ウォーカー・ブラザース、本国で1967年にリリースされた通算3枚目にあたるオリジナルアルバム。
今回入手盤は同じく1967年に日本ビクターからの日本盤です。邦題は「永遠のウォーカー・ブラザース」、このアルバムが本国で3月にリリースされた直後にウォーカーズは解散を発表します、それを受けてわが国ではこのタイトルにして装丁も大幅に変えてのリリースになったようです。本来のアルバムジャケットデザインは見開きジャケの裏面に、表面は大胆にカットアウトを入れて来日時の写真が覗いていて金張り文字を使用。見開き中面は8ページ仕様、ウォーカーズの歩みに福田一郎さんによる詳細アルバム解説、来日時の写真満載という豪華仕様。要はアルバムの中身とは関係なく、突如起こった解散宣言に対応した「さようならウォーカーズ」仕様にしてしまったという当時の絶大な人気を窺い知る盤としてしまいました、という一枚。
更にオマケとしてB面の最後には来日時に録られたメンバー3人の日本のファンに向けたメッセージが付け加えられているという徹底振りです。実はこの後、翌年には日本限定で集まって公演を行ってライヴ盤まで残すということになるのですが....。
という、豪華絢爛仕様盤、こんなのもあったということで。
更にオマケとしてB面の最後には来日時に録られたメンバー3人の日本のファンに向けたメッセージが付け加えられているという徹底振りです。実はこの後、翌年には日本限定で集まって公演を行ってライヴ盤まで残すということになるのですが....。
という、豪華絢爛仕様盤、こんなのもあったということで。
悩めるアイドル、傷ついたアイドルの繊細な心の持ち主のスコット......ミュージック・ライフ編集部の誰の好みだったのだろうといまだにわかりません。
でもアルバムは繰り返しの鑑賞に耐えれるようどれもしっかりと作られています。
シェルブールなどが入った1stか2
シックでかっこいいジャケット今でも覚えています。
この盤で福田一郎さんもウォーカーズはビートルズに次ぐ人気者と書いています(ウォーカーズを最初に電波に乗せたDJは自分だとも)。MLを中心に寄ってたかって持ち上げていたのですね。
一方でその音楽は仰る通り、アイドルらしからぬものも多くこのアルバムでもスコット作の曲を中心に実に落ちついた渋い曲が詰まっていて、「Images」という原盤タイトルがピッタリですね。
>uniさん
素晴らしい思い出ですね!
シェルブールの雨傘は今回取り上げたアルバムが初出なのでお聴きになられたのはベスト盤でしょうかね。