
1,ブルース・バンドの日記/ジョン・メイオール (London) 2LP 315円
原題「The Diary of a Band」、メイオールとブルース・ブレイカーズのライヴ録音を収めたツアー日記。1969年にキングから出ていた日本盤です。
少し前にその米盤を入手した矢先に今度はこの日本盤に遭遇。勿論、ウン10年前からこの日本盤も持っているのですが、状態も良いものがこの値だったので、つい。カビが多少出ていたので安かったようですが、中性洗剤でサクっと洗ったらピカピカに。
John Mayall(g,org,harp,vo)
Mick Taylor(g)
Dick Heckstall-Smith(sax)
Chris Mercer (sax)
Paul Williams (b)
Keith Tilman(b)
Keef Hartley(ds)
1967年10月19日のニューキャッスルの「カフェ・オ・ゴーゴー」(そう、あのアニマルズがその初期に拠点としていたクラブですね)での公演から、同年12月7日のコルチェスターのエセックス大学での公演までのツアーをドキュメント形式で収めたもので、インタビューやおふざけやら英国国歌まで出てきてやや散漫ではあるものの、メンバーがブルース・ブレイカーズ史上屈指のツワモノ揃いの時期だけに演奏は聴き応え充分。
Side A
1,血塗られし夜
2,エドモントンのホテルにて
3,ベイビー! 離さないぜ
Side B
1,メドレー ~ インタビュー
2,悪いのは自分
3,イギリス国歌
Side C
1,愛しておくれ ~ トレイン
2,恥じらい泣き
Side D
1,キースの故郷
2,ヘルプ・ミー
3,Bフラットのブルース
4,ずんぐり男のソウル

John Mayalls Bluesbreakers - I can't quit you baby
John Mayall - Help Me (1967)
原題「The Diary of a Band」、メイオールとブルース・ブレイカーズのライヴ録音を収めたツアー日記。1969年にキングから出ていた日本盤です。
少し前にその米盤を入手した矢先に今度はこの日本盤に遭遇。勿論、ウン10年前からこの日本盤も持っているのですが、状態も良いものがこの値だったので、つい。カビが多少出ていたので安かったようですが、中性洗剤でサクっと洗ったらピカピカに。
John Mayall(g,org,harp,vo)
Mick Taylor(g)
Dick Heckstall-Smith(sax)
Chris Mercer (sax)
Paul Williams (b)
Keith Tilman(b)
Keef Hartley(ds)
1967年10月19日のニューキャッスルの「カフェ・オ・ゴーゴー」(そう、あのアニマルズがその初期に拠点としていたクラブですね)での公演から、同年12月7日のコルチェスターのエセックス大学での公演までのツアーをドキュメント形式で収めたもので、インタビューやおふざけやら英国国歌まで出てきてやや散漫ではあるものの、メンバーがブルース・ブレイカーズ史上屈指のツワモノ揃いの時期だけに演奏は聴き応え充分。
Side A
1,血塗られし夜
2,エドモントンのホテルにて
3,ベイビー! 離さないぜ
Side B
1,メドレー ~ インタビュー
2,悪いのは自分
3,イギリス国歌
Side C
1,愛しておくれ ~ トレイン
2,恥じらい泣き
Side D
1,キースの故郷
2,ヘルプ・ミー
3,Bフラットのブルース
4,ずんぐり男のソウル

John Mayalls Bluesbreakers - I can't quit you baby
John Mayall - Help Me (1967)
ただこのアルバム、録音は確かに良くないですが、かなりいい線を行っていますよ。これを発売したのはさすがにデッカの鑑識眼(耳)がいいことを証明しているかのようです。長ったらしいアドリブがあるに関わらずみんな必然性のある演奏に聞こえます。
観客がほとんど野郎の声であるのも面白いところ。
「血塗られた夜」という訳は英国英語のbloody~をそのまま訳したのでしょうが、bloodyは英国のスラングでfuckingよりは弱い使い方で「ひどい、かなりの」の意味をキング・レコードの担当者は知らなかったようです。喧嘩したとか撃たれて血まみれになったのではありません。
でもキング・レコードは素晴らしいサイケの日本独自のジャケット、そして二枚組みにして出したのは快挙です。イギリス盤もアメリカ盤も分かれて出ていました。しかも同じライナーノートで。
しかしそのような低価格の中古で出ている現状で今の日本でのジョン・メィオールの認識度と人気の状況がわかります。
当時のブレーカーズの日常をありのままに録ったこのアルバムの存在意義は大きいですね、今となってよりそう感じます。思えば、これを2枚組にして出したキング・レコードとしても英断でしたね。