Kangaloo他5組の60年代のバンドものLPを。
1,same/Kangaloo(MGM) 2,000円
そうです、あのJohn Hall, N.D.Smart, Barbara Keith, Ted Spelies のカンガルー、68年の唯一のアルバムです。
このアルバムの存在を知ったのはJohn HallのColumbiaでのソロ・アルバムがCBS Sonyから再発された80年頃だったでしょうか。以来何回か見かけたもののとても手が出る価格ではなく見送ってきたもの。やっと適価で見つけました。ほんと、やっとです。
一聴、目立つのが手数の多いベース、しっかりとしたドラムス、うるさいくらい派手なリード・ギター。この辺りがバンドの個性でしょうか。全体の音はもっとカントリーっぽいと思っていましたがそんなことは無く、ある種イースト・コーストN.Y.のロック・バンドの典型の音楽性のような気がします。バーバラ・キースがリード・シンガーかと思いきやリードは2曲のみ、大半はジョンが歌っています。バーバラが絡んだコーラスはエアプレーンを想起します。N.Dが2曲歌っていますがこれが良くてジョンの歌より余程..。リマスタリングされたいい音で聴いてみたいものです、CD化されないのが不思議ですね。
で、次はVerveとRepriseにあるバーバラ嬢のソロ・アルバムでも探しましょうか。
2,High On/Mount Rushmore(Dot) 500円
68年に出たサンフランシスコをベースにしていたブルース・ベースのバンドのファースト・アルバム。同じくDot(ここからのロック・バンドって珍しいですね、これも時代ですね)から翌年にもう一枚アルバムがあります。
むむむ...どこかで聴いた感じの音だと思ったら、ブルース・ベースの曲をはじめとして、ちょっとくぐもったボーカルがディッキー・ピーターソンを、ファズったギターはレイ・ステファンを。そう初期ブルー・チアー。といってもベースとドラムスがまるで違うので全体のサウンドは較べるべくもありませんし、ブルー・チアーの持っていた不可思議なマジックは微塵もありません。
3,same/The Collage(Smash) 800円
ジャケットは表も裏ももう時代を反映したサイケそのもの、マッシュルームまで登場してます。男女二人づつのコーラス・グループでプロデュースはスティーヴ・ダグラス、アレンジはペリー・ボトキン。制作はハリウッド。出てくる音が想像出来るような布陣ですが、その通り、いきなりゴージャスはストリングスで幕を開ける今で云うサイケ風味を加えたソフト・ロックです。
4,same/Inner Dialogue(RGF) 780円
The Free Design関連(というか同系列のサウンド)でこれまたその手のファンには有名なソフト・ロック盤。69年にLAのRanwoodなるマイナーから出たものようですが、これはそのリプロ盤。たしか、日本でCD化もされていたと思います。女性二人がメイン・ボーカル。絵に描いたようなソフト・ロック盤ですね。
5,Sandy/Ronny & The Daytonas(Mala-Sundazed) 880円
"G.T.Oでぶっとばせ"のデイトナスがこの2枚目のアルバムで大変身をしました。甘く切ない正にこのジャケット通りの音が続きます(For Lovers Onlyってか?)。これ実は3枚目の購入盤。その昔、カナダ盤を買ってその余りの変身振りについて行けず(Hot-Rodサウンドを期待したので)即処分、2年ほど前にNetで知り合った方から米Malaのオリジ盤をトレードで入手。そしてこれはSundazedのBeat Rocketから出たボーナス3曲が付いているので思わず購入。いや、素晴らしいです。60年代に作られたアルバムでこれほどまで切なくなるものってそうないでしょう。John"Buck"Wilkin,Buzz Cason、いや、才人です。
1,same/Kangaloo(MGM) 2,000円
そうです、あのJohn Hall, N.D.Smart, Barbara Keith, Ted Spelies のカンガルー、68年の唯一のアルバムです。
