Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Johnny Rivers

2013年07月29日 | 60's,70's Rock
1,Not a Through Street/Johnny Rivers (Priority Records/CBS) 1LP 100円
トワイライトL.A.に佇むジョニー・リヴァース、絵にかいたようなAORジャケ写ですね。83年リリースだからそれもまたむべなるかな、ですか(笑)
公式ディスコグラフィーを見ると本盤がアナログ時代最後の作、次作は90年代に入ってからですからCDの時代に突入しています。
しかし、まぁこの人はいつの時代もカバー曲の選曲と料理が上手いですね、誰もが知る"A Change is Gonna Come" "Reach Out, I'll Be There" "Stand By Me"あたりまで自分の曲になっちゃてるし、マーヴィン・ゲイの"How Sweet It Is (To Be Loved By You )"やルーサー・イングラムの"Shelter In Time Of Storm"といったソウル曲も素晴らしい歌唱。全体的には確かに80年代のツクリですが、基本は人力の生音。よく安価で打ち捨てられているのを目にする盤ですが見かけたら是非救済を。こんな素晴らしい盤「Not a Through Street」はスルー出来ませんよ(笑)

Side A
1.Nowhere Else To Go
2.A Change Is Gonna Come
3.Turning Point
4.Reach Out, I'll Be There
5.Stand By Me
6.Believe In Me
Side B
1.Shelter In Time Of Storm
2.The Uncloudy Day
3.How Sweet It Is (To Be Loved By You)
4.New Meaning
5.Live It From Day To Day
6.Golden Sun, Silver Moon

Shelter in Time of Storm Johnny Rivers


Johnny Rivers How Sweet It Is (To Be Loved By You)


Johnny Rivers Stand by me


Johnny Rivers Nowhere Else To Go


An Unclouded Day







2,Meanwhile Back at the Whiskey A Go Go/Johnny Rivers (Imperial) 1LP 100円
64年のブレークナンバー"メンフィス"を含むImperiaiでのファースト・アルバム「At the Whisky à Go Go」の続編ともいうべき65年の4作目。同じくウィスキー・ア・ゴーゴーでのライヴ盤、リヴァースの歌とギター、ジョー・オズボーンのベース、ミッキー・ジョーンズのドラムスのシンプルな編成(ドラムスはエディ・ルーヴィンから変更)。Mr.Go-Goのニックネーム通りここでもロックンロールナンバーを熱唱。実は6年前にもこれ、買っていたことに今気づきました(苦笑)
Side A
1.Seventh Son
2.Greenback Dollar
3.Stop! In The Name Of Love
4.Un-Square Dance
5.Silver Threads And Golden Needles
6.Land Of 1000 Dances
Side B
1.Parchman Farm
2.I'll Cry Instead
3.Break Up
4.Work Song
5.Stagger Lee
6.Susie Q

rivers


Johnny Rivers - Seventh Son


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12 コメント

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Unknown (なる)
2013-07-29 22:35:35
この人は本当に流行りものに目がないというか、時代の節目節目に重要なレコードを出している気がします。

"Where all the flowers gone"とか"Poor side of town"とか大好きですよ。
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Rivers (Jahking@管理人)
2013-07-29 22:50:04
仰る通り時代を見る目も確かな人ですね。
R&R史上極めて重要なアーティストの一人だと思うのですが、どうも日本では残念ながら人気/評価がイマイチの感ですね。まぁ、だからこそ一層愛着が湧くというのもあるのですが。
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Unknown (バッキンガム爺さん)
2013-07-30 20:41:49
何をしても、嫌いになれないアーティストっていますね。

J・リバースは私が洋楽に夢中になった時に
”秘密諜報員””セヴンス・サン””僕等の街”と立て続けにヒットしていたので、アイドルでした。
当時は、トリニー・ロペスのライバルと思われてました。
音楽性は全然違うのですが。
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Rivers (Jahking@管理人)
2013-07-30 21:08:06
>バッキンさん
トリニ・ロペス、"天使のハンマー"ですね。ジョニー・リヴァースと同時代なのですね、ライバルというのは確かにピンときません。

”セヴンス・サン”と”僕等の街”の間が正に第一変革の時と云われていて、”僕等の街”のあまりの変化にファンは「とまどい」覚えたというような話を聞きますが、実際のところはどうだったのでしょう? 気になるところです。
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Unknown (uni)
2013-07-31 08:48:16
収録曲のスタッガーリーに反応
ロイドプライスのこの曲初めて聞いたのはあの¥1000の黄色いLPでした。
確かドクタージョン
そうして秘密はベンチャーズのほうが印象に(苦笑)郷ひろみも(笑)
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Unknown (バッキンガム爺さん)
2013-07-31 09:03:22
セブンス・サンは1965年、僕等の街は1966年でした。
1965年の日本のポップスは、まだサントラやフレンチポップス、ムード音楽が幅をきかせていたのです。
いわゆるオールデイズ・ヒットが中心でした。

ところが1966年になるとガラリと状況が変わってきました。
TOP40が、俄然強くなってきたあのです。
それは、1965年後半からのフォーク・ロックブームの影響だとおもいます。
おかげで、日本のヒット・チャートががぜん面白くなってきました。今までにないような新しい感覚のヒット曲が増えてきました。
依然、ベンチャーズはビートルズより強かったです。
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Unknown (Jahking@管理人)
2013-07-31 12:15:15
>uniさん
私がこの曲を意識したのもドクター・ジョンでした。1000円の黄色いLPというのが何を指すのか判りませんが、私は当時ワナパイが出した2枚組980円のサンプラーLP「Hot Menu 73」でした。ベンチャーズはホント洋楽曲の先生ですね。

>バッキンさん
お話から、やはり、"僕等の街"は変革の時を象徴するような1曲なのですね。そんな時代の変革を身を持って体験してしまうともう抜けられませんよね。おぼろげながらわかるような気がします。
そんな時代にあってもまだやっぱり日本ではベンチャーズだったのですね!
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スタッガーリー (しみへん)
2013-07-31 20:13:27
若輩者の私が初めて聴いたのはマッコイズのカヴァーです。
Johnny Rivers はオールタイムフェヴァレットですが、ではどの時代が、と究極の選択となると「At the Whisky A Go Go」の頃になってしまいます。マッコイズ同様メジャーなカヴァー曲ながらカヴァーセンスを感じます。

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スタッガーリー (Jahking@管理人)
2013-08-01 09:01:50
マッコイズも演っていたのですね、マッコイズ、久し振りに聴きたくなりました。関係ないですが、マッコイズと聞くと反射的にナッズを思い起こします。リックとトッドがいたからということなのでしょうが、私の中ではつながっているのです。

>究極の選択となると「At the Whisky A Go Go」の頃
そうですか、ちょっと意外です。基本的にビートの効いたR&Rお好きなのですね、きっと。私は逆でして"僕らの街"以前のみイマイチで後はすべてOKという趣向です。
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Unknown (バッキンガム爺さん)
2013-08-01 16:48:29
初期のヒット曲も、後年の”サマー・レイン” や”スウェイン・トゥ・ザ・ミュージック”も両方好きなので、 比べる事がアイ・キャノットです。
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