Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Shake on Big Red Music

2014年12月28日 | 60's,70's Rock
1,Shake!/The Siegel-Shwall Band (Vanguard) 1LP 648円
見つけるとついつい買ってしまうコーキー・シーゲルとジム・シュウォールの双頭バンド、シーゲル・シュウォール・バンド、これは1968年盤。フォーク・ブルース風なニュアンスを持ったブルース・バンドでスタートしたバンドですが、ここにきてもう完全に独自のブルース世界をつかんだかのように聴こえます。同じ白人ブルース・バンドではバター・バンドというよりキャンド・ヒートに近いような感じがします。

The Siegel-Shwall Band

The Siegel-Schwall Band "Shake For Me"










2,Big Red Music/V.A. (Columbia) 1LP 100円
1978年のColumbia Records、プロモオンリーの店頭試聴盤。「Big Red Music」の意味は計り知りませんがご丁寧にもレッドヴィニール盤です。
A-5のエディ・マネーのみ未発表曲で他はすべて既発のアルバムからのカット。ブリス・バンド、デーン・ドナヒュー、ヴァレリー・カーター等々好みの人選、AOR期に入るか入らないかという微妙な時期の面白さもあって思わず購入。いやぁ、懐かしいサウンド満載でイチイチうなづいては楽しみました。まぁ、こんな盤もあったということで。

Side A
A1.Boomtown Rats Rat Trap
A2.the Bliss Band Slipaway
A3.the Jan Park Band Runnin' After Love (Making It Easy This Time
A4.Dane Donohue Casablanca
A5.Eddie Money Rock'N'Roll The Place (Live Version)
Side B
B1.Jules And The Polar Bears You Just Don't Wanna Know
B2.Poebe Snow Every Night
B3.Flint Back In My Arms Again
B4.Valerie Carter Da Doo Rendezvous
B5.David James Holster Constant Love

red music


red music


Dane Donohue - Casablanca



Valerie Carter - Da Doo Rendezvous


Bliss Band - Slipaway



David James Holster - Constant Love










3,The Lonesome Picker Rides Again/John Stewart (WB) 1LP 100円
キングストン・トリオのメンバーだったジョン・スチュワート、72年の4枚目のアルバム。
モンキーズに提供したセルフカバー"Daydream Believer"が先ずは耳を引きます、よーく聴くとモンキーズ・ヴァージョンとは結構歌詞が違ったりしていますね。
ロンサム・ピッカーって言葉がぴったりな孤高のフォーク・アルバム、沁みます。

Side A
1,Just An Old Love Song
2,The Road Shines Bright
3,Touch Of The Sun
4,Bolinas
5,Freeway Pleasure
6,Swift Lizard
Side B
1,Wolves In The Kitchen
2,Little Road And A Stone To Roll
3,Daydream Believer
4,Crazy
5,Wild Horse Road
6,All The Brave Horses


john stewart


jyonstewart


Daydream Believer - John Stewart










4,Classic/Adrian Gurvitz (RAK) 1LP 100円
ブリティッシュ・ロックファンにはハードロックトリオの「ガン」、ジンジャー・ベイカーと組んだ「ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー」で知られるガーヴィッツ兄弟の長兄エイドリアン・ガーヴィッツの82年盤。
ってな紹介文を書く輩は本盤で聴けるような変身後は認めたくないって思いがどこかにあるのかも.....。

日本でも相当にヒットした79年のファースト・ソロ「Sweet Vendetta」以来のAOR路線、極めつけはスマッシュヒットしたタイトル曲。まぁ、これはこれで。ポール・ガーヴィッツも演奏にプロデュースにちからを貸しています。

Adrian


ADRIAN GURVITZ - CLASSIC [The Full Version]

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9 コメント

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Unknown (uni)
2014-12-28 12:53:22
"Shake For Me"ってフリートウッドマックの初期のOoh Baby に似ている気がします。
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Shake For Me (しみへん)
2014-12-28 14:31:55
ヒューバート・サムリンが好きなbluesギタリストの5本の指に入るので、やはりHowlin' Wolfかな。
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John Stewart (t-izu)
2014-12-28 15:21:27
ウーン、懐かしい!
当時彼のアルバムはCapitol,WB,RCAと一通り聴いてましたから。今ではすっかり忘れらた人ですかね。
キングストン・トリオ以来の端正な歌声とロンサム・ピッカーぶりが仰られるとおり何故か年の瀬に沁みます。
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Re: (Jahking@管理人)
2014-12-28 16:20:47
>uniさん
"Shake For Me"も"Ooh Baby"もどちらもハウリン・ウルフが歌った曲で、ウルフの十八番パターン。殆ど歌詞が違うだけって感じですね。
uniさん、マックのこの曲をコピーしていたりして......?
http://www.youtube.com/watch?v=4v_n3tivNQQ

>しみへんさん
"Shake For Me"のサムリンのギターは相変わらずの切れ込みの鋭さを聴かせてくれますね。だから余計に変に似せようとしないシーゲル=シュウォールに愛着を覚えたりしてしまいます。
http://www.youtube.com/watch?v=v1uRn7uRoXo


>t-izuさん
私も久し振りに聴くジョン・スチュワ-トでした。繰り返しますが、ぐっと心に沁みて思わず両面聴き通してしまいました。流れで今はトム・パチェコの「the Outsider」を聴いています。
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The Siegel-Shwall Band (しみへん)
2014-12-28 18:21:29
しかし、思わずネットで注文してしまいました。
ここで見てネットで思わず買ってしまうの今年で何回目か?
これが今年最後の買い物になるでしょう。
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Unknown (通りすがり)
2014-12-28 18:33:40
トム・パチェコの「the Outsider」
に反応して、
Richard & Linda Thompson の I Want To See The Bright Lights Tonight
から
Pacheco And Alexander
に切り換えました。
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Re: (Jahking@管理人)
2014-12-28 18:55:22
>しみへんさん
あらっ、散財させてしまいました(笑)
でもThe Siegel-Shwall Bandは派手さは皆無ですがジワジワきます。

>通りすがりさん
Pacheco And Alexander.........あーっ、あの空の色が眩しいジャケ、私も聴きたくなりました! でも多分今は手元に無いような気が.........(悲)
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Unknown (uni)
2014-12-28 19:23:56
こういうことですね。
黒人より白人のほうが律儀に
日本人はもっと律儀にコピーする。(笑)
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Re:Unknown (jahking)
2014-12-28 19:57:22
uniさん
賛同しまーす♪
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