1,Holiday in Brazil/Bud Shank (World Pacific) 1LP 840円
入手盤は60年代の前半に日本ビクターから発売されたペラジャケ日本盤です。
当時の日本盤はジャケ裏が日本語ライナーとなっているのが常ですが、ビクター盤には米盤と同じ裏面となっているものも少なからずありました、本盤もそんな一枚。
ブラジル人ギタリストのローリンド・アルメイダと組んでのボサ・ノバ流行前の1958年という時点でブラジル音楽をとりあげているもの。ですから私のようなブラジル音楽門外漢にとってはブラジル風味というより「ラテンジャズ」と聴こえます。アルトサックスとフルートにバド・シャンク、ギターにローリンド・アルメイダ、ベースに若き日のゲイリー・ピーコック(!)、ドラムスにチャック・フローレスという布陣での録音、ジャケットデザインには、ルー・レヴィーのクレジットがあります。あのウエストコーストきってのドラマーですね、デザイナーでもあったとは。
シャンクのアルトにフルートがアルメイダのギターと相俟ってとっても爽やかなアルバムという印象です。タイトルを変えてCD化もされているようです。
2,Jazz meets the Bossa Nova/The Paul Winter Sextet (Columbia) 1LP 840円
1961年シカゴのノース・ウェスターン大学在学中に結成されたポール・ウィンター・セクステット、ジョン・ハモンドに認められて63年までにColumbiaに5枚のアルバムを残します。
本盤はその2作目で当時流行りをみせていたボサノバを取り入れたものでリオとN.Y.で録音されています(アメリカ国務省の音楽文化交流使節団としてブラジルを訪れそこで大きな影響を受けて本作を制作したそうな)。詳細はこちらに。
ポール・ウィンターというと60年代の後半から70年代にかけてポール・ウィンター・コンソートなる後のフュージョンの先駆けともいうべきごった煮音楽を演っていた人という印象が強い人ですが、デビュー当初からそんな兆候(指向)はあったわけですね。
聴いてみると如何にも白人らしい知的でソフトな印象を持つ音楽で同じように当時大学生にも絶大な人気があったポール・デスモンドを含むディブ・ブルーベックのカルテットをも想起しました(よりイージー・リスニング的ではありますが)。2in1でCD化もされているようです。
入手盤は60年代の前半に日本ビクターから発売されたペラジャケ日本盤です。
当時の日本盤はジャケ裏が日本語ライナーとなっているのが常ですが、ビクター盤には米盤と同じ裏面となっているものも少なからずありました、本盤もそんな一枚。
ブラジル人ギタリストのローリンド・アルメイダと組んでのボサ・ノバ流行前の1958年という時点でブラジル音楽をとりあげているもの。ですから私のようなブラジル音楽門外漢にとってはブラジル風味というより「ラテンジャズ」と聴こえます。アルトサックスとフルートにバド・シャンク、ギターにローリンド・アルメイダ、ベースに若き日のゲイリー・ピーコック(!)、ドラムスにチャック・フローレスという布陣での録音、ジャケットデザインには、ルー・レヴィーのクレジットがあります。あのウエストコーストきってのドラマーですね、デザイナーでもあったとは。
シャンクのアルトにフルートがアルメイダのギターと相俟ってとっても爽やかなアルバムという印象です。タイトルを変えてCD化もされているようです。
2,Jazz meets the Bossa Nova/The Paul Winter Sextet (Columbia) 1LP 840円
1961年シカゴのノース・ウェスターン大学在学中に結成されたポール・ウィンター・セクステット、ジョン・ハモンドに認められて63年までにColumbiaに5枚のアルバムを残します。
本盤はその2作目で当時流行りをみせていたボサノバを取り入れたものでリオとN.Y.で録音されています(アメリカ国務省の音楽文化交流使節団としてブラジルを訪れそこで大きな影響を受けて本作を制作したそうな)。詳細はこちらに。
ポール・ウィンターというと60年代の後半から70年代にかけてポール・ウィンター・コンソートなる後のフュージョンの先駆けともいうべきごった煮音楽を演っていた人という印象が強い人ですが、デビュー当初からそんな兆候(指向)はあったわけですね。
聴いてみると如何にも白人らしい知的でソフトな印象を持つ音楽で同じように当時大学生にも絶大な人気があったポール・デスモンドを含むディブ・ブルーベックのカルテットをも想起しました(よりイージー・リスニング的ではありますが)。2in1でCD化もされているようです。
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