Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Rolling Stones with Keith Richards

2017年04月19日 | 60's,70's Rock
1,Live On Air 1963-1964 Volume One/The Rolling Stones (Reel-To-Reel) 1LP 1,580円
最近はもう何が正規で何がBootかよくわかりませんね、アーティスト側の了解をとったもののみが正規ものとすればもちろんこれなんかは非正規盤ということになりますが。

昨年からビートルズ、ストーンズ、キンクス等のBBC録音をLP/CDでバンバン出しているReel TO Reel Music Co.からの一枚。で 入手盤はストーンズのデビュー間際から翌64年録音のBBCものを15曲集めたLPもの。CDは19曲入りで出ているようですが、LPは500枚限定ナンバリング入りでクリアビニール仕様。

古くからBootに親しんでいる方には「またか」の一言ものですが、誰でも簡単に安価で買えるということではリリースの意味もあるのかな、と。
とか云いつつ、Amazonとかタワレコあたりを見るとBBCのみならずパリのライヴとかChess Studio録音を集めたものとか怪しげなのが百花繚乱、凄い時代になったもので。

Side A
A1 Come On 2:01
A2 Memphis Tennessee 2:18
A3 Roll Over Beethoven 2:15
A4 Don't Lie To Me 1:41
A5 I Wanna Be Your Man 1:48
A6 Walking The Dog 2:34
A7 Bye Bye Johnny 2:09
A8 (Get Your Kicks On) Route 66 2:29
Side B
B1 Cops And Robbers 3:45
B2 You Better Move On 2:45
B3 Mona 2:48
B4 Hi-Heel Sneakers 1:56
B5 Little By Little 2:27
B6 I Just Wanna Make Love To You 2:11
B7 I'm Moving On

Side A - Tracks 1-3: Saturday Club 26th October, 1963 (Recorded 23rd September, 1963)
Side A - Tracks 4-7: Saturday Club 8th February, 1964 (Recorded 3rd February, 1964)
Side A - Tracks 8 & Side B Tracks 1-3: Blues In Rhythm, Camden Theatre, London. 19th March 1964
Side B - Tracks 4-7: The Joe Loss Pop Show 10th April, 1964


the rolling stones - come on - great live bbc version - enhanced sound



別のセッションですが、無茶苦茶かっこいいので!
The Rolling Stones - I Wanna Be Your Man - 1964







2,Not Guilty/Keith Richard (Haro) 1LP 1,180円
で、こちらは80年代の初めの頃にリリースされたまっとうな(笑)Bootleg-LPです。
キースの様々なデモ録音を集めたもので、スライ&ロビーにブラック・ウフルーとのレゲエセッションも入っています。沁み捲るドニー・フリッツの"We Had It's All"とかこれまた大好き"Let's Go Steady"とか玉石混交ながら70年代のキースがたっぷり楽しめます。
ジャケットはよーく見ればマリファナが敷き詰められて、で タイトルがNot Guiltyですから何とも...です。

Side A
A1 Blue Moon
A2 We Had It All
A3 Let's Go Steady
A4 It Must Be Love
A5 I'll Let You Know
A6 All About You
A7 It Wont Be Long
A8 Sugar Babe
A9 Honey Don't Say No
Side B
B1 Nearest Of You
B2 Gone Again
B3 Shine Eye Gal
B4 What A Joy
B5 Beast Of Dub
B6 The Harder They Come
B7 Before They Make Me Run
B8 Anyway
B9 Tuning Up

keith


keith



以前から持っていたものがグリーン・ヴィニール、今回イエロー・ヴィニールと遭遇、また買ってしまいました。
notguilty



Keith Richards - We had It All



Keith Richards - The Nearness Of You

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9 コメント

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Unknown (uni)
2017-04-19 20:39:14
良い時代なのかな?
情報に飢えてた時代
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Unknown (しみへん)
2017-04-19 21:39:41
これは自分の問題だと思うのですが、今はかなり惰性で聴いているように思います。レア音源、発掘音源に他して感動も少なくなり、以前の様に一枚のレコードを擦る切れる程聴くこともなくなりました。BOX物でコンプリートしてしまうと、聴き込むこともなく、の次の獲物を探す。少ない小遣いの中で買ったレコードを宝物のように聴いていた頃が懐かしいです。一方、簡単に入手できるようになった分、変にレアリティに対する思い入れも少なくなり。冷静に聴けるようになり、ソウルガイドのレア盤紹介されているあたりはどーでも良くなった来ました。好みでなければ希少価値があろうとバンバン売り飛ばします。
よく分かりませんが、どっちの時代も良し!という様に考えるようにしてます。
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Re:どっちの時代? (Jahking@管理人)
2017-04-20 08:14:23
情報量の多寡と音盤に向き合う姿勢はリンクするかというと志次第かなぁとか思ったり。ただ、聴く行為と共に集めるという行為も別にあるわけで難しいところです。
良い時代かと問われれば良い時代だと思います。かつては高嶺の花だったり入手困難だったものが簡単に安価で手に入るようになっているわけですから。やっぱり振り回されない「志」ですかね。
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良い時代? (t-izu)
2017-04-20 21:34:58
と問われれば、やっぱり良い時代でしょうね。
でも、私や管理人氏をはじめ人生半ば過ぎの(ちがってたらごめんなさい)オヤジはともかく、今の若い人は大変でしょうね。
CD時代になって新譜と旧録音が全て並列化した、と看破したのは相倉久人でしたが、現在進行形の新録と20年代以降全ての音源が新譜として登場する若人にとっては、地獄でありつつ天国なのかな?
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Re:良い時代? (jahking)
2017-04-20 22:01:11
なるほどそうですね、われわれがウン10年間掛けて聴いてきた音盤がすべて新譜として等距離で置かれている、と。これはちょっと想像を絶します。これは志とかで乗り越えることはできないかもしれませんね。
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Records (Gravenites)
2017-04-21 05:04:28
まずはいまだに続く怒涛の箱モノ攻勢は1960~1970年代の限られた音源と情報で満足していた幸せを引き上げるような働きがあり、かつ、真の満足感をなかなか得られないというアンチテーゼでもあります。

旧譜、新譜の流れと、細分化の流れに呑み込まれる音楽好きな若い人たちは彼等なりの選択方法を取っているだろうし、ますます個人主義になるのではないかと思います。

自分としてはワイン・コインもの(路傍の雑草)にのめり込みながら怒涛の箱モノにも時折色目をつかうスタンスです。
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Re: Records (Jahking@管理人)
2017-04-21 08:17:25
少し前によく語られていたCDをはじめとするパッケージ商品が無くなるって話はいつの間にかのアナログ復権で何処への様相。手を変え品を変えの相変らず箱もの攻勢は衰え知らず。はてさて、ですね。

私も路傍の雑草派ですから、いろいろと移り変わる世の変遷/論評をいささか冷ややかに見ております。
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Unknown (uni)
2017-04-21 09:07:08
行政といいこの業界も箱物が好きなんですね。
箱の角が弱い!!

この間加山雄三さんの番組で鉄の棒に録音する機材で
高校生時代に録音した音源を聞きました。

エジソン、SP走っていますがコレは......
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Re:Unknown (jahking)
2017-04-21 11:49:38
加山さんは宅録のイノベイターてすね!
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