Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Timmy Willis - James Carr

2016年03月30日 | 45's
1,Easy as Saying 1-2-3 b/w I'm a Man/Timmy Willis (Jubilee) 45's 909円
持ってた盤がボロでいつか買い直しせねばと思っていたこのシングル、状態最高の盤が御茶ノ水DUソウル・ブルース館の30%offセールで見つかり思わず手が出ました。このA面曲についてはかつてKentからのディープ・ソウル・コンピCDを取り上げた際にゴチャゴチャと書いていますが、70年代の中頃に出会った私にとってはサザンソウルの道標となった一曲。先の記事に書いたことを繰り返せば、教会オルガンのようなイントロからコレしかないギターが入って情感を押し殺したボーカルが入ってきて、後半は悶絶の盛り上がり。素晴らしいとしか云いようがない完璧なサザンソウル。


jubiree

Timmy Willis - Easy As Saying 1-2-3


TIMMY WILLIS- I'M A MAN [Jubilee- Deep Soul]








2,The Dark End of the Street b/w Lovable Girl/James Carr (Goldwax) 45's 205円
同じく御茶ノ水DUで50%offで購入。
このA面曲(というかジェイムズ・カーのシングル)を初めて手にしたのは忘れもしない芽瑠璃堂で買ったBell傘下の再発専門廉価レーベルFlashbackから出ていた「The Dark End of the Street b/w Pouring Water On A Drowning Man」のカップリング・シングル。ジェイムズ・カーのGoldwax録音がまだVividから発売される以前、たぶん75年頃の話。いやぁ、聴き捲りました、この2曲。

"The Dark.."はダン・ペンとチップス・モーマンの名曲、アリサ等ソウル系のほかライ・クーダーやグラム・パーソンズ、リンダ・ロンシュタット、エルビス・コステロまでもがカバーしているポピュラリティを持った曲ではあるのですが、ジェイムズ・カーのディープに沈む歌声はやはり格別。"Lovable Girl"は歌声はもちろんバックのギター、ホーンの素晴らしいことといったら!


darkend


James Carr - The Dark End of the Street (Official Audio)



James Carr - Lovable Girl








3,To Love Somebody b/w These ain't Raindrops/James Carr (Goldwax) 45's 205円
これも同様50%offでの購入品。ビージーズの曲をよもやジェイムズ・カーが!? と最初に聴いたときには驚いた一曲、噛みしめるように歌うジェイムズ・カー、私は大好きなヴァージョンです。B面はこれも知られた悶絶ディープ・バラード。

to love somebody


James Carr - To Love Somebody



James Carr - These Ain't Raindrops

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5 コメント

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Timmy Willis (t-izu)
2016-03-31 17:33:28
このシンガー、管理人氏も触れておられるDave Godin氏のCDで耳にしていたのにすっかり失念していました。汗顔の至りです。
思うに若い頃は、オムニバス盤の内の一曲、シングル一枚から少ない情報を想像力で補いつつ点と点を結ぶ如く自分なりに線を繋いでいました。それがCDの時代になり初めから面展開され、ひとつひとつの曲が埋没してしまう様な気がします。
コンパイラー諸氏からすれば「おまえの聴き方が悪いんだ」と一蹴するところでしょうけど。

とは言いつつ、Dave Godin氏のコンピ盤は優れた内容ですね。さすがに第4集あたりは息切れ気味ですが3集までは甲乙つけがたい内容です。第3集でベティ・エヴェレットが「The Greatest Listener」という献辞を送っていますが、正にその通りだと思います。
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Re:Timmy Willis (Jahking@管理人)
2016-03-31 20:52:39
ですねぇ。トレイに入れてポチッとするだけで珠玉の曲が次から次へと25曲から30曲も続くのですから(まさに仰る通りの面展開)、有難味も薄れますね。確かに聴き方次第ではあるのですが、こうも美味しいものを詰め込まれるとどうしてもお腹いっぱい/気分も散漫/かつてのような素朴な感動は得にくくなった.....これはありますよね。

と、ここまで書いて垂涎曲を聴けるの越したことは無いわけで、何勝手なことを......と思うもう一方の自分が居たりするわけで、なんともです(苦笑)
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Unknown (しみへん)
2016-04-01 14:06:13
KENTのオムニバス盤はシングル収集を(カネと時間を理由に)諦めた私のような者にとってはとっては大変ありがたいのですが、普段よりライナーを読まずに聴いたり、聴き込みが足りなかったりで、(頭の中ではイメージがあるものの)所在不明の曲が多数あります。
これにgoldmineやSTAXのBOXも加わわる。、聴きたいのに誰の曲かも思い出せない、でも確かに持ってはいるんだけどなあ・・・(見つかるまで探せばいいんだけど、根気が無いので2~3枚探して見つからなかったら諦める)
DEEP SOUL vol.1~3を聴き倒していた頃が懐かしい。
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Unknown (しみへん)
2016-04-01 17:23:46
関係ないですが、やっとのことでCD化(あやしげなコレクタブルズのベストはありましたが)

http://www.amazon.co.jp/Just-As-Long-Independents/dp/B01CRHR6EQ/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1459498416&sr=1-1&keywords=independents

コンプリートといっても2枚のアルバムにDiscs Of Gold に少しで20ちょっとしか曲ないけど。not on LPあったかな?
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Re: (Jahking@管理人)
2016-04-01 20:26:00
いやーっ、ほんと、仰る通りでLPのオムニバス盤を聴いていた頃が懐かしいですね。

インディペンデンツは10年ほど前に「The First Time We Met」を買ってその素晴らしさにびっくりという程度のお付き合いなのでなんとも、です。
http://blog.goo.ne.jp/jahking/e/25d90b3653b13ae2b7cf3ca97ad2ce8e

 先日「Discs of Gold」を安価で見つけ近日取り上げようと思っていた矢先でした。
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