Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Elvin Jones Live in Japan 1978

2023年06月16日 | Jazz

Live in Japan 1978: Dear John C / Elvin Jones Jazz Machine (Trio)

エルヴィン・ジョーンズ、自己のグループJazz Machineを率いての来日公演ライヴ盤。タイトルのDear John CのJohn Cとは勿論エルヴィンのかつてのボス、ジョン・コルトレーン、トレーンの「至上の愛」の一部のパートを取り上げているのでこのタイトルが付けられたのでしょう。

メンバーはフランク・フォスター、パット・ラバーベラの2本のテナーにギター、ドラムスというこの頃のエルヴィンお気に入りの編成。フランク・フォスターというと50年代のハードバップ期にはたおやかなテナーを聴かせてくれたものですがここではパット・ラバーベラに引けを取らないバイバリトレーンライクのモードテナーに。ここでもエルヴィンのドラムスは圧巻、このレギュラーセットのドラムスでどうやったらこんなにもダイナミックなポリリズムが叩けるものか.....一度目の前で体験したかったなぁとこの人を聴くたびに思います。

Frank Foster ,Pat LaBarbera (ts,ss), Roland Prince (g), Andy McCloud (b), Elvin Jones (ds) : Live at Yomiuri Hall, Tokyo, April 8 & 9, 1978

 




Elvin Jones Jazz Machine, Live In Japan - E.J. Blues
 
 
 
Elvin Jones Jazz Machine, Live In Japan - A Love Supreme

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4 コメント

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Elvin Jones (t-izu)
2023-06-17 10:45:12
この来日盤よりひと昔前の’66年、麻薬禍で帰国出来なかったエルヴィンの演奏を新宿ピットインで目撃した人の話ですが、猛烈なパワーで仮置きしたドラム・セットがドンドン動いてしまうのでスタッフ2~3人が演奏中ずっと抑え続けていた、という話を聞いたことがあります。
何も分からずとも、そのリズムの放射を浴びたかったです。
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Re:Elvin Jenes (Jahking@管理人)
2023-06-17 12:12:36
その66年のピットインでの逸話、何処かで.......。思い出しました、「新宿ピットインの50年」なる本にも載っていました、確か共演した渡辺文男がバスドラを押さえていたと。さもありなんというエピソードですね。
>そのリズムの放射を浴びたかったです
いや、まさに、です!
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Elvin Jones (Gravenites)
2023-06-20 17:45:49
このメンバーからベースのアンディ・マクラウドとエルビン・ジョーンズがピアノの辛島文雄のトリオとして同じトリオ・レコードが録音した作品が昨日偶然ネットのレコード屋で売りに出ていました。
フランク・フォスターというとカウント・ベーシー・オーケストラのバンマスか何かやっていた人ですが、このようなエルビンのバンドでもやっているんですね。
今回のテナー・サックスのパット・ラバーベラはエルビンのレギュラーのメンバーでしたが、黄金期のジョン・コルトレーン・カルテット(マッコイ・タイナー:ピアノ、E.ジョーンズ:ドラムズ、リチャード・ディヴィス:ベース)のリズム・セクションのリユニオンに、コルトレーン命で頑張っていたのを1981年頃に観た頃があります。
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Re:Elvin Jones (Jahking@管理人)
2023-06-21 08:30:27
パット・ラバーベラ、その昔ジャズ喫茶で何度か聴いた「Pass It On」が鮮烈でこれ一発でその名を覚えました。ネットでご覧になった辛島文雄とのライヴは85年のピットインで録られたものですね、パットとソニー・フォーチュンのフロントだったと思います、以前よく聴いたものでした。トレーン命のパット・ラバーベラ、私も一度観たかった人です。

その「Pas it On」こちらで取り上げておりました。
https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/4f2128ce5ca539fc2cadcc9c3b97bba3
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