Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Electric Frag - The Fabulous Rhinestones

2018年10月13日 | 60's,70's Rock
1,The Electric Flag: An American Music Band (Columbia) 1LP 350円
マイク・ブルームフィールドがバターフィールド・ブルース・バンドを抜けて「真のアメリカン・ミュージック・バンド~An American Music Band」を作りたくてバリー・ゴールドバーグ、バディ・マイルズ、ニック・グレヴナイツ、ハーベイ・ブルックス達と結成したバンド。

と、今更なことを書きましたが残された2枚のColumbia盤を見ると否が応でもCBSソニーが立ち上がった1970年頃を思い出します。最初に買ったのが今回取り上げている2枚目、あれっ、まるでR&Bバンドのごときサウンドの意外の渋さでがっがり、マイク・ブルームフィールドが入っていないのだもの.....、1枚目「A Long Time Comin'」をその後に聴いて、そうだ、これだよね、と。

ということで、本盤は1枚目の「The Trip」のサントラ盤からすると3枚目、1968年のアルバム、マイクは体調等の問題あって脱退、バリー・ゴールドバーグも抜けて、ジャケットにドーンと出ているバディ・マイルスとハーベイ・ブルックスが中心となって制作したもの。バディの資質がでたR&B/Soulミュージック風味が濃厚なヘヴィなホーン入りバンドという趣。

Side A
A1 Soul Searchin'
A2 Sunny
A3 With Time There Is Change
A4 Nothing To Do
A5 See To Your Neighbor
Side B
B1 Qualified
B2 Hey, Little Girl
B3 Mystery
B4 My Woman That Hangs Around The House


とまぁ色々今更なことを書きましたが、実は今回の本盤の購入動機はこれ。ピンピン盤のColumbia 2Eyeがこの安価。どーしたの下北DUさん、そんなに売れないの、これ、往年のロック小僧としては悲しい...。

Columbia


The Electric Flag - Soul Searchin'



The Electric Flag - Nothing to Do



Electric Flag - See To Your Neighbour



The Electric Flag ~ Sunny










2,same/The Fabulous Rhinestones (Just Sunshine) 1LP 550円
上掲盤でも裏番長の如き働きをしていたハーベイ・ブルックスと元イリノイ・スピード・プレスのカル・デヴィッドが1972年に結成したファビュラス・ラインストーンズのファースト・アルバム。上掲盤を買った数日後に渋谷DUでの見っけもの、これまた嬉し悲しの超安価。

ホーンにストリングス(アレンジは朋友ジョン・サイモン!)も加えてのソウルフルなファンキーロック。パーカッシヴなラテンムードからメロウなミディアムまでこの気持ちよさったら! 
少し前にフリー・ソウルだなんだで再評価されたこともありましたっけ。
1曲目からいきなり客演したポール・バターフィールドのハープが飛び出してくるのも嬉しい限り!

Side A
A1 Nothing New
A2 Easy As You Make It
A3 Just Can't Turn My Back On You
A4 Living On My Own Time
A5 Free
Side B
B1 What A Wonderful Thing We Have
B2 Live It Out To The End
B3 Harmonize
B4 Big Indian
B5 Positive Direction


Fabulous Rhinstones


Nothing New- The Fabulous Rhinestones




The Fabulous Rhinestones _ What a Wonderful Thing We Have




The Fabulous Rhinestones - Free




I Just Can't Turn My Back On You - The Fabulous Rhinestones

コメント (4)    この記事についてブログを書く
« The Chanters - Colal Doo-Wop | トップ | ベスト・オブ・ラテン・エレキ »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
The Fabulous Rhinestones (しみへん)
2018-10-13 13:27:54
3枚のアルバムとボトムラインのライヴどれも大好きです。後の洗練されたアルバムに比べると粗削りですが、だからこそ良い面が多いです。やはり1曲目です。個人的にはギターの Kal Davidがツボです。 Rhinestonesはもっと評価されてもいいのでは。
返信する
Re:The Fabulous Rhinestones (Jahking@管理人)
2018-10-13 20:58:20
以前、ほぼCDを聴いて育ったという世代の洋楽ファンと音楽話をしているときにアル・クーパーの話からハーベイ・ブルックスの話になってラインストーンズって最高ですねって流れになって驚いたのを思い出します。Just Sunshineレーベルには所謂フリーソウル系のアルバムが多くその流れで知ったって話していました。ということで、当時を知らない人からも2000年代に入ったくらいから結構それなりには再評価されているような気がします。
返信する
Electric Flag (Gravenites)
2018-10-14 11:44:34
今回のセコンド・アルバム、ブルームフィールドのいたあの「ロング・タイム・カミング」のつもりで聞くとガクッと来ますね。私もその口でした。しかしよく聞くとギターが前面に出ていないくともいい曲が揃っています。「サニー」や「近所の人に会いましょう」以外でも「ヘイ・リトル・ガール」が最高ですね。音程が多少ふらつくグラヴェナイテスでも声高らかに歌い上げています。後期フラッグのロジャー・トロイが歌ってもおかしくありません。
自分の売り込みに必死だったバディ・マイルスがジャケットなので、彼のソロアルバムかとも思ってしまいますが、そうではなくバランスの取れた作りです。エキスプレスになると粘っこいソウルになってしまいますが。
ハーベィー・ブルックスも確かに存在感があります。彼は今イスラエルに住んでいるそうです。彼のインタビューが下記にあります。(当時はアリゾナに住んでいたようです。)マイルス、ディラン、フラッグ、ドアーズ、スーパー・セッションの経験を語っており、まともな人物に思えます。
https://www.youtube.com/channel/UCXRNQYIy9k-ywICikxXTrYg
返信する
Re:Electric Flag (Jahking@管理人)
2018-10-14 19:31:59
今聴けば、フラッグのこのセカンドも充分楽しめますね、あの頃は若かった(笑)

ハーベイ・ブルックスが「Bitches Brew」に参加していたんですね、ベースはディブ・ホランドだけだと思い込んでいました。確かにエレキベースも聴こえますね。私も英語を解することが出来たら.....残念。
返信する

コメントを投稿