Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Blue Fire !

2007年11月26日 | Jazz
1,Blue Fire/The Blue Train and Cecil Tayler Quintet (UA) 10inch LP 1,260円
一般的には「Coltrane Time」のタイトルで知られる、58年ジョン・コルトレーンとセシル・テイラーの共演盤。原題は「Hard Driving」でセシル名義で出ていたもの。契約の関係で初回版はコルトレーンの名前は出せず、Blue Traneって表記になっていたそう。今回入手盤はその初回版の日本ビクターから60年頃に出た10インチ盤で、邦題は「ブルー・ファイア/ジョン・コルトレーン」としっかりトレーン名で出ています。
トレーンとセシルのほかはケニー・ドーハム(Tp)、チャック・イスラエル(B)、ルイ・ヘイズ(Ds)とこれまた妙なメンツ。出てくる音も妙でそれぞれがそれぞれにでかみ合っていない印象。ドーハムはマイペース。

とまぁ、内容はともかくも(失礼!)、狙いはジャケット。60年代のレーシング・カーが昔から大好きなもので目をつけていたものなんです。マセラッティかな? よく判りませんが、嬉しいメッケものでした。

Coltrane Time



2,Motor City Scene/Thad Jones (UA) 1LP 500円
クルマ・ジャケついでにこんなのも。偶然にも上記と同時に見つけたものでこれも日本ビクターから出たペラ・ジャケ盤。
サッド・ジョーンズ(Tp)、ビリー・ミッチェル(Ts)、アル・グレイ(Tb)、トミー・フラナガン(P)、ポール・チェンバース(B)、エルヴィン・ジョーンズ(Ds)という渋いメンツ。中身もなかなか渋いです。
モーターシティ=デトロイト、よってデトロイトを根城にしたミュージシャンを集めたところからこのタイトル。プロデュースがトム・ウィルソンとあります、あのヴェルベット・アンダーグラウンドとかアニマルズとかを手掛けたロックファンにも有名なあの人なのでしょう、昔はジャズを手掛けていたんですね。

うちの猫


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« The Byrds - Don\'t make waves. | トップ | Gayle McCormick & Love Song »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Blue Fire... (byrd4026)
2007-12-02 12:07:58
「Hard Driving Jazz」ですね。10インチでこんなん出ていたこと自体が驚きです。オリジナル12インチは高値のようですが最近プラスアルファのCD出たようです。
http://catfish-records.ocnk.net/product/1926

私は「Coltrane Time」を持ってましたがすでに放出、仰るように「かみ合っていない印象」だったと記憶しています。ナイスジャケ買い!
返信する
Re:Blue Fire (Jahking@管理人)
2007-12-02 13:23:36
おっ、この新装ものもジャケがナイス!
12インチが出てたら買っちゃいそうです。
返信する

コメントを投稿