Live in Japan 1978: Dear John C / Elvin Jones Jazz Machine (Trio)
エルヴィン・ジョーンズ、自己のグループJazz Machineを率いての来日公演ライヴ盤。タイトルのDear John CのJohn Cとは勿論エルヴィンのかつてのボス、ジョン・コルトレーン、トレーンの「至上の愛」の一部のパートを取り上げているのでこのタイトルが付けられたのでしょう。
メンバーはフランク・フォスター、パット・ラバーベラの2本のテナーにギター、ドラムスというこの頃のエルヴィンお気に入りの編成。フランク・フォスターというと50年代のハードバップ期にはたおやかなテナーを聴かせてくれたものですがここではパット・ラバーベラに引けを取らないバイバリトレーンライクのモードテナーに。ここでもエルヴィンのドラムスは圧巻、このレギュラーセットのドラムスでどうやったらこんなにもダイナミックなポリリズムが叩けるものか.....一度目の前で体験したかったなぁとこの人を聴くたびに思います。
Frank Foster ,Pat LaBarbera (ts,ss), Roland Prince (g), Andy McCloud (b), Elvin Jones (ds) : Live at Yomiuri Hall, Tokyo, April 8 & 9, 1978
Elvin Jones Jazz Machine, Live In Japan - E.J. Blues
Elvin Jones Jazz Machine, Live In Japan - A Love Supreme
何も分からずとも、そのリズムの放射を浴びたかったです。
>そのリズムの放射を浴びたかったです
いや、まさに、です!
フランク・フォスターというとカウント・ベーシー・オーケストラのバンマスか何かやっていた人ですが、このようなエルビンのバンドでもやっているんですね。
今回のテナー・サックスのパット・ラバーベラはエルビンのレギュラーのメンバーでしたが、黄金期のジョン・コルトレーン・カルテット(マッコイ・タイナー:ピアノ、E.ジョーンズ:ドラムズ、リチャード・ディヴィス:ベース)のリズム・セクションのリユニオンに、コルトレーン命で頑張っていたのを1981年頃に観た頃があります。
その「Pas it On」こちらで取り上げておりました。
https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/4f2128ce5ca539fc2cadcc9c3b97bba3