Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Big John Hamilton

2009年03月16日 | Soul, Funk
1,How Much Can a Man Take/Big John Hamilton (Sundazed) 1CD 1,480円
70年代当時このビッグ・ジョン・ハミルトンが属していたMinaretのシングルは比較的手に入りやすかったこともあって、"The Train"とか"Big Bad John" そして必殺のサザン・バラード"How Much Can a Man Take"あたりは当時より親しんでおりました。

そして、その後1987年にP-Vineが出していた「Deep Soul Classics」のシリーズの第2集で単独曲10曲にドリス・アレンとのデュエット曲3曲が初LP化。これもむさぼるように聴いたものです。

で 本盤はそれから約20年後の2006年になってそのMinaret~SSS International録音を18曲集めて作られた初のCDフル・アルバム。

ソウル・ミュージックに当時ほどの熱意が無くなったためか今頃の購入となってしまいましたが、いざ聴けばやっぱりハマります。67年のデビュー・ヒットだというボビー・ブランド/リトル・ジョニー・テイラーを思わせるブルース"The Train"に"Lift Me Up"。マッスルショールズ録音だという究極のサザン・ソウル・バラード"How Much Can a Man Take" "I Have No One" "Before the Next Teardrop Falls" "Take This Hurt Off Me"........オーティスとかジェイムズ・カーとかスペンサー・ウィギンスとかの天地がひっくり返るようなシンガーではないのですが、このあたり曲は独特な節回しとバックの演奏で琴線にビンビン響いてきます。

本盤にはドリス・アレンとのデュエット曲は外されており、こちらは以前このブログでも登場した同じSundazedが出したMinaretを集めたコンピレーション「A Fine Time:The South Side of Soul Street-The Original Minaret Masters」に収録されています。


また、私は入手しておりませんが本Sundazed盤リリースの後、そのデュエット相手ドリス・アレンの単独アルバムをも出しているSoulscapeから更なる未発表録音をどっと詰め込んだCDも出ているようです。



1. Big Bad John
2. Pretty Girls
3. How Much Can a Man Take
4. I Have No One
5. Big Fanny
6. The Train
7. If You're Looking For a Fool
8. Before the Next Teardrop Falls
9. I Just Want to Thank You
10. Breaking Up Is Hard to Do
11. Love Comes and Goes
12. Take This Hurt Off Me
13. Lift Me Up
14. Just Seeing You Again
15. Take a Chance with Me
16. I Finally Caught Up with Jody
17. I'm Getting it from Her (Prev. unissued)
18. Go Ahead On (Prev. unissued)

Big John Hamilton

Take This Hurt Off Me - Big John Hamilton



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