Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Eric Burdon & The Animals

2007年11月01日 | Eric Burdon (& the Animals)
1,same/Eric Burdon & The Animals (IMC) 3CD 1,449円
エリック・バードン、アニマルズ、権利関係はどうなっているのか、何故こうもと思うくらいわけのわからないコンピレーションCDが出回っています。ついつい買っちゃうのですがこのブログでもエリックのソロものを含めこちらで何枚か取り上げております。
好意的に解釈すれば、エリックもアニマルズも今でもそれなりに商売になる名前なのでしょう。この手のCDはほぼすべてそうなのですが、このCDも曲名以外何のクレジットもなし。因みに本CDはMade in Portogalのクレジットあり。

で聴いてみた本3枚組、内容は以下の通り。

Disc 1
先ずはこちらでも取り上げたし、もう何種のCDが出ているのか判らない有名音源、アニマルズが公式デビュー以前63年12月に本拠地ニューキャスルのクラブ・ア・ゴー・ゴーで録られたライブ7曲にサニー・ボーイ・ウィリアムソンとの共演から2曲(サニー・ボーイの吹き語り"Baby Don't You worry"とエリックとのデュエット"Night time is the Right time")。そしてDisc2にも入っているエリックのいないパチモン・アニマルズ1曲にエリックの恐らく80年代のソロ・ライヴから2曲("炎の恋" "I'm Crying'")。

Disc 2
前半7曲はアニマルズの曲をまんまのアレンジでエリックそっくりのボーカリストが歌うニセ・アニマルズ。後半5曲は93年にニュー・アニマルズ時代のメンバー、ダニー・マッカロッチが結成したと云われているこれまたエリックそっくりのボーカリストがいるパチモン・アニマルズ。ニセ・エリックは確かに似てはいますが深みがまるで無く一聴瞭然。

Disc 3
先ずは70年代半ばに2枚のアルバムを残したエリック・バードン・バンドのアルバムからアニマルズのカバー曲等をピックアップした6曲。そしてウォーとのアルバムから全米1位になった"Spill the Wine"ほか6曲。"Magic Mountain"は当時は未発表曲で後に出た編集盤「Love is All Around」から。


ということで、2枚目の偽物を別にすればいずれも聴き物音源ではあるのですが、こうも脈絡のない選曲だとエリック、アニマルズにそれほど馴染みの無いリスナーにとっては如何なものでしょうか。

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