このアルバムの存在を知ったのはJohn HallのColumbiaでのソロ・アルバムがCBS Sonyから再発された80年頃だったでしょうか。以来何回か見かけたもののとても手が出る価格ではなく見送ってきたもの。やっと適価で見つけました。ほんと、やっとです。
一聴、目立つのが手数の多いベース、しっかりとしたドラムス、うるさいくらい派手なリード・ギター。この辺りがバンドの個性でしょうか。全体の音はもっとカントリーっぽいと思っていましたがそんなことは無く、ある種イースト・コーストN.Y.のロック・バンドの典型の音楽性のような気がします。バーバラ・キースがリード・シンガーかと思いきやリードは2曲のみ、大半はジョンが歌っています。バーバラが絡んだコーラスはエアプレーンを想起します。N.Dが2曲歌っていますがこれが良くてジョンの歌より余程..。リマスタリングされたいい音で聴いてみたいものです、CD化されないのが不思議ですね。
で、次はVerveとRepriseにあるバーバラ嬢のソロ・アルバムでも探しましょうか。
2,High On/Mount Rushmore(Dot) 500円
68年に出たサンフランシスコをベースにしていたブルース・ベースのバンドのファースト・アルバム。同じくDot(ここからのロック・バンドって珍しいですね、これも時代ですね)から翌年にもう一枚アルバムがあります。
むむむ...どこかで聴いた感じの音だと思ったら、ブルース・ベースの曲をはじめとして、ちょっとくぐもったボーカルがディッキー・ピーターソンを、ファズったギターはレイ・ステファンを。そう初期ブルー・チアー。といってもベースとドラムスがまるで違うので全体のサウンドは較べるべくもありませんし、ブルー・チアーの持っていた不可思議なマジックは微塵もありません。
3,same/The Collage(Smash) 800円
ジャケットは表も裏ももう時代を反映したサイケそのもの、マッシュルームまで登場してます。男女二人づつのコーラス・グループでプロデュースはスティーヴ・ダグラス、アレンジはペリー・ボトキン。制作はハリウッド。出てくる音が想像出来るような布陣ですが、その通り、いきなりゴージャスはストリングスで幕を開ける今で云うサイケ風味を加えたソフト・ロックです。
4,same/Inner Dialogue(RGF) 780円
The Free Design関連(というか同系列のサウンド)でこれまたその手のファンには有名なソフト・ロック盤。69年にLAのRanwoodなるマイナーから出たものようですが、これはそのリプロ盤。たしか、日本でCD化もされていたと思います。女性二人がメイン・ボーカル。絵に描いたようなソフト・ロック盤ですね。
5,Sandy/Ronny & The Daytonas(Mala-Sundazed) 880円
"G.T.Oでぶっとばせ"のデイトナスがこの2枚目のアルバムで大変身をしました。甘く切ない正にこのジャケット通りの音が続きます(For Lovers Onlyってか?)。これ実は3枚目の購入盤。その昔、カナダ盤を買ってその余りの変身振りについて行けず(Hot-Rodサウンドを期待したので)即処分、2年ほど前にNetで知り合った方から米Malaのオリジ盤をトレードで入手。そしてこれはSundazedのBeat Rocketから出たボーナス3曲が付いているので思わず購入。いや、素晴らしいです。60年代に作られたアルバムでこれほどまで切なくなるものってそうないでしょう。John"Buck"Wilkin,Buzz Cason、いや、才人です。
でも、基本的に、新譜旧譜含めて単一アルバムに
3000円以上出さない、ということにしているので、
中古屋で何度か見かけたことがありますが、
未だに、聴いたことがありません。
確かにこれ昔からそこそこの価格してましたからね。
2,000円で入手できてラッキーだったと思っております。私も苦節20数年ですから。
N.D.Smartってあらためて聴いてみると個性の程は良く判りませんが、かなりの腕前のドラマーですね。このKangalooでも明かに全体を締めています。