Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Chuck Mangione 1972

2013年07月31日 | Jazz
1,same/the Chuck Mangione Quartet (Mercury) 1LP 300円
チャック・マンジョーネ、突然湧いて出てきた長髪・ヒゲにネックレス・ジャラジャラのピース&ラヴ野郎と云うのが70年当時のこの人のイメージ(当時はマンジョーンといっていたはず)。実際には遡ること10年前からメインストリーム路線でアルバムも残していたのですが。
当時の日本のジャズファンはガチガチの硬派ばかりで日本フォノグラムがいかに力をいれて売り込もうともそんな遅れてきたピース&ラヴ野郎のライトなジャズは鼻も引っかけられなかった.....。ちょっと極端かも知れませんが、私が知る当時の日本でのイメージはそんな感じ。勿論当然、アメリカでは大人気でした。
それが、70年代も後半になるに連れてのフュージョンブームでMercuryからA&M、Columbiaと渡り歩いて日本でもあれよあれよの人気者に。

ということで、本盤はそんなピース&ラヴ野郎時代(なんじゃ、そりゃ!)の72年のスタジオ作。
チャック・マンジョーネ (flugelhorn, electric piano, percussion)
ジェリー・ニーウッド (flute, soprano sax, tuba, guiro)
ジョエル・ディ・バルトロ (bass)
ロン・デイヴィス (drums, conga, percussion)
手が空いた時にはチャックがエレピを弾く(これが結構イイ味) というシンプルなカルテット編成で一応真っ向からジャズを演ったもの。全体的にはライトな感覚ですが流麗なフリューゲルにソプラノ・サックスが絡むサウンドは結構今聴けば美味しいです。フレディ・ハバードが1966年の「Backlash」で演っていた"Little Sunflower"とお馴染みルイス・ボンファの"カーニバルの朝"が特に耳に残りました。
Side A
1.Land Of Make Believe
2.Self Portrait
Side B
1.Little Sunflower
2.Floating
3.Manha De Carnival

Chuck

Chuck Mangione Quartet ~ Little Sunflower


Chuck Mangione Qurtet ~ Manha De Carnival


Chuck Mangione Quartet ~ Land of Make Believe

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2 コメント

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Unknown (バッキンガム爺さん)
2013-08-01 16:59:54
チャックの、あのアルバムを嫁さんが持っていた位ですから、いかに日本で流行ったのかよくわかります。
嫁さんが持っていた洋盤は 他に ” リー・オスカー” でだけでした。なんとなく購入基準がわかります。
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マンジョーネ&オスカー (Jahking@管理人)
2013-08-01 20:33:41
奥様がお持ちだったのはコレが入ったアルバムでしょうね。
http://www.youtube.com/watch?v=V1A4wBgvPgI
当時はなんだかなぁ~、だったのですが、今聴くと結構良いなぁ~(笑)
リー・オスカーは資生堂のCMに使われたコレでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=CdVbQEYom5E
さすがにWAR以降はまったくフォローしていませんでした。

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