Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Ventures On Stage Encore/Live Again (1966-1967)

2018年06月21日 | The Ventures
1,On Stage Encore/Live Again/The Ventures (Liberty) 1LP 300円
65年8月発売の「イン・ジャパン」、66年3月発売「イン・ジャパン 第2集」に次いでリリースされた日本公演のライヴ盤が67年1月発売の「オン・ステージ・アンコール」そして68年1月発売の「ベンチャーズ・アゲイン~北国の空」で発売元は東芝音楽工業。

今回入手したのはその後者2枚を1枚に編集しキング・レコードが83年に発売したもの。

先ずは「オン・ステージ・アンコール」、ここからは12曲全曲が本盤には収録されています。66年は3月と7月に来日していて本盤は3月来日時の録音のようです、が、どう聴いてもこれはスタジオ一発録りに拍手歓声を被せた疑似ライヴ。勿論悪いわけがないのですがモノホンのライヴとは音色/音像が全然違うのでまぁ、これはこれで、というもの。

「ベンチャーズ・アゲイン~北国の空」は翌67年の夏に来日した時のモノホンライヴ。新宿厚生年金ホールとジャケットには表記があります。が、何故かこのアルバム全12曲中4曲が前記の「オン・ステージ・アンコール」からの流用なのです。演奏は65年のライヴに匹敵するくらいのグルーヴ感溢れるもの、丁度この頃から「ポップス・イン・ジャパン」の曲が増えて単なる「エレキ・インスト音楽」を超えて「ベンチャーズ音楽」になっていく初端かなとも。ということで、このアルバムからはダブリ収録の4曲と奥村チヨが入る"北国の空"を除いた7曲が収録されています。Side Bの3曲目以降に収録。

Side A
1,ラ・バンバ
2,蜜の味
3,秘密諜報員
4,夢のカリフォルニア/バットマンのテーマ
5,ナポレオン・ソロのテーマ
6,二人の銀座
7,君といつまでも
8,夜空の星
Side B
1,007-0011
2,ワイプ・アウト’66
3,ブルー・シャトー
4,ブラック・サンド・ビーチ
5,恋はちょっぴり
6,ウーリー・ブリー
7,涙のギター
8,夕陽は沈む
9,ダイヤモンド・ヘッド’67


ジャケットはシングル・ジャケットで表裏共に東芝盤をそのまま流用しています。

Ventures


Ventures


蜜の味'66 A Taste Of Honey'66 The Ventures!! 【Live】




秘密諜報員'66 Secret Agent Man'66 The Ventures!! 【Live】




ブルー・シャトー'67 Blue Chateau'67 The Ventures!! 【Live】



夕陽は沈む'67 Slow Sundown'67 The Ventures!! 【Live】



二人の銀座'66 GinzaLights'66 The Ventures!! 【Live】



ダイヤモンド・ヘッド'67 Diamond Head'67 The Ventures!! 【Live】

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7 コメント

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Unknown (しみへん)
2018-06-21 13:42:23
この夏の日本のツアーもスケジュールが合わずいけません。残念!

ところで子供の頃にラジオで聴いた「二人の銀座」をずっと探しているんですが、一般に知られたスタジオヴァージョンではなく、イントロがリバーブのかかったミューとしたギターで「タタ・タタタ。タタ・タタタ。~」と言う感じ(すいません。音程も覚えていないので)です。大元のカラッとしたようなサウンドではなく、ひずみ加減のある時代的にもっと後な感じです。
ご存知でした宜しくお願いします。
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Unknown (uni)
2018-06-21 13:51:13
いいですねリバティーレコード
だけどギターなど音圧がすごく異なっていますね。
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ventures (woopy)
2018-06-21 14:20:59
ホプキンスの次はベンチャーズですか、相変わらずレパートリーが広いですね。聴いて見ましたがすごい音が違いますね、とりあえず売れれば良いみたいな感じだったんですかね。閑話休題やはり私の場合ベンチャーズはこの四人ですかね3人の方が天国に召されてますが。この四人とB4がいなければ人生変わってたかもしれませんね、そおゆう人他にもいらっしゃると思いますが。
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Re:The Ventures (Jahking@管理人)
2018-06-21 15:33:22
>しみへんさん
今夏もベンチャーズ来日しますね、オリジナル・フォーはおろかジェリー・マッギーもいないベンチャーズってどうなの? って正直思ってしまいます。
で 「二人の銀座」ですが、考えられるのは再録スタジオものかライヴもの。ジェリー・マッギーの時代のものに有りそうですがちょっと思いつきません、youtubeもさらっと探りましたがイントロが違うヴァージョンは無かったです。お力になれずすみません。

>uniさん
元々はDolton Records所属だったのが、66年にDoltonがLibertyの傘下に入って、67年からはDoltonは消滅しLibertyになるのですが、日本では初めからLibertyレーベルで出ていました。このあたりのカラクリが今一つ分かりません。云ってみればビートルズがOdeonレーベルで出ていたのと同じかな? とか。
楽器ごとの音圧が異なるとはミックスのこと? 東芝盤Libertyは音圧が低い?すみません、ちょっと分りかねます。

>woopyさん
>この四人とB4がいなければ人生変わってた......
ある年代以上の洋楽ファンはほぼ全員そうなのではないでしょうか、そう思います。
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Re:二人の銀座 (Jahking@管理人)
2018-06-21 15:49:38
>しみへんさん
イントロがミュートということであればひょっとしてこれでは? 曲名は「Ginza Ska」です。
https://www.youtube.com/watch?v=ksrUEgcGacU

かつてこちらで取り上げたアルバム所収です。
https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/f9ecc7e84f0b9a75c58bbc619812f89b



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Unknown (しみへん)
2018-06-21 16:57:06
これです。これです。
ありがとうございます。
子供(というか学生だったな、この頃なら)の頃ラジオで一回聴いただけなので、随分記憶が違っていました。歪んでませんね。しかも、全然テクノという意識はなかったですね。ホントいいかげんな記憶です。
これではいくら探しても出てこないわけです。
すっきりしました!
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Re:Unknown (jahking)
2018-06-21 19:28:06
良かったです、見つかって‼
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