Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

シングル盤 Part-9 (洋楽乙女歌手編)

2014年04月03日 | 45's
1,朝まで踊って b/w サンシャイン・ボーイ/ヴィッキー (Fontana) 45's
"恋はみずいろ" "待ちくたびれた日曜日"に続く68年の3枚目のシングル。両面ともに英詩でアメリカンポップスっぽい曲。



2,恋はみずいろ:ヴィッキー恋を歌う (Fontana) 7" EP
で こちらは出世作"恋はみずいろ"をフューチャーした4曲入りEP。この曲は多分日本では一般的にポール・モーリアのインスト・ヴァージョンで知られる(ロックファンにはジェフ・ベックかな)と思うのですが、最初に録音したのはこのヴィッキーだったのですね。
ウィキ曰く「はじめはヨーロッパで、ユーロビジョン・ソング・コンテスト1967においてギリシャ出身でまだ10代だったヴィッキーのフランス語歌唱で発表され4位に入賞。 翌年にはポール・モーリア編曲のインストゥルメンタルバージョンがヒットチャート5週連続1位を獲得するなど爆発的にヒット」なんだそう。いや、恥ずかしながらこれは知りませんでした。
"待ちくたびれた日曜日"は67年10月から11月にかけて来日した時に録音したもので日本語詞。"恋はみずいろ"のヒットでいきなり来日して日本語詞の曲を録音、それが第2弾シングルとは物凄い力の入れようですね。"星空のマサチューセッツ"は勿論ビージーズのカバー、何故か頭に"星空"が。マイク真木のザ・マイクスがやはりこの曲を"星空"に付けてシングルを出していましたね。
Side A
1,恋はみずいろ
2,輝く太陽
Side B
1,待ちくたびれた日曜日
2,星空のマサチューセッツ

ヴィッキー


この映像がそのお披露目となったユーロビジョン・ソング・コンテスト1967ものかな












3,いつも心に太陽を b/w レッツ・プリテンド/ルル (東芝) 45's
67年に公開された英国の同名映画のタイトル・ソング。このシングルは72年になって再発されたもの。オリジナル・シングルはかつてこちらで取り上げております、詳細はそちらをご参照。シングルが再発されたってことは72年にこの映画は再公開されたのかな?

ルル







4,リトル・バード b/w ナイスン・イージー/ナンシー・シナトラ (Reprise) 45's
昨年の12月にDLオンリーながら未発表曲を集めたしっとりとした素晴らしいニューアルバムを出していたナンシー・シナトラ。今もお元気なのかな。
で こちらはカントリー・シンガーJ.D. Loudermilkの曲、マリアンヌ・フェイスフルとかナッシュビル・ティーンズといった英国勢がヒットさせお馴染みですね。このナンシーのヴァージョンはひょっとしたら日本だけのシングルカットかもしれません。B面はお父様でお馴染みのスィング曲。

ナンシー






5,悲しき恋心:ザ・ショッキング・ブルー・ベスト6 (Polydor) 7" EP
エキゾチックなマリスカ・ヴェレスがいるので「乙女編」に入れました。
7インチのEPながら6曲も入った、71年12月発売盤。6曲中5曲がシングル・ヒット曲、これはお徳用盤ですね。ちなみに定価600円。
Side A
1,悲しき恋心
2,ショッキング・ユー
3,グッド・サリー
Side B
1,悲しき鉄道員
2,炎の中のお前
3,ヴィーナス

悲しき恋心

悲しき恋心






6,恋のフィーリング b/w 星空の天使/カプリコーン (Epic) 45's
"ハロー・リバプール"のヒットでも知られるロンドンの3人組ポップグループ。73年の世界歌謡祭に出場して見事優勝を飾った曲がこの"恋のフィーリング"。このシングル、ジャケットがもう一つあってそちらは世界歌謡祭でのステージ写真を使ったもの。グランプリを取ったことで急遽作り直したのでしょうね。

フィーリング



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4 コメント

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Unknown (uni)
2014-04-04 09:06:26
ヴィッキーさんって真理アンヌさんみたいにインド系だと
思ってました。(笑)
ルルさんのこの曲 歌いだしがゾクっときます。
SB(カレーみたいですね)6曲はお徳盤?
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Unknown (Jahking@管理人)
2014-04-04 21:03:23
>真理アンヌさん
おーっ、なんとも懐かしいお名前! スパイダースの映画に出ていましたね。

>ルルさん
さりげないですが、この人歌の上手い人ですね。シラ・ブラックとイメージが重なります、ピッタシと。

>SB(カレーみたいですね)
こんなにもヒット曲が入って600円は破格ですよね、「ゴールデン・ベスト6・シリーズ」ですって。他にも色々でていたのでしょう。
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Unknown (おやぢ)
2014-04-06 14:05:39
はじめまして。
いつも楽しく拝読させていただいております。

ショッキング・ブルーの6曲入りコンパクト盤というのは、初めて見ました。
というか、6曲入りコンパクト盤って、当時もあまり見かけた記憶がありません。
結構珍しいのでは?
カプリコーンはやっぱり「ハロー・リバプール」が好きですが、この曲も悪くないですよね。
こちらのジャケよりも、世界歌謡祭でのステージ写真ヴァージョンの方が記憶に残ってます。
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ようこそ (Jahking@管理人)
2014-04-06 18:01:51
>おやぢさん
どうも、はじめまして、いつもお寄りいただいているとのこと、ありがとうございます。

S.B.の6曲入りコンパクト、確かに珍しいですね、ただ、7インチ盤に33回転で3曲(10分前後)を詰め込むと当然音圧は低く45回転盤に比して相当に聴き辛いものになってしまいます。低価格でお買い得ではあってもこれでは商品としては無理があったのでは? そんな理由で結局は普及しなかったと勝手に邪推しております。

"恋のフィーリング"は私もステージ写真ヴァージョンが頭にあって、今回入手のものを見た時にはあれっ? と思いました。 

今後ともよろしくお願いします、どうぞ、何なりと書き込んでやってください。
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