルズ、社交ダンス用、グレン・ミラー、ブルース、スペースもの、エリントン、ディキシー・ランド、ミュージカルなど1970年代までに流行した音楽をテーマにアレンジしたものを作っていますが、やはりロンドンのパラディアムで1950年代に毎週催していたコンサートで熱狂的な人気を集めたようです。
バンド・メンバーで一番ロック・サイドに近い人をあえて言えば、キース・ティペットの師匠にあたるピアノのスタン・トレーシーでしょうか。テッド・ヒースにいた頃から独特のフレージングのソロを提供していました。
またテッド・ヒース楽団はアメリカのスタン・ケントン楽団へのイギリスからの回答みたいな位置にもいました。
その点、ドイツのバート・ケンフェルトは完全なイージー・リスニング専門ですが、ビートルズがイージー・リスニングの巨匠であった彼の肝入りでドイツで録音した「マイ・ボニー」などは大きなオーケストラ録音用の体育館のようなスタジオだったそうです。
こうしてみるとイージー・リスニング業界のロックとの関わり合い、またより近いと思われるクラシック業界とのそれ、そしていかにイージー・リスニングがアーティスティックなジャズやロックのレコードに比べはるかに多くのものがほぼ自動的に量産されるかっていう背景などまだ明かされていない(というか自分が知らないだけ?)部分でもあり、掘り下げる価値があると思われます。乙女ジャケットのモデルとかそのコンセプトもどのように選ばれるかも興味ありますね。しかも日本独自のものを例によってよく使ったりするものだから目を離せません(笑)。和ジャズがこれだけ発掘されているので、こちらにも少しは注意が注がれてもいいのでは。
お金があってステレオを買ったものの
さほど好きな音楽がこれといってないので
ステレオの披露目用に買った人が多かった
ような気がします(笑)