Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Calvin Leavy 45's

2022年02月26日 | 45's
カルヴィン・リーヴィ、古くからブルースを聴いている人にはお馴染みのブルースマンかと思います、何たって今を時めくあのP-Vineレーベルの第1回発売アルバムがこの人の「カミンズ・プリズン・ファーム」だった訳ですから。1976年でしたか、牢屋の鉄格子をアルミカップで叩く擬音で始まリ緊張感バリバリのカルヴィンのボーカルに間奏の闇をつんざくようなリードギター、そのタイトル曲の衝撃たるや!! 当時の大方のブルースファン同様ぶっ飛びました。

ほぼ同時期だったかPalosからのシングル"Somebody Loan Me a Dime"とAlligator からの同名のアルバムが話題になったフェントン・ロビンソンが私の中では音楽性は違えどイメージがダブる存在だったのですが、そのフェントンは順調に活動を重ね録音も多かったのに比べカルヴィン・リーヴィは音沙汰が無くなって、結局P-VineからのLPに4曲を加えたCDと、2008年にこのブログでも取り上げた「The Best of Calvin Leavy」なるタイトルのP-VineのCDに未収録だった4曲が入った15曲入りのCDがリリースされただけでした。これらの音源を残した後80年代以降は録音からは遠ざかり1991年に麻薬関連の罪で服役し2010年に病死、享年70歳という生涯だったようです。

ということで、録音の少なさも相俟って思い入れも強いカルヴィン・リーヴィ、そのキャリアの大部分を残したCalvin C. Brownが持つアーカンソーのSoul Beatレーベルのシングル盤に遭遇、まとめて7枚買うことが出来ました。

1,Cummins Prison b/w Brought You To The City / Calvin Leavy (Soul Beat 100) 45's

2,Give Me A Love (That I Can Feel) b/w Born Unlucky / Calvin Leavy (Soul Beat 109) 45's

3,It Hurts Me Too b/w I've Got Troubles / Calvin Leavy (Soul Beat 110) 45's

4,Goin' To The Dogs Pt.1 b/w Goin' To The Dogs Pt.2 / Calvin Leavy (Soul Beat 111) 45's

5,Is It Worth All (That I'm Going Through) b/w Funky Jam / Calvin Leavy And His Band

6,It's Too Early In The Morning b/w You Can't Lose What You Ain't Never Had / Hosea Leavy With Calvin Leavy's Band (Soul Beat 113) 45's

7,Free From Cummins Prison Farm b/w Enjoy Being Hurt By You / Calvin Leavy (Soul Beat 118) 45's



Calvin Leavy


CUMMINS PRISON / CALVIN LEAVY [SOUL BEAT 100-A]




Calvin Leavy ~ ''Born Unlucky'' 1969




Calvin Leavy - "It Hurts Me Too" / "I've Got Troubles"




Calvin Leavy Going to the dogs.

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2 コメント

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Unknown (t-izu)
2022-02-27 12:44:36
7枚ってことは、SOUL BEAT盤全て、というよりカルヴィンが残した録音ほとんどコレクトされたとうことでしょうか?
まじ、羨ましいです(笑)。
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Re:Calvin Leavy (Jahking@管理人)
2022-02-27 21:34:42
いやいや、下記によるとカルヴィンの名義だけでも26曲ありますので、まだまだです。
https://jukegh.blogspot.com/2020/10/calvin-leavy-complete-recordings.html#comment-form

ジョー・サイモンのカバーで最高のサザンバラード"Nine Pound Steel"は欲しいものです。
